4月終わりました!4月は3月までのバタバタの余波を受けたり思わぬところでつらい目にあったりなど色々ありましたが、誕生日様だったので美味しいものもたくさん食べたしほしいものも買ったりとおおむねハピネスマンスでした。
ただ今G.Wで労働に触れていないせいで心に余裕があるから優しく振り返れてる疑惑も有。ワハハ
そんなお誕生日月のエンタメ消費です。結構本も映画も摂取出来た気がする!
■書籍系
Twitterでおすすめが流れてきたのでチョイス。
援助交際、パパ活、DV、貧困と現代の女性の身近にある困難が胸に迫りつらい気持ちで読み切りました。テンポもいいし読みやすい。
ここまでの状況に置かれたことはなくても、劇中に出てくる悪意とか危険とかは、日本に女として生きていると見覚えのあるんじゃないかな。改めてつら…。
登場人物たちは皆向こう見ずで身勝手で浅はかだけど、10代なんてそんなものだし、それらの理由でこんな魂を削られるような環境に置かれていいはずないからこんな現実はおかしい。
女子高生たちがいびつだけどそれぞれ肩を寄せ合ってどうにかサバイブしていこうとする姿はいじらしくて切なかった。三十路としては、未成年は大人が守ってやらねぇといけない!!という信条を新たにしました。
ご存知DMMコミックスのやけくそセールで購入。(リンクはkindleですが…)
勾玉三部作、中学生ぐらいのころに一生懸命読んでたんですが再読したくなったのだ。
細かいところは全然覚えていなかったのですごく楽しく読めた。みんな一生懸命でえらい!(感想浅いな)
初めて読んだ時も「重!」って思った気がするけど改めて読むと小倶那の名台詞「遠子の傷だったのに…」は新鮮に「重!!!」ってなった。
当時は何とも思わなかった、コミュニティから切り離される別離の辛さとか、辛い環境にいる時に伸びやかな感性の人がどれだけ眩しいかとか、新しく居場所を作る困難と大切さとか色々感じるものがありました。他の2作もタイミング見て読もうかな〜と思います。
おなじみDMMの略称
3巻までくらいはコミックスで追っかけてましたが、この度完結したと言うとでまとめた購入。
不安定な人間が伸びやかな人間に救われる話大好き!三角くんは魔性!!!(熱く)
2人がくっついた後をもっと読みたかったね…
元キャバ嬢の爽快成功物語
水戸黄門的な勢いがある&キャラが皆可愛くてなんだかんだで最新刊まで読んでしまった。タクシーで鳥取まで帰るシーン、昔広告で見たことがあって「チャレンジで見たやつ!」となりましたね
進撃の巨人最終話
完結…!!とんでもねぇ物語だったね…コミックス出てないから詳細は避けるが、編集部のクソでか感情表明がオモロだった
■映像系
サーチ
結構前になんかのDVD(DVD!?)借りたとき予告編に入ってて気になっていたのをネトフリで発見して視聴。
失踪した娘をSNSを駆使して探す父親のスリラー。全編PC画面上の映像のみで構成されていて全く本編とは関係ない「Mac超駆使ファーザーじゃん…」って感心してしまった。派手さはないかもしれないがハラハラもするしどんでん返しもあるしですごくよくできた映画だな~と思います。あとジョン・チョーの顔が好きなのでずーっと画面に映ってて幸だった。美形はインカメラでも事故らないんだな~!(浅い感想)
ストーリー・オブ・マイライフ
初報出た時から楽しみだな~と思ってたたのにコロナ禍で逃した。WOWOWでやっと見れました
めちゃ良良良の良でした。みずみずしさ無限大かよ?
キャスト完璧でしたね。私はこの作品でやっとティモシー・シャラメの良さを完璧に理解できた気がするわ。あと憎まれ役になりがちなエミリーがいじらしく魅力的に描かれてて凄く良かった。
終盤、ジョーが女の子は結婚しなきゃ幸せじゃないなんて信じない。そういう考えは大嫌い。でも今耐えられないくらい寂しい(大意)みたいなこと言って泣いた時切なすぎてこっちが泣いたわ。
少女時代の幸せな時から色々なことが変化していく怖さとか寂しさ、でもそれを経て手に入れたものがジョーを強くさせたんだなって思えて良かったです。著作権の件とか、監督の強い意志というかエールを感じた。
記者たち
こちらもWOWOWで観た。
イラク戦争での大量破壊兵器保持のフェイクニュースにまつわる記者たちの奮闘劇。
劇中、ちゃんと裏をとる記者たちの姿を見て「正しい…!!」としみじみ思いました。
メディアって国民への影響力があるからこそ、権力に追随すると転げ落ちるようにダメになっていってしまうと日本を見てて思っていたんですが、日本だけではなくどこの国も同じなんだなぁそりゃそうか。職業倫理を強く持つ人たちが報われる為にも、情報リテラシーを正しく持とうと思うなどしました。
隔たる世界の二人
Netflixオリジナル作品。各方面で言われていることだと思いますが、流行りのタイムリープと人種差別を組み合わせたのがうまい。そして劇中全ての殺されかたが実際にあったことと知ってさらに陰鬱な気分になりました。対話を重ねれば…というよく言われがちな正当法解決策すらふさがれる絶望さ。アジア人へのヘイトも問題になるこのご時世、自分の事として感じ入るものがある。主人公が犬の待つ家に何も恐れなく帰れる世の中にしなきゃいけないなと強く思う次第です
愛してるって言っておくね
こちらもNetflixオリジナル。12分のほぼサイレントアニメムービー
被害者家族の喪失と再生をシンプルに、でもセンシティブに描かれてて切なかった。高校であった銃乱射事件が下書きにあると聞くとあの星条旗の禍々しいほどの赤がすごく意味深になってくる。子供のいる家庭とかはもっとより刺さるだろうなと思った
こんな感じ!
昔読んでた作品の再読、新しい発見があってよかったなぁと思ったので今後ちょくちょくやっていこうと思います。
エンタメは素晴らしいね、5月もたくさん楽しませていただきます!完!