4泊5日で丸4年ぶりとなる海外旅行をしてきました。久々の海外に不安もあったのですが、本当に楽しい日々で大満足!このブログでまた海外記録を残せる日が帰ってきたんだなー!と嬉しい気持ちになりつつ、前後編でまとめます。
行き先はタイのバンコク
海外渡航のハードルがだいぶ低くなってきてからも何だか海外旅行には腰の重い日々でした。パスポート期限が切れているので新規取得しなくちゃいけないのが面倒だったのと、コロナ禍を経て海外旅行の経験値がゼロに戻ったので必要以上にハードルが高く感じるようになってしまっていたのかも。私はすごく臆病な気質で、慣れてない場所に行くのが苦手なのだ。
しかし、周囲の友達ズもかなり海外旅行に行き始めた今年の春頃から、少しずつ海外旅行欲が戻ってきたのを感じてもいました。
そんな時、来年の年明けにエジプト旅行を控える母から「海外旅行のリハビリをしたいから近場のアジアに行こうよ!」とお誘いをもらい母となら気楽だし、この機会に私もリハビリをしよ!となり今回の旅行決行となった次第です。長い前置きだね。
行き先は、母のリクエストによりタイ。チェンマイにも惹かれたんですが、2人ともタイ初訪問だったので手堅くバンコクに3泊となりました。母娘旅ではいつものことながら、基本的に全ては私がセッティング担当。チケット手配からお店の予約、旅程固めまでこちらがリード。しかしその代わりホテル代や現地での食費を出していただけるのだ、感謝すぎる。
母からは「お寺を見て、美味しいものをたくさん食べたい」というふわっとしたリクエストを拝受していた為、それを受けて各種雑誌やSNSなどを見てプランニング。旅程立てるのってマジで時間泥棒で、気づいたら平気で1時間とかたっててウケました。旅って、1人で行く時、友達と行く時、母と行く時、夫と行く時と全てプランの仕方が違うのが面白いなと思う。
↑気になる所を端からピン立てし、最終的にようわからんことになったGoogleマップ
初日
出国
例年仕事がひと段落しているはずの11月後半にセットしたのに、まさかのイレギュラー続きで仕事がスーパー繁忙期となり出発までは息も絶え絶えに仕事をしまくることとなりました。最後らへんはもはや意識を朦朧とさせながら働いていた…。
久々の国際線出発ターミナルにワクワク!どこもめっちゃ混んでいたのと、そこらじゅうに大谷投手のコスデコ広告があったのが印象深い。免税で買い替え時を狙っていたクレドのレオスールデクラを買って、そのほかは特に見ずラウンジでのんびり。
↑夜の滑走路、アガるね〜
ラウンジ、22時ごろまでは混んでましたがそれ以降はかなり人も少なくなってました。
搭乗ゲート前で母とは一旦お別れ。彼女はビジネス、私は当然のエコノミーでございます。稼ぎの違いがここに出る。
バンコクへのフライトは大体7時間程。トイレに立つ以外はひたすら寝るに努める。私は機内では寝る派です。閉所が苦手なので意識をなくしておくに限る。今回は朝の機内食も事前にパス申請をしてひたすらに寝た。
入国
定刻通り、朝5時40分頃バンコクのスワンナプーム国際空港に到着しました。めちゃ広い!!イミグレがめちゃくちゃ混むと聞いていたのでビビっていたですが、早朝だったからか全然スムーズで20分もかからなかった気がします。
ターンテーブルで母と合流し、荷物をピックしてからは空港地下一階で両替した後grabでホテルへ一直線。日曜朝だったので渋滞もなく、30分ほどでホテル着でした。早朝便ってあまり使ってなかったんですが、明るいうちに着くのっていいな~と思った。知らない土地に夜着くと過剰に不安感を感じたりするけど、明るいとそれだけでなんか安心感がある。
宿泊はザ・ペニンシュラバンコク
今回のお宿はペニンシュラです。バンコクは各種ラグジュアリーホテルが軒を連ねていますが、立地と口コミ、価格のバランスが1番いいねということでこちらに。そしてそれは結果、大成功であった!!!今回の旅でペニンシュラのこと大好きになりました。(母は今後海外ではペニンシュラ系列に決めるわとも言っていた)
