稼いだ金全部使うウーマン

賃金を燃やした炎で不確かな足元を照らす日々

寺とアートと微笑みの国 タイバンコク旅記録(後編)

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バンコク旅行記後編です。

▽前半はこちら

aso414.hatenablog.com

3日目

本日も爆快晴です、助かる。

昨日買い込んだ菓子パンや補充された部屋スイーツなどをつまみつつ準備して、渋滞が解消した9時前にGrabで出発。この旅Grabと船しか使っていない。


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ワット・アルン(暁の寺)

今回の旅のテーマ(?)「一日一寺」、本日はワット・アルンです。ヒンズー教の神アルナが名前の由来で、その名から夜明けの象徴とされているらしい。”夜明けの象徴”ってなんかイカすな。ここら辺周辺も王宮エリアばりに混んでいました。

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高さ!!!!!

青空を背景にぐわっと迫ってくるような塔の高さがカッケ~!!思った以上に傾斜が高くどーんっとそびえたっている。メインカラー(?)が金じゃないからか、ちょっとストイックな雰囲気もあります。仏塔は全部で5基あり、メインの1基を囲うように残りの4基が配置されているので、グループのキメ写的な統制の取れた美しさがある。


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前日までに回ったワット・ポーともワット・プラ・ケオと似ているようでちょっと違う装飾も面白いです。クメール様式だからか、カンボジアで見たアンコールワットと似ている気がする。地理的にも近いし、似ていて当然なんだけどこういう類似性を見ると「世界繋がってる(そして宗教はその繋がりを構成する太い幹だな)~」とつくづく感じられて面白い。アンコールワットも母と一緒に見に行ったので、ワット・アルンも一緒に見れて嬉しかったな。


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どこもかしこも装飾たっぷり。白いベースに色とりどりのタイルが映えてちょっとガーリーさすら感じちゃう。ちょっとポルトガルタイルっぽさもない?(これ全く母に同意を得られなかった)

仏塔には登れるんですが、かなり急な傾斜の階段なので要注意だった。周囲の装飾が凄まじい為、ついつい目がいっちゃったりするので…。

ここで民族衣装を着て写真を撮るのが流行っているのか、たくさんの人たちが衣装を着て思い思いに写真を撮っていて可愛かったです。暑そうだったが…


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仏塔とは別に本堂(?)もあり。ここ、白×赤でちょっと苺感あってキュートでした。やっぱりなんとなくガーリーを感じちゃう。なぜか。

しかしこの日も暑すぎて「死んじゃうよ~~」となり、この本堂に設置された巨大扇風機の前から動けなくなったのち、離脱。もう少し日差しがなければあと30分くらい装飾を楽しめた気がするので、船で早朝に来るべきだったな~~と反省。

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↑入館の印のスタンプが可愛い。チケット買うと350mLくらいの水もくれます。

バンコク現代美術館(MOCA)で特濃アートをくらう

うだるような暑さの中Grabを呼んで、バンコク中心部から離れてドンムアン空港方面へ。途中ものすごいデカくて綺麗な駅があったんだけどなんて駅だったんだろう…

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↑入口に輝く鳥人の像。すでに濃さを感じさせる

お目当てはバンコク現代美術館(MOCA)です。

タイの携帯キャリアdtac創業者であるBoonchai Bencharongkul氏の個人コレクションを展示するコンテンポラリーアート中心の美術館で、今回バンコクへの旅行が決まって真っ先にチェックした場所の一つ。海外で美術館行くの好きなんだよな~。同じ展示でも、博物館は言語が読めないと理解が難しかったりするけど、美術館はキャプションがなくても雰囲気が分かるのでハードルが低くていいなと思う。知らなかった現地の作家を知れたりするのもいい。

まずは入ってすぐのカフェで小腹を満たすべく、ピザトーストとレモンパイをオーダー。口コミで「美術館はいいけどカフェはダメ」と辛らつに書かれていたので期待してなかったけど、普通に美味しくって肩透かし&嬉しい。館内がかなり冷えていたので、テラスで食べたのも気持ちがよかったな。


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↑カロリー!!って感じの2皿。コーヒーの紙カップのロゴも洒落てます。

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↑入り口にある蓮?アーチチョーク?のアートを眺めながら食う。ダメな人はダメそうなフォルムだな。

