稼いだ金全部使うウーマン

賃金を燃やした炎で不確かな足元を照らす日々

2022年上半期行ったヌンふりかえろの巻。

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アフタヌーンティ、またの名をヌン。(またの名…?)皆様好きですか。

私はめっちゃ好きです。昔から好きではあったんですが、コロナ禍の2020年の後半あたりから利用率が加速しており、2022年上半期は計7ヶ所に行きました。月によって緩急はあるものの均せば月1回以上行っているという驚きの頻度。そりゃそんだけあのカロリー食ってりゃ瘦せんのよ(それはそう)

毎月の美味いもん消費で記録はしているんですが、せっかくだしヌンだけまとめて振り返ってみようかなと思い立った次第です。もはや記憶があいまいなものも多いですが、残しておくと後から見返すと楽しいので…。

細かい写真とかはないし、ざっくりした感想だけで構成しているのでガイド的な価値はゼロです。私の楽しかったカロリー摂取を皆様方に聞いていただくスタイル。

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1月 トランクホテル「TEA TIME at TRUNK(KITCHEN) ~WINTER GRATIFICATION~」

”概念としてのTOKYO”の具現化ことトランクホテル。1月の訪問が初でした。

ホテルヌンというよりはカフェでやってるヌン的な趣がありつつ、癖がなくきちんとお洒落感も担保するいいバランスだ~と思いました。

冬限定だと思うんですが、パイシチューがあるのがGOOD。暖かいものがあるのって結構珍しいので嬉しい。ただパイは二人で一つ提供なので、分けづらいのが玉に瑕。あとスコーンがないので、小麦成分が足りないよ!って思う人もいるかも。

ドリンクに関しては種類はそんなになかった(気がする)んですが、カップ提供なのとウェルカムドリンクでシャンパンやモクテルを頼めるのは華やかな気分になれて良きかな~。

 

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2月 ウェスティンホテル「苺とピスタチオのアフタヌーンティー

去年の秋に栗ヌンにも行っているので、半年ぶりの訪問。個人的には栗よりも苺のこの回が好きでした。ジュレとかの加工品だけではなく、果物本体を惜しげもなく使ってくれてるのが嬉しい。

ウェスティンはラウンジの雰囲気通り、ヌンもすごくクラシックでドン!としているという印象。ひとつひとつがズシっと詰まってる感じでお腹いっぱいになる。外さない安定感があると思いつつも、セイボリーの構成が通年どのテーマでもほぼ変わらないのでリピの時はやや残念感あり。あとドリンクももう少しクオリティが高いともっと嬉しいのにな~と思ったりもします。でも毎回シーズンが変わると「お!」ってチェックしちゃうので、ヌンとしての画の収まり(?)がいいんだよな~。あとスコーンがしっかりバター味がしつつクロテッドクリームやジャムも山盛使ってください!って感じの姿勢はぐっとくる。

 

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3月 パレスホテル東京 ラウンジ「春のアフタヌーンティ」

個人的に上半期ベストヌンです。

お重に入れて提供される和洋コンボのヌン。広げたこの画像で見るとちょっと地味?って感じがするかもしれませんがどれもハズレなしのスーパーハイクオリティラインナップです。何の気なしに食べたものがめちゃ美味しい~!ってなる嬉しいサプライズ。いかにもいい食材を使って腕の良いシェフが丁寧に作りました!って感じが上品でいい。写真左奥のパピスタチオのパンナコッタがめっちゃおいしかったのを今でも覚えております。あと地味に見えがちな(?)メレンゲ菓子とかも侮れないおいしさ。こういう地味なものが美味しいとグッときちゃう。

あとここの特筆すべき点はドリンクがカップ提供で、紅茶と珈琲はもちろんハーブティ・日本茶中国茶とめちゃ豊富に取り揃えられていること。そしてそのどれもが美味しい。ドリンクが紅茶だけだと終盤舌がだれてきたりするので他の選択肢が豊富にある(そして繰り返しますがカップ提供!)なのは最高~!日本茶中国茶が美味しくてそこばっか重点的に攻めてました。それでも制覇はできなかった、たくさん選択肢があるのが好きなので嬉しくなっちゃうね。

ロケーションも大きな窓から光が入って気持ちがいい。ただ1階ラウンジなのでやや賑やかではあります。値段はヌンの中でも高価格帯ですがそれも納得のクオリティでした。また行きたいな~。

 


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3月 アサコイワヤナギ「パルフェバンビ フロマージュ ユズ」

みんな大好きアサコイワヤナギ。私もだ~い好きです♡去年ごろから始まったヌンにやっと行けた3月。ヌンというよりデザートコースって感じです。何が違うのかって言われると分からないけど、やはり締めがパフェだとコース!って感じがするのかな?あとスコーンがないからかもしれない。ここら辺全て感覚で話してるので深く気にしないでください。

8種類のスイーツ、サラダとサンドウィッチ、パフェという構成で、君も今すぐアサコイワヤナギをざっと全て堪能しよう!って言われてるような満喫感。パフェは言わずもがなですが、個人的にはサンドウィッチがめちゃ美味しくて感動しました。アサコはしょっぱいのも得意なの?もお〜!みたいな、そういう惚れ直した感を楽しめます(?)もちろんスイーツ群もハズレなし、毎度のことながらアサコは行くたびに信仰を深めてしまうなぁ〜。