豪華さはもちろんのこと、接客がすごく良くて、みんな親切だし臨機応変。丁寧だけど仰々しくもない距離感で、困った時はいつでも助けてくれる心強さでした。特別リスクのあることをしなくても、なんと無く常に気を張るのが海外旅。いつでもセーフティだと安心できる拠点があるのってとてもありがたいよな〜
↑館内にいるエレファントパレードのオブジェ。ちゃんとペニンシュラの制服着てる〜!右のは目がパキっててやや怖いのもまた一興。
まさかのアップグレード
ホテルには朝7時過ぎごろに到着したんですが、予約した部屋はまだ準備中。朝食を食べつつ待ってようかと話していると、スイートならすぐにご用意できるので見ませんかとルームツアーに誘われました。
リビングからも、ベッドルームからも(そしてトイレからも)チャオプラヤー川が見渡せます。光が燦々と入って明るいよ〜
もともと予約していた部屋もリバービューでしたが、この部屋を母が気に入りまさかのスイート泊に。(もちろん追加料金ですが、通常に予約するよりかなりお得な値段だったのでヨシとのこと。あたくし棚ぼたすぎ)
この部屋、我が家の倍くらいのサイズ感だったので思わぬラグジュアリー体験にhappy&happy。ありがとうお母さま~♡
スイート泊は朝食が一回無料になるのと、ウェルカムドリンクはもちろんスイーツやフルーツも日替わりで毎日届けられるのが嬉しい。
スイーツやフルーツは夕飯食べすぎた翌日の朝ごはんなどに流用しました。助かる。
モーニングブッフェで盛り盛り果物朝ごはん
シャワーを浴びて、まずは腹ごなしにホテルのブッフェへ。写真撮り忘れてますが、川沿いで明るい気持ちのいいテラスだった。
ブッフェは種類も豊富で味も安定。今回の旅は朝ごはんがいまいち決めきれていなかったので、困ったらここにすればいいやと思えて安心したな。
この日は飲茶や中華麺をメインに食べた後、ひたすらフルーツを食べまくりました。
マンゴー、スイカ、メロンにパパイヤ。どれも完璧な熟し方をしている…美味い…。南国は果物が美味しいのが嬉しいよなぁ〜
ワット・ポーで涅槃仏を見る
お腹いっぱい食べた後は部屋で簡単に身支度を整えて、10時すぎに観光へ出発。
↑ペニンシュラボート。緑に白いラインが映えてシックで可愛い!
ペニンシュラ宿泊者用のボートでサトーン船着場まで送ってもらい、そこからは観光船で目当てのワット・ポー最寄りのRajinee駅へ。ここら辺まだすごい緊張していて街や船の写真を全然撮っていないな。
船を降りてからは徒歩10分ほどでワット・ポーへ到着。ワット・ポーはラーマ1世が建て、ラーマ3世の代に大改修が行われた王宮寺院。タイ古式マッサージの総本山(?)であり、全長46メートルの巨大な涅槃仏が有名なタイ屈指の観光名所の一つです。
どーんと横たわる仏像は各種媒体で見たことがあったので、どれどれ〜くらいの気持ちで見に行ったら
でっ
でか。
想像の倍デカくて思わず沸いちまいました。絵画などではデカい作品が好きなんですが、仏像がでかいのもいいね!!!
しかし横にデカいって新鮮だな。
デカすぎて全景を映すのは諦めました。
足の裏。仏教世界108の図が描かれています。螺鈿の細工の美しいことよ…
この旅で他にもいくつか仏閣を見ましたが、私はここが1番心に残りました。初めに行ったからもあるかもだけど、仏陀をより近しく感じられる親しみやすさみたいなのがあった気がして。
涅槃仏以外にも、三十三間堂的なたくさんの仏像が並んだエリアなどもありました。数を見ていくうちに仏像たちのこの手をこちらに向けてるポーズ(なんて言うんだ?)がだんだんハイタッチ待ちみたいに感じてきて「接触ファンサか?」みたいな気持ちになっちゃった。(もちろんお触りNGです)
ワット・プラ・ケオで豪華装飾に圧倒
ワット・ポーを見た後、徒歩で王宮へ。
徒歩15分もかからない距離なんですが、王宮周辺はとにかく人も車も多い上とんでもない暑さでとても通しでは歩けないよ~となり休憩をはさむことに。
いくつかチェックしていたカフェもあったんですが「どこでもいいから少しでも早くエアコンがある店で冷たいものを飲ませてくれ…」となり、ちょうど入れそうだったThe Gateというカフェで小休憩。
アイスコーヒーとタイティ。体に冷たさが染み渡る〜。味は普通で、値段設定はやや高めかな?って感じ。でもエアコン効いてるし綺麗なトイレもあって助かった…!