腹ごなしもして、気合を入れて鑑賞開始。五階建てなのでエスカレーターでぐるぐる上に上がっていく方式です。

しかしこの美術館、建物自体が美しくてうっとり。

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光の差し込み方が考え抜かれている感じで、ハッとするくらい綺麗だな…と立ち止まってしまう瞬間多々でした。これは晴れの日に来れて良かったと思わずにいられない。お金かけて作った建築って綺麗だよなぁ〜

私は基本箱物より中身に興味がある派ですが、美術館ってほんと綺麗だなーって思える建物が多くてそこも巡ってて好きなところのひとつです。

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そして一階にまとまって展示されていたKhien Yimsiriの作品がとても美しくて素敵だった。


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柔らかな曲線と、とろっとしたブロンズの色がマッチしててみていて気持ちがいい。シャープに洗練されてる感じもするし、見ていてほっとするような牧歌的な雰囲気もあるし、魅力的だなぁと見飽きず眺めました。母は過去福岡で作品を見て「好き!!」と思っていたらしく、思わぬところで再会できてとても嬉しそうでした。過去見て好きだった作品に再会するのって嬉しいよね〜わかる〜とキャッキャしてしまった。

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一階の同じブースに展示されていたChalood Nimsamerの作品群もとても素敵だった。伏せ目のおかっぱ女性が踊ったり祈ったり佇んだりしている。幸せそうだけどちょっと寂寥感もあって、南圭子的なバイブスを感じる。タイではかなり有名な作家のようなので、知れて良かったなぁと思いました。外国で知らなかったその国の作家を好きになるのってその国をより好きになれる気がして好き(何回好きっていうんや)

他にも、モダンな写真作品たちや


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ダリ(だよね?)モチーフの精巧な立体作品なども好きでした。


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↑前の椅子に座ることも可能。すげーってまじまじ見てたら何処からともなく警備員のおじさんがやってきてダリと一緒の写真をたくさん撮ってくれて、それらの写真の画角が完璧なのがなんかオモロかった。ディズニーキャストさんに通ずる熟練の画角。

…が!この他はかなりエグめの現代仏教絵画作品が連発するゾーンや、乳首が過剰にピンクなグラビア的美人画に満ち満ちた部屋など(勿論それぞれの作品に素晴らしい価値があるのだろうことは前提にして)周波の合わない作品のエネルギーをくらいまくり、息も絶え絶えとなり、最終的に「Boonchai Bencharongkulと全く趣味が合わねーーー!!」感がいっそ面白いんだが!?状態に。驚くわ あんたと全然 気が合わん。(あそ怒りの一句、字余り)

しかしこの美しい箱を作ったこと、さらにそこに納める作品群は個人所蔵品だけで構成され、常設展示だけで800作品という大ボリューム。敵(?)ながら天晴れ。富裕層はアートの庇護者であるべきと思うので、これからもたくさん買ってネという思いと、めちゃくちゃヘビーなステーキを食べた後の様な疲労感を感じつつ美術館を後にしたのであった。この勝負、あたしの負けよッ!!

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↑ショップに展示と関係ない可愛いステッカーがあったのでゲット。

 

YARNNAKARNで美しいセラミックアートを堪能

美術館から30分ほど車を走らせ、バンコク中心部へ戻るついでに次の目的地はタイのセラミックブランドYARNNAKARN。

タイ人のアーティストKarin Phisolyabutのブランドで、タイの様々な土地から集められた天然の粘土を使いバンコクのアトリエで作られているそう。長年追いかけているブロガーさんが旅行記事で言及されていて、そこで紹介されたプロダクトの素敵さに、バンコクに行ったらぜひ行きたい!と思っていた場所の一つでした。

素敵なものがあったら買いたいな☺️とか呑気にインスタを眺める日々だったんですが、なんとこの10月に年内でのブランド終了&ショップクローズが発表!元々韓国でバズって人気急上昇だったというのと、今回のクローズ発表での駆け込みで店は連日大混雑。オープン前に並ぶ必要があるとかの投稿も見たりしていたので、行っても入れないかも…と怯えつつも、斜光が最高潮を迎える2時過ぎに訪問。

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緑あふれるサンルームの様な外観が素敵。期待膨らむよ〜!