ドリンクはウェルカムドリンク1種、ペアリングドリンク1種、パフェ用ドリンク1種という構成。行く前にドリンク詳細を読んだ時「え〜ヌンなのにフリーフローじゃないんだ…」とちょっとガッカリしてたんですが、なんてことないペアリングドリンクはお代わり無限でした(茶葉交換はNG)俺たちのアサコがそんなケチくさいことするはずなかったんや!ドリンクも複数頼めないけどラインナップは豊富だし、出されたフードの何かとペアリング提案されたりもしてて楽しい。この思想の強さが癖になる所以です。あとこの店はトイレが笑うほど薄暗くておもろい。

 


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4月 ヒルトン東京 王朝「シノワ・ルージュ」

ヒルトンのやる食べ放題ヌン、去年は1階マーブルラウンジの苺に行ったんですが今回は中華ダイニング王朝の飲茶ヌンへ。王朝、火鍋の季節によく行ってたんですが、広いし綺麗で好きなホテル中華です。

左画像の前菜セット、右のデザートプレートの他に10種類くらい点心があってそちらは食べ放題。この日食べるのとしゃべるのに無心になりすぎていて肝心の点心写真なし、すまねぇ(ほんとそう)あとデザートの生の苺もおかわり自由です。

前菜がセットされてるこの木の棚可愛くてテンション上がりますね、味はどれも安定に美味しく、スタンダードな王道ホテル中華といった感じ。個人的に生の苺が食べ放題なのが嬉しい、生の果物って口直しに最適で無限に食べられる。ほぼ水分でカロリーなんてないようなもんでしょうし(これはフェイクニュースです)

ドリンクは別料金だったので、こちらもヌンというよりは飲茶ランチコースって感じの立ち位置かも。凄く驚きがある美味さがあるかというと正直違うんですが、綺麗な場所で広々女子と飲茶したい時は良いなーっと思います。シーズンがずれるとテーマカラーが黄色になって、そちらは生果物がライチに変わるようです。生ライチめっちゃ食べれるの魅力だな〜

 


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5月 ANAインターコンチネンタルホテル東京「ジャズ・ブースト」

ステーキハウスがやる肉メインなヌンと聞いて息急き切って参戦しました。ステーキがあるのにセイボリーも盛り盛り、さらにポテトまでという充実感。お腹いっぱいになったなーと思い出される。

しかしメインの肉は美味しいけどやや冷えでちょっと残念。ただやや冷えていてすらあれだけ柔らかかったことは評価したい(どこ目線?)ただそれ以外のポテト&セイボリーがとっても美味しくて満足度急上昇でした。特にポテト、大好きなタイプのやつだった。やはりステーキハウスの提供する芋は最高なことが多い。肉メインだと聞いていたのでほぼ添え物なのではと思っていたスイーツ群もしっかり美味しかったのも高ポイントです。

ドリンク群はそんな種類がなくてそこはやや残念。でもフレーバーティーたちの名前が「ゲット・ザ・パワー」とか「クイーン・オブ・チェリー」とかツヨツヨだったのはなんかツボで良かった。カップ提供なのも好。しかし10,000円近くすると思うとやはりちょっと高かったかな…という気がしないでもない。でもセイボリーのレベルは上半期で1番高かったと思うので痛み分け(?)

 


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5月 ANAインターコンチネンタルホテル東京 花梨「チャイニーズ・アフタヌーンティ」

ひと月に何回ANAインターコンチネンタル行っとんねんと言われそうですが、あそこはヤケクソのようにほぼ全てのレストランでヌンをやってるのでついつい訪問回数が重なりがち。去年の夏は一回のラウンジで抹茶ヌン食べたな…

チャイニーズダイニング花梨は今回初訪問。でっかい蒸籠に見るも鮮やかな飲茶が鎮座していてサーブされた時「わぁ〜!」ってなりました。画が強い。

ひとつひとつも癖のない上等なホテル中華で、それぞれがちょっとずつひよこなり柿なりを象っていて心憎い演出です。食べるの勿体無いですね〜っ言いながら食べ尽くしました(サイコパスか?)

ドリンクは冷たいウェルカムドリンクが1杯とホットの中国茶5種。茶葉が既に席にセットされていて好きなタイミングで好きなものを各自入れていくスタイル。はじめ毎度持ってきてくれよ〜と思ったんですが待つ時間なしで飲めるのと好みの濃さで作れるところはGOODでした。ただ茶葉がスタンダードなものばかりだったのでちょっと変わり種も欲しかった気もする。結局スタンダードを頼むとしてもメニューに珍しい茶葉があると嬉しいので…。

こんな感じでした!改めて振り返るとめっちゃ食ってるしめっちゃ好き勝手言ってますね。解釈違いの方がいたらすまんです、全ては個人の感想なんでご容赦ください。

そして自分が思いの外ドリンクに重きを置いていることに今回気づきました。フードが良くても茶葉が弱いとやや点数辛くなりがち。その点やはりパレスとアサコの頼り甲斐はすごかった。

あーだこーだいってますが、基本的に私は「アフタヌーンティ」という文化(?)が大好き。綺麗で満ち足りた空間で、色んな味の美味しいものをちょこちょこ沢山並べられて、それを美味しいお茶を無限に飲みつつ頂きつつ好きな子とお喋りしながらのんびりする。そしてお腹いっぱいだなーとか思う、これだよこれ、私の好きなもん全部詰めなのよって行くたびに思います。天国があったらヌン文化根付いてたらいいなって思うもん(天国に行く気満々で恐縮です)

現世(?)はすっかりヌン文化は根付いてると思うので今後もちょこちょこ気になるところに出かけていきたいなって熱意を燃やしています。そして我が最強の都内近郊ヌンロードマップを作るんだい!!

今後もちょこちょこ書き記すと思うのでその際はお付き合いください。

完!