クーラーチャージで少し回復した後、10分ほど歩いて王宮へ
敷地はかなり広大で、整備されていて綺麗。入館料にクレジット使えたのここだけだった気がします。とにかく人が多い。
まずは有名なワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)へ。ラーマ一世の時代に護国寺として建てられ、国内で最も格式の高い寺院であるワット・プラ・ケオ。
豪華絢爛すぎて笑った
贅ッッッて感じがする…!どこもかしこも装飾だらけで圧倒されてしまった。
黄金×スパンコール×太陽=無限パワー
建物全体が光り輝くようでものすごいパワーを放っていました。豪華絢爛なんだけど、決して嫌らしくないというか、成金趣味ではないところがすごい。ここまで光らせると普通はもう少し嫌らしくなりそうなもんなのに不思議だ。
本殿(?)はもちろん、そこかしこの装飾を見るのも楽しい。動物モチーフはドリーミーな雰囲気の残るものが多くて見つけると嬉しくなっちゃう。
動物モチーフの他にも、供えられているお花が素敵。日本の仏花とは違う華やかさがあるなぁ〜!タイではこういう寺院はもちろんのこと、街角のどんな小さなお堂にもちゃんと綺麗な生花が供えてあって「信仰が市井に溢れた国だなぁ」と感じ入ってしまいました。
この後も王宮の外観を見たり、衛兵交代を見たりしたんですが暑すぎて写真を撮る元気はなかった。そういう日もある。
日差しもピークを迎え、体力気力ともにチャージ切れを起こした我々はサクッと王宮を離脱。grabでサイアムエリアへ移動し腹ごなし&ショッピングをすることに。
ソンブーンシーフードで蟹カレー
サイアムエリアには、サイアムセンター・スクエア・ディスカバリーと巨大ショッピングセンターが三つも隣接しており買い物に便利。grabで20分ほど走ってまずはサイアムスクエアに到着。
夕ご飯にはまだ早い時間でしたが、お腹ぺこぺこだったので早めの夜ご飯にソンブーンシーフードへ。16時になるかならないか位だったので店内ガラガラでした。
名物のプーパッポンカリー(カニと卵のカレー風味の炒め物)をオーダー。殻付きの方が映えますが、食べやすさ重視で殻なしチョイス。
プーパッポンカリー好きだけど日本ではなかなか食べるタイミングがないので嬉しい。こっくりした卵とカニのコクがたまらん。白米も別オーダーしたので米に乗せてガンガン喰らう!!かなりまろっとした味わいなので、青唐辛子ソースで味変させても良し。
他にも空芯菜炒めと鶏肉とカシューナッツ炒めをオーダー。カシューナッツ炒めが物凄いボケ味で「海外の飯だ…!」と思った。
無心で食べまくった結果、2人して満腹のサインを見逃しふとした瞬間「ゲップすることすら苦しい」状態に。カシューナッツ炒めは頼まなくてよかったな…この海外の飯の量コントロールミス、久々で嬉しみすらあった(苦しかったが)
ICON CRAFTでタイ雑貨を見繕う
満腹の腹を抱えつつ、サイアムディスカバリーに移動。タイ産の良質アイテムが揃うICON CRAFTでタイ雑貨をザッピング。タイデザイナーズブランドのアイテムが多く取り揃えられていて、見ていて楽しかったな~。刺繍のアイロンワッペンがめちゃくちゃ可愛くてグッと来たんですが、使う所ないしと理性を働かせて断念。
結局、ひとりっPがピックアップしてて気になっていたプラバッグを購入。柄やサイズも豊富で悩みまくった結果カオニャオマムアン柄をチョイス。グリーン×イエローの配色がかわいい〜!マチもあるので、ピクニック行くときとかにサブバックにしよう。
SEPHORAで海外コスメをザッピング