人が多いからか、正面入り口はクローズしていて、裏口から声をかけて整理券を受け取り、2階のアトリエで呼ばれるまで待つ方式。ショップに入るまでは20分くらい待ったかな?ただ2階アトリエは冷房が効いている&椅子もあって座って待てるので特にストレスはなし。

一階のショップは想像以上のドリーミー空間。

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蝶の取手。ロマンチック〜

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動物と植物と昆虫が美しく共生していて素敵な空間。売り物と非売品が混在しているし、商品も整然と置いてあるわけではないので目が慣れるまでちょっとかかるけど、宝探しみたいでワクワクもする。

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ブランドのアイコニックなモチーフの手や、様々な形のフラワーベースも素敵。

見てると端から欲しくなるものの、輸送のリスクなども考えてあまり大物はやめなきゃ…でもどうせならブランドらしさのあるものが欲しい…とか店内をぐるぐる回遊しながら悩みに悩んで、このふたつを購入。

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釉薬のニュアンスが綺麗な小皿と、ロマンティックな雰囲気のある落ち葉のモニュメント。なんて可愛いんだ…!!悩んだ甲斐あってかなり満足度の高い買い物でした。

小皿はアクセサリー置きにしようと思っていたけど、家帰って改めて見るとあまりにも佇まいが素敵なので、可愛くて素敵なお菓子だけを載せる特別なお皿にしよう…と考えてます。まだ未使用。


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お店でかなり厳重に梱包してくれたおかげで無傷で帰国させられました。fragileのタグすら可愛い。

 

またまたICON SIAMで腹ごなし&お土産購入

その後、アフタヌーンティーの予約は取れなかったがお茶だけならワンチャン行けるんじゃね?とマンダリンオリエンタルのラウンジに突撃してみるものの普通にダメだったので(ラウンジ素敵でした)、大人しくICONSIAMへ移動。

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サトーン船着場から出ている小型船(?)に乗ったら、車体が低い&爆走させるのでバウンバウン船体が揺れてスリル感があった。そういうアトラクションだったのか??

お腹が空いたのでお馴染みとなりつつある水上マーケットで屋台飯。今回は焼きそば的なやつ。上に載せてくれる卵焼きを作るのに想像の倍の油を使っていて「!!」となる。こりゃ美味いはずです。

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↑飢えきった母が写真を撮るのを待たず箸を差し込んでいてウケる。

ICONCRAFTで自分&仲良しズへのお土産などを購入したのち、ホテルの送迎ボートに乗って帰宅後。

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↑ICONSIAMのHERMESの外観が素敵。ガラスの殻に包まれてるみたい。

チャオプラヤーディナークルーズ

宿に戻ってちょっとのんびりした後、本日のメインイベントチャオプラヤーディナークルーズへ出発。

ホテルのボートで乗船地のリバーシティへ移動。リバーシティの船着場には計3台のクルーズ船が到着して乗船前はかなりの大賑わいだった。

チャオプラヤー川のクルーズは各社いろんな船が出ていて、コース料理がウリなところとか、ショーに力を入れているところとか特徴は様々。そんな中で今回選んだのはグランドパール号でのクルーズ。出来るだけのんびり夜景が楽しめるものが良かったので、レクが生演奏コンサートのみというおとなしめなところに惹かれて。

そしてこれが大正解だった!参加者は欧米の比較的年配層が多くてにぎやかだけどどこかおっとりした雰囲気があってすごくリラックスした楽しい時間になりました。生演奏ライブの選曲もオールディーズ神曲メドレーって感じでよかった。船によっては爆音EDMで踊りあかそ~っ↑↑みたいなやつもあるので、自分のテンションにあった船を選ぶのは大事。

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運良くデッキ席が用意されていて、特等席で夜景を楽しめる!とテンション上がりまくり。日が落ちた19時半に船は出航。船が大きいし、そもそも川なので揺れはほぼ感じないので、よっぽど船が苦手な人じゃなければ楽しめると思う。


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食事はブッフェ方式。期待してなかったけど意外に美味しかった…!スーパーで売ってるようなやけにシャリのでかい寿司がなんか後を引いてめちゃくちゃ食べてしまいました。サーモン尽くし。このほかにも白身魚のフライにスイートチリソースかけたやつもジャンクで美味かった。

そして次々と現れるライトアップされたタイのランドマークたち

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”美”じゃん!!

