稼いだ金全部使うウーマン

賃金を燃やした炎で不確かな足元を照らす日々

1月のエンタメ消費

2月も後半戦に突入し、どんどん1月の記憶が薄くなる…!

すっかり完成させた気でいたエンタメ消費記録ができていなかった…。

今月はこんな感じでした。

 

書籍

引き続きゆるいオーバー・ザ・サンリスナーです。番組内でスーさんが「新作エッセイにも書いたんだけど~」みたいな枕詞とともにちょこちょこエッセイの話をするので気になって買ってしまった。さすが販促がうまい。毎月ジェーンスー本買ってないか?ファンじゃん。相変わらず先ゆく松明の灯りって感じで、お姉さんたちがたくましくトライアンドエラーを繰り返しながら生きていく様は心強い。「正義と仲間は相性が悪い」の章は、自分も常々難しいな…と漠然と思っていたことなのでみんな同じことで悩むんだな~とこちらも心強い気持ちになりました。

1月は積読をくずしきるまで新しい本は買わないゾ!と思ってたら全然読書が進まずこの薄さである。人はその時の気分じゃないものは手元にあっても読まないんだな…と身に沁みました。今後はひと月に1冊くずせればいいか~ぐらいのゆるさで運用しようと思います。

 

映像


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鬼滅の刃遊郭編(1話~8話)

今更まとめて見始めました。原作未読のミリ知ら状態で見ている為、ものすごくハラハラ楽しく見ております。宇随さんが強くてかっこE!みたいなそんな薄い感想しかないんですがね‥やっぱり強いキャラはかっこいいよね。年々単純に「強くて頼りがいのある」キャラにグッとくるようになる。

 

 


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ハウス・オブ・グッチ

絶対見たい~!と思っていたので公開早々見に行きました。

家名に狂った悪女の一代記みたいな煽りでしたが、ちゃんと愛情もあったんだろうなというのがにじみ出るガガの演技が良かったし、後々インタビューとか読むとちゃんと意図的なものだったのもよかった。

最後は家名と個人が混ざりきって個別で考えたりできなくなったんだろうなと思いました。そもそも名家の家名ってそういう悪魔的なものだろうな~。

あとアダム・ドライバーが超超超セクシーで、最高!大好き!ってなりました。ナイーブさと冷酷さが混ざり合う演技がたまらんのだわ。

 

展示

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「Viva Video! 久保田成子展」

新年美術館はじめは東京都現代美術館でした。

久保田成子に関しては何の予備知識もなく、現代アート慣れもしていない我が身でもすごく楽しめました。大型展示が多くて見ごたえもあったし、解説が凄く丁寧。序盤はあまりにもコンセプチュアルで「???」な部分が多かったものの中盤~終盤に立体アートになったあたりからがぜん興味深くなっていった。ただ一番好きなのはドローイングだったのでまだまだ立体アートへの受容性は低いのかも。

 

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「ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow」

同じく東京都現代美術館で。こちらも全く知らない作家だったんですがすごく楽しかった。シンプルに色がきれいな展示が多くて見ていてリラクゼーション効果もあった。色とテクスチャで遊んだ作品が多くてすごく好みでした。

そして寒川裕人はまさかの同い年ということで、タメの才能の塊だ~~うわ~~~って気持ちになった。方や(寒川裕人)このように仕上がり、方や(自分)このように仕上がる…平成元年…ッ

 

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MOTコレクション Journals 日々、記す vol.2」

こちらも東京都現代美術館。常設展にその美術館の自力が出ると思うけど、すごくボリュームがあってMOTすごい、好き!ってなりました。なんならこの日見た3つの展示の中で一番好きだったのはこれかもしれない。コロナ禍を反映した作品群もたくさんあって、めちゃくちゃ最新のものを買い付けてるじゃん…と感じ入りました。大岩オスカールのドローイング連作がすごく好きだったな。

 

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「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム

月末に東京都庭園美術館でやってるこちらを見に。人が装うことの一種のシュールさ、滑稽さみたいなものが色々な角度から切り取られていて面白く見ました。シュルレアリスムとの相性が悪いので、折々で「ひぃっ」てなるものが多くてそこも刺激的であった。旧館のダリやスキャパレリなどの歴々の作品群も、舘鼻則孝のヒールレスシューズを筆頭にした新館もどちらもすごくパワーというか念がうごめいていた感じがする。そして庭園美術館にかれこれ6年ぶりくらいに行ったので、それも楽しかった。建物が本当に素敵だよなぁ~。

こんな感じでした。今年はたくさん展示を見たい!と思っていたので、1月早々いくつか足を運べてHAPPYでした。久々に行くと、やっぱり美術館て好きだなぁ楽しいなぁと再確認。

たとえば展示されているものへの知識が薄かったり、そのもの自体が好みじゃなくても何かしら感じ入るものがあるのがすごい。キュレーションと物の持つ圧倒的なパワーのなせる業だなと思います。2月以降もちょこちょこ楽しく見に行こうと思います。

 

完!