サイアムセンターにデカめのSEPHORAがあったので、そちらもさらっとザッピング。
今回はなんだかカラーアイテム欲が燃えず、日本未上陸で気になっていたOLAPLEXのボーディングオイルとSEPHORAオリジナルのシートマスクを何枚か確保してFin
来るまではrare beautyやFENTY beautyとか買いたいな~と思っていたんですがなんだかテンションが上がり切らず。個人的にカラーアイテムは元気がないと選べないことが多い。今回は多分眠かったんだと思います。ただ、SEPHORAのショップ店員さんの強めメイク見るのが好きなので、そこは楽しかった。みんなイケてて可愛い。
↑SEPHORA購入品。シートマスクはビタミン縛りにしてみました。使うの楽しみ~
ホテルに戻って即爆睡
18時頃には完璧にパワー切れとなったので、買い物は切り上げてホテルへ帰還。このあと少し歩いたエリアにあるイカした器屋さんなどにも行くつもりでしたが、海外旅行ではあんまり無茶したくない派なのでサクっと予定変更。疲れてると注意散漫になるのが怖いので…。
ホテルに戻ると、部屋からキラキラ輝くバンコクの夜景が見えてハッピー。この日はたくさんディナークルーズが出ていたようで、色んな色の灯をともした船が行ったり来たりしていて飽きずに眺められる楽しさでした。
ゆっくりお風呂に入って、いったん休憩~ぐらいの気持ちでベッドに横たわったが最後、気づいたら朝。気絶睡眠すぎ。思えば土曜朝から一度も横になってなかったわけなので疲れてたんだな~と実感。旅は体力。
2日目
たっぷり寝たら体力完全回復!天気も引き続き爆快晴です。
この日は前日のプーパッポンカリー爆食が後を引きあんまりお腹がすいていなかったので、昨日届けてくれていたサービスのクロワッサンやマカロンなどをつまんで腹ごなし。
例のごとくペニンシュラボートで対岸のリバーシティまで運んでもらい、今日はチャイナタウン周辺を散策です。
結構ローカルなエリアを突っ切るので、活気はありつつ平日午前ののんびりした雰囲気が情緒あって歩いていて楽しかった(相変わらずものすごく暑いが)ふとしたところにあるウォールアートを見つけるのも楽しい。
ワット・トライミットで黄金に照らされる
徒歩15分くらいでワット・トライミット(黄金仏寺院)に到着。
結構傾斜が急な階段の上に本堂があり、中には黄金の仏陀が鎮座しているとのこと。ここも有名スポットなのでスタンプラリーぐらいの気持ちで訪問したんですが、昨日と同様ここも実物はすごかった。
お、
お、
黄金だーーッ(紅だーッ)
この黄金仏は、50年代に廃寺の取り壊しの際に発見されたもので、もともとは漆喰で覆われていたそう。それが取り壊し工事の際に落下して漆喰が割れ、中からこの黄金仏が現れたという仰天エピソードがあるらしい。ドラマティックすぎる。第一発見者ビビっただろうな~~~!!
黄金仏に負けじと周囲の装飾も華やか。臙脂と金の組み合わせってロイヤルで素敵だ。キラキラだけどいやらしくないのは昨日のワット・プラ・ケオ同様。
黄金仏の前には座ってお祈りできるカーペットが引いてあり、熱心にお祈りしてる方もたくさんいました。私たちは少し離れた場所から合掌。基本はタイの皆様の祈りを聞いていただき、わたくしどもの祈りは余力があればでいいんで…
昨日のワット・ポーやワット・プラ・ケオもそうだったけど、ド観光地でありつつも、市井の人々の信仰の拠り所でもある共生感がすごく素敵だなぁと思いました。私は特定の宗教を持っていませんが、なんだか厳かな気持ちにさせてくれる力があるね。
本堂の横には金色の小さな鐘が連なっていて、手で撫でていくとリンリン音が鳴って素敵。マニ車的なものなのかな?