今朝見たワット・アルンが、ライトアップされるとまた違った魅力があって素敵。朝はデカすぎて全景を確認できなかった5基の整列図が見れるのも嬉しい。夜見てもどこかストイックで端正なお寺だな〜

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ラーマ8世橋。この橋本当にきれい!!昼通った時は「立派な橋だね~」としか思わなかったけど、ライトアップされると、張り巡らされたケーブルが左右非対称の斜張デザインをより鮮やかに浮かび上がらせていて神々しさすら感じる。ケーブルが光輪っぽくかんじるのかな~。きれいな建築のある国って国力を感じる。なぜかは不明。船はラーマ8世橋を超えたあたりで折り返すので、左右それぞれの角度から満喫できるのも嬉しい。

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少し遠いけど、王宮も見えます。暑かったな~~あの時…

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アジアティーク・ザ・リバーフロントの大観覧車も見えます。

このあたり、私の前に身を乗り出すようにして写真を撮りまくるオジがおり、めっちゃ写真撮るのに邪魔だったんですが、オジの写真へのあまりの情熱に「あんたにゃ負けたよ、好きなだけ撮りなっ」と思わず引き下がってしまった。むしろオジがいなくなった後「この写景、もう価値が無いってコト!?」と悲しくなる始末。


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ギラギラのICONSIAMを横目に、出発地のリバーシティーに帰還。計2時間ちょいの船旅でした。とっても楽しかった~~~!!

旅行中に見た観光地をハイライトしていくみたいなコースで走ってくれるので「あそこ行ったね~」とか話しながら夜景を楽しめるのがすごくよかった。バンコク、日中はかなり暑いですが陽が落ちるととたんの過ごしやすくなるので、デッキで風に吹かれながら飲んだり食べたりするのがすごく気持ちがいいので本当におすすめです。

最終日

あっという間に最終日!

朝一でワット・パークナムの天井画を見に行くつもりだったんですが、昨晩母から「もうお寺は満足したかも☺」というまさかの宣言。昨日のリバークルーズでグランドフィナーレだったのは私も同感だったので、最終日はホテル満喫DAYにするか!となりました。


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↑最終日お菓子たち。毎日楽しみだった〜

朝から宿でのんびり

前日にレイトチェックアウトの交渉をしたところOKだったので、心行くまでのんびり。知らなかったんですが、公式から予約した人は事前申告すると到着日の朝6時から出発日の22時まで滞在を確約してくれるらしい。(今回事前申告してなかったので、たまたま部屋が空いててラッキーでした)めっちゃ便利じゃん~と感動。全ペニンシュラ共通でのサービスとのことなので、これからも公式予約するぞ!

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朝六時半くらいに目が覚めたらちょうど朝焼け時期でした。飛行機雲が素敵だ。

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日が昇るよ~~。暗かった街並みがどんどん明るくなっていくのって気持ちがいいな~!チャオプラヤー川は朝も早くから色んな船が行き交っていて、眺めていて飽きない眺望でした。

たくさん食べるぞラストモーニングブッフェ

部屋でだらだらしたり、母と三島由紀夫の「暁の寺」(豊饒の海シリーズの3巻で、ワット・アルンが出てくるのでお互い出発前に読んでいった)の感想などを話し合っていたらあっという間に9時近くになったのでラスト・モーニングブッフェに出発。


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今回も山盛り食べました、写真撮ってないお皿も多々。やはりこのブッフェでは中華麺がツボ。


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最後のフルーツ爆食い。マンゴーパパイヤスイカにマンゴーパパイヤ♪この後も何皿か食べたので、こんな果糖をとって腹を下すのでは…と思ったけど大丈夫だった。ストロング。

食べてる間ずっと母と「三島ってさぁ」という話をしまくっていたので、日本びいきっぽい西洋人ゲストの人に「三島って素晴らしい作家だよね!」と話しかけられてギャ!となった(三島論を語れるような英語能力がない&ほぼ悪口だったので…)三島の西洋人気を思いもしないところで知ってしまった。(てかミシマ・タニザキ・カワバタのワードで「作家の三島由紀夫の話してる!」と気づいて、見知らぬアジア人母娘に話しかけるコミュ力すごくない?)

 

最後にちょっとお買い物

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↑左が母チョイス、右は私チョイスです。

部屋に戻るついでに、ホテル内ショップのElephant Paradeでクリスマスオーナメントを購入。ここのオーナメント、出発前に誰かのブログで見かけて「かわいいな~」と思っていたので手に入ってうれしい。いろんな種類があったので悩みましたが、母とそれぞれ一つずつ購入。白い象ってドリーミーで好きなモチーフです。

このほかにも近所のセブンでスナック菓子などのお土産を購入。

ザ・ペニンシュラスパで極上タイマッサージ

昼過ぎに、繁忙期労働&旅&これからの機内移動への疲れをケアすべく、ペニンシュラ内のスパでタイマッサージを体験。事前予約していったんですが、メニュー詳細で「完全に生き返ったような、回復した気分になる」と書いてあってウケ&期待大。完全に生き返りてぇ~~!!

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↑ピンクの紫陽花って可愛いね。旅で素敵なホテルに泊まる度「部屋に花をおきたいな」という欲望が沸くのに達成できない。

併設のサウナや温水スパなどを楽しんだ後、個室に移動します。待機部屋がラグジュアリーで素敵だった。

マッサージは大変・大変・大変気持ちよかったです。肩腰が詰まりまくってる感じだったのが、きれ~~にほぐして流された感じ。体が…体が軽いぞ!!!

そしてタイマッサージって結構痛いイメージがあったけど、ここのは痛気持ちい~ぐらいの伸ばし方でありがたかった。暗くて静かなのもあって、半分寝てるみたいな状態で気持ちよくほぐされていくの最高。物理的にほぐされていくのはもちろん「丁寧にケアされてる~~~~~!!!」という実感が体中に満ち満ちちゃった♪最高♪

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終了後は激ウマジンジャーティなどをいただき、リラックスタイム。トータル三時間半くらいかな?大満足スパ体験でした。母もホクホク顔であった。

渋滞に苦しみつつ、空港へ

その後は部屋でまたのんびり本読んだり荷造りしたり、ブログ用の写真撮ったり、風呂入ったりしつつひたすらのんびり。

(この時機内持ち込み荷物や街歩きバッグの中身などの写真を撮りまくったので、旅の服装とあわせてまた別記事にまとめようと思ってます。)

さすがにやることなくなってきた17時頃に後ろ髪をひかれつつチェックアウトしました。ペニンシュラバンコク、最高の宿だった…!

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↑プール萌が無いため未訪だったプールサイド。緑の屋根とプールの青が可愛い。

その後はGrabで空港へGO。渋滞のピークの18時はよけて17時頃に出発したものの、めちゃくちゃ混んで結局1時間半くらいかかりました。通常40分くらいの道なので、約3倍!?恐るべきバンコクの渋滞事情。

時間にかなり余裕をもって3出発していたので焦らなかったけど、2時間前到着で考えていたらハラハラしただろうな…。夕方移動の時はGrabじゃなくて電車で行くべきだったな~と反省。なんでも車が最適解ってわけじゃないよね…

チェックインを済ませた後、腹ごなしに3階レストランフロアでご飯。スワンナプーム空港は1階フードコートがかなりお得で美味しいらしいですが、TBが700ほど残っていて使い切りたかったのでレストラン街をチョイス。タイの大規模チェーン店のS&Pで最後のパッタイ&フォーを賞味。うまい~皿がでかい~

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思えばこの旅は麵ばかり食べていたな。カオマンガイとかシグネチャーフードなのに食べなかった…なぜかは不明。

入国審査は混むと聞いていたがそんなことはなかった。入国も出国も全然スムーズだったんですが、改善されたのか、たまたま時間帯的なものなのか…?

出発まで母はラウンジでのんびり、私は免税店ひやかしなどをして時間をつぶして22時に無事出発となりました。帰りも当然別クラスだぜ

帰国

翌5時過ぎに羽田着。機中ではかなり寝れたと思いつつも、やはり頭がふわふわする。たった7時間程度のフライトでこんな疲れるならもうヨーロッパとかいけなくない?と恐怖したりしました。まぁ行くぞとなったら行くんだろうが…

母と合流後、タリーズで珈琲1杯のんだのち解散。久々の母娘海外旅、すごく楽しかった!贅沢旅させてくれてありがとね~!と伝えたら「楽しかった~!また稼ぐぞ!って気持ちがわいてきた♪」と仰っていました。来年70歳でこのバイタリティ、リスペクト…!