以前モンゴルでマニ車について「文字が読めなかったり喋らない人も真言を唱えられるようにあるんだよ」と教えてもらってから、平等だな~ってマニ車が好きなのでこれもそういう類のものだといいな~(こんなこと言っといて全然違ったらウケちゃう)
ここはかなり高い位置にあるので、風が吹くと気持ちよかった(変わらず暑いけど)。仏閣寺院が高い場所にあるの好きです、町を見守ってくれている感じがする。
爆イケカフェCitizen Tea Canteen
黄金を堪能した後は、お決まりの休憩タイム。
ワット・トライミットから徒歩10分ほどにあるタイティカフェCitizen Tea Canteenへ。
ここ是非行きたいと思っていたので嬉しい~!
すこし入り組んだところにありますが、外観からして「イケ」力が強くてすぐわかる。
ELLEか何かの記事で見て気になっていたんですが、想像にたがわぬ魅力的な店内!
↑どこ撮っても可愛い!!
オレンジと黄色を基調にした店内は、ポップだけどケバさはない洗練された空間。
しっかり空調も効いていて、テイクアウトもイートインも可能(トイレも貸してくれます。神。)平日の昼前だったからか、着いた頃はお客さんは私たちだけ。素敵な店内を堪能すべくイートインでタイティを2種オーダー。茶葉の種類も豊富で、茶葉の見本が置いてあるので香りをかぎ比べて選べました。私たちは今回No1とNo4を選択(確か)
カップかわい~~~~!お茶もかなりのハイクオリティです。
甘さはありつつもクドくないし、甘さの後に茶葉の香りがしっかり鼻に抜ける感じが嬉しい。値段は150TBなので少し高めですが、トータルの満足度を考えればアリよりのアリ!!ホテルの近所にあったらもう一度行きたかった!!茶葉も買えます。
ドリンクを運んでくるときに使われているこのお盆(?)が可愛くて…。サイズ違いもあって販売していたんですが、使いどころなさすぎる…と断念。
他にも激可愛いカゴバックもあって、これは母と私二人して「勿論それぞれ一つずつ買います(ビックスマイル)」となったものの、無念現金ONLYのため手持ちが足りず断念。ひとつ3000TBと聞いて絶対クレジットOKだ!と思っただけに悔しいよ~~~!!!日本でもなかなか見ないレベルで洒落てたんだよ~欲しかった…。私たちの少し後に入ってきたフランス人らしきレディ二人も大興奮で茶葉各種を買おうとして、クレジットが使えず断念していました。仲間。
クレジットOKにした方が絶対店の売上は伸びるのに…!と悔しい気持ちもありつつ、でもお店は手数料とかいろいろあるもんな…文句は言うまい…ッ
ウェアハウス30周辺を散策
イケカフェで元気チャージした後は、またまた徒歩でウェアハウス30を覗きに。
使われていなかった倉庫をリノベしてお洒落に生まれ変わったコミニティアートセンター。台湾にも上海にもこういう倉庫リノベイケエリアってあるよな~
アンティークショップなどをさらっと冷やかしたのち、トイレを借りて退散(そこかしこでトイレ借りすぎでは?と思うかもしれないが、暑すぎて水分をめちゃくちゃとるのでトイレが近くなるのだ。あと旅では奇麗なトイレは一期一会。行けるときに行くのが吉なのだ)
猫ちゃん寝ててきゃわでした。暑いよね~~
ポルトガル大使館の壁にあるウォールアート、イケてた。掘り出したような緩急がテクスチャになっててクールです。ポルトガル人アーティストのアレクサンドル・ファルトの作品だそう。大使館の壁にグラフィティアートがあるってなんかいいな~。
リバーシティのカフェViva Aviv The Riverでホテルの船が来るまでのんびり待機。
↑リゾート感のある店内。麦わら帽子の飾りが可愛い。
↑マンゴーのスムージーを頂きました。冷たくて甘い飲み物を無限に欲してしまう。
30分ほどたっても船が来ないので「もしや…リバーシティへは定期的に巡回してないのか!?」と気づき、すぐそばのSi Phrara Ferry Pierからローカル船で対岸まで。運賃5TBという驚異のコスト。ローカル船はイマイチルートがつかめなくてあまり活用しなかったんだけど、うまく使えばめちゃくちゃお得に移動できるだろうな~。
ICON SIAMの水上マーケット
対岸に渡ったのち、5分ほど歩いてICON SIAMへ。