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お土産たち

今回買った自宅用お土産たち全景(一部入れ忘れてるけど…)

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それぞれさらっと語ります。

コンビニ購入品

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夫が海外のチップスLOVE族なので、ちょこまか買い集めてきました。妻の愛。すべて夫が食べているので味は不明ですが、彼曰く「しょっぱくて美味しい☺」とのことです(それはみんなそうじゃね…?)

右のドライフルーツは王室プロジェクトのDoiKham。なぜかセブンの棚にはマンゴーが無かったのでアプリコットと苺をチョイス。苺は塩&チリペッパーみたいなのがかかっていて不思議。海外の味がする…!と感動した。プリングルスの右横は王道タイのかぎ薬。思った以上にスースーするけどケミカルすぎなくていい感じ。機内で良さそうなのでパスポートポーチにいれました。

ICON CRAFT購入品

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キャワパッケージの宝庫、ICON CRAFT。左奥から粉末ジンジャードリンク(かなり甘い&しっかり生姜でいい感じ)、左奥右二つはチョコレート。まだ食べてないけど空港にもたくさん置いてあったので有名っぽいです。ちょいお高めだけど可愛いので仲良しへのお土産にもしました。チョコ大好き!

中央はドリップコーヒーたち。タイは珈琲豆の産地で、クラフト珈琲が盛んだそう。パケが可愛くて全種類買いし、ばらまきにもいくつか購入した。右端しか試していないけど、タイで飲んだ珈琲の味がする(薄めでサラッとしていてアイスで飲みたい感じ。暑い国だからかな?)

手前がプラバッグ。柄が可愛い~他のもサイズ違いで買えばよかったかも…と思わなくもない。

SEPHORA購入品

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OLAPLEXのボーディングオイルとSEPHORAオリジナルシートマスク各種。何も考えずに選んだつもりが、思えば↓のHIROMI FUKAMIチャンネル動画からの影響大だったようです。がちゃがちゃ双子好きです。おしゃべりでかわいいから…


www.youtube.com

免税店・その他購入品

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出国前に免税店をぶらついててPANPURIを見つけ「そういえばタイブランドだな~!」と思い、前からチェックしてたパフュームオイルを購入。香りは定番のSIAMESE WATER。結局この香りが一番好きだ。

ちゃんと計算もせず「いうて日本より高いことはなかろう」と思ってレジに出したら日本の半額くらいで衝撃。めっちゃお得じゃん…HAPPY~!!

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Elephant Paradeのオーナメント。売り上げの一部が象の保護活動に寄付されるとのことで、可愛いし象のためにもなって嬉しいね。

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YARNNAKARNの小皿&枯葉のオブジェ。改めて見てもかわいすぎる、買ってよかった〜!

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タイのステッカー。MOCAのショップで購入。左は母用。旅先でステッカーを買い、持って行ったキャリーケースに貼っていくのが好きなので可愛いのが見つかって良かった!観光地、マグネットだけじゃなくステッカーもたくさん売ってほしい…。

あ~楽しかった!

そんなこんなでバンコク4泊の旅、何事もなく終了しました。4年ぶりの海外&母のアテンドというのもあり結構緊張していたんですが、毎日楽しいばかりの最高時間を過ごせたなとハッピーな気持ちでいっぱい。バジェット豊富な旅をさせてくれたグレート・マザーにも感謝。

長いこと海外旅行をしていなかったので「もう別に海外はいいかも。国内旅行で十分楽しいし」と思うこともあったんですが、やはりいざ出かけてみると、知らない国!街!食べ物!風習!人!刺激~~~~!!アドレナリン~~~!みたいになって、めっちゃ楽しいねって思い出しました。知らん場所に行くのはストレスだが、楽しい。何のバグなんだこれは。

あと、この国際情勢ではいつ気軽に海外にいけなくなる状況が来るかもわからないし、チャンスがあるうちは積極的に外に出るのも大事なのかもなと思ったりもしました。海外に行って楽しい思いをすると、その国のことが好きになるし、その国と自国がいい関係でいてほしいなとすごく自然に思えるのでそういう意味でも外に出るって大事だな。もともとタイは好きでしたが、今回より好きになったし、タイの文化へのリスペクトも深まった気がするので。

世界中の人が楽しく旅行できるよう、世界がもっと平和であってほしいと祈らずにはいられないな。あと円弱すぎ、どうにかせえよ政府。完です。