ICON SIAMは2018年に開業したタイ最大規模の複合施設で、とにかくデカいしなんでもある。1階には何百もの屋台が連なる水上マーケットがあって、屋台ご飯を気楽に楽しむのに最適。冷房完備だしトイレの心配もないし、お腹弱い民の観光客には安心。
建物内なのに水路が走っているような作りになっていて、雰囲気あります。漂白された旅情って感じで苦手な人もいるかもしれないが、私は大歓迎です。
目についたお店で、パッタイと串焼きを購入。美味しかった~~!パッタイ大好き。
色々魅力的なフードがたくさんあったものの、この後18時から予約している夜ご飯がかなりしっかりしたコースなので軽く済ませます。我慢できる大人。
その後はICONSIAM内のICON CRAFTを見てお土産のあたりをつけるなどした後、翌日の朝ごはん用に菓子パンをいくつか買ってホテルへ帰還。
↑買って来たパンは元々フルーツの入っていたケースにセット。かわいい♡
タイの叡智「R-HAAN」を食う
部屋で一時間ほどのんびりしてから、本日のメインスポットの一つ、レストラン「R-HAAN」に出発。予約は18時からで普通だったら車で25分くらいの距離なんですが、ホテルのコンシェルジュさんが「渋滞がひどいので、一時間前には出た方がいいよ」とアドバイスしてくれたのもあり、かなり余裕をもって17時には部屋を出発。しかしGrabがなかなか見つからず15分くらいロス。その後もばっちり渋滞にはまって一時間以上かかりやや遅刻しての到着となった。バンコク、渋滞がヤバいと聞いてはいたけど想像以上だったな~~。(車中で「めっちゃ道混んでて遅れます。ごめん」みたいな内容のメールを送ったら即レスで「よくある☺気にせずゆっくりきて、またあとでね」みたいな優しい返事が来て好き…♡ってなりました。)
さて、今回の旅のメイン食事となる「R-HAAN」
APEC首脳会議などでもメインシェフを務めたタイの著名シェフがやっているレストランで、宮廷料理と地方料理のエッセンスを取り入れた正統派タイ料理をいただけるそう。雑誌CREAで見て母から「ここ行きたい!」とリクエストを受けていたのだ。日本からメールで予約できるので安心。(その予約メールの先方の名乗りが「私共タイの叡智、R-HAAN」なのがなんか誇り高くてウケるので私たちは道中常に「タイの叡智」と呼んでいました。)
結構前に予約していたからかわかりませんが、個室に通してもらえたのでのんびーりタイの叡智を堪能できました。日本から行きますと伝えていたので、ちゃんと日本語メニューも用意されていた。心配り〜!
タイを模したマークの上に、その地方独自の食材を使った美しい前菜が盛られたアミューズボックスから始まる全18品のシグネチャーコース。
「王様の恵みの雨」「6月の雨」「大雨」「豪雨」など、前菜の名前も詩的で素敵。どれもすごく端正で、しっかりスパイスが効いてるのにギトギトしてない上品な味付けでした。
メインは5種から3種を選び、ライスと一緒に食べるサムラブ(定食)方式。
蟹の身の甲羅揚げや南部風カレー、猪のカルダモン炒め。ご飯と一緒に食べるスタイルが気楽で楽しい。
その場でサイフォンで仕上げるパフォーマンスのあるトムヤムクンは母も私もオーダー。初めは淡白な味に感じるものの、その後ガッッとうまみと辛味が襲ってくる奥行きのある味。なにこれ美味〜と思ってガンガン食べてたらある瞬間から脳が沸騰するほど辛さに襲われてしばし機能停止してしまった。あれなんだったんだろう…怖かった…脳が辛みの処理に追いついてなかったんか…??
最後のデザートプレートまでバッチリ美味しい。各種供されるお皿も美しく、大満足のコースでした。接客も丁重で、だからと言って肩肘張る感じも無くて居心地が良かった〜!
6時半ごろに始まって、なんだかんだで店を出るのは22時前でした。のんびり食べたなぁ〜!満腹のお腹を抱えて、渋滞の解消した道をgrabでぶっ飛ばしてホテルへ帰宅しました。
この日はタイの屋台メシ〜高級コースまでタイの食のHiGH&LOWを楽しめた感じがして大満足だったな〜!
後編に続く
一日一寺&美食&買い物をテーマにしたバンコク旅も折り返し。こんなに楽しんだのに後2日もあるのか…最高〜!となりつつ就寝しました。