12月になってしまいました。毎年のことながら、10月入ったぐらいから師走になるまでの速さびっくりする。気づけば今年もあとひと月とかウケるんだが?って感じです。
11月はいきなり気温が下がる日も増えて、あ~冬だな~って気分を感じつつお天気がいい日も多くて幸せ気分だった気がします。仕事も平和であった。
そんな11月のエンタメ消費です、ドン!
■映像系
振り返ること5年前、フレンズの家で3作ぐらい一気見合宿を行ってから魂に刻まれた2.5次元作品、ミュージカル薄桜鬼。志譚風間篇が上演されていた時からフレンズが「良い!!」って激褒めしていたので気になっていたものの見る機会がないままはや2年ほど。この度念願かなって見ることができました。
端的に言って最&高。歌もよけりゃ話もよかった。無印風間篇が共通ルート感があったので、今回がっつり風間とLOVEした感じで最後のシーンはガッツポーズ不可避。
薄ミュの何がいいって歌がいいので、まじで劇中9割は歌で構成&旧作ファンにも優しいセットリスト&新曲も良曲ぞろいという最高トライアングル。サンキューマーベラス!
■書籍系
矢沢あい作品はご近所物語からしか読んだことがなかったので、期間限定全巻無料キャンペーン中に前のめりに読破。これはね〜〜〜、名作ですわ。みんなが言ってる意味がわかった。恋愛×青春×友情と少女漫画の大切なものが全て詰まっとる!各自の恋愛模様はもちろん、翠とマリリンの友情には感涙としか言えないね。あの名言「冴島翠みたいになりたい」はなんかもう…あんな…あんなキラキラした言葉あるか…?泣いちゃうんですけど…
今見ても登場人物達のファッションがオシャレで可愛いところもワクワクしますね、色褪せないわぁ。
こちらも期間限定全巻無料キャンペーンにかかっており、こどちゃ世代なもので前のめりで読破しました。こどちゃはリアルタイムで読んでたしコミックスも買っていたので結構読み込んでたとは思うんですが、うん10年ぶりに読み返すと改めて「名作」とクソデカフォントで叫びたくなるほどよかった。
当時の私から見たらさなちゃんたちはお姉さんだったので気づかなかったけど、登場人物達の未熟さや不完全さがものすごく魅力的に描かれていて、心情の動きも成長の過程も全てめちゃくちゃに「良いッ」って感じでした。あと周りを取り囲む大人達が、ちゃんとした大人の節度を持って子供達を見守っていてすげーバランス感覚で造られてるなと改めてハッとした気分でした。名作だ〜ッ!!
新刊が出たので先月に引き続き購入。相変わらずスポ根で最高。そして綾城さんのおけぱ中島への寄り添い方にクソデカ感情を感じて「ほーん?(満更でもない)」ってなっちゃいました(クソデカ感情警察)
タイムラインが盛り上がっており、なになに〜!?って気分で購入。前評判通りにすごく面白かったです。作者のフェミニズムを描くんじゃいっていう強い決意とメッセージを感じて胸が熱くなりました。これからどう展開していくのか楽しみに待ちたいし、応援していきたい作品です。
YouTubeで「相談は踊る」まとめを聞いていて、ジェーンスーのお悩みへの回答の仕方好きだなぁと思ったのでチョイス。装丁とタイトルだけみるとなんか女カテゴライズエッセイかのか?て感じて警戒していたんですが、中身はこの世を生き抜く女へのエールがぶち込まれた熱い本であった。悩みに直面した時、視座を変えることで得られる選択肢がたくさんあるよと肩を叩かれているような気分になってよかったな。
めちゃくちゃBLが読みてえ!!となり、Kindleでめぼしい作品をぐるぐる探していたところ過去3巻くらいまでで挫折していたこれが完結しているのを見つけウヒョー!となって全巻即買いしてしまった。
明治時代を舞台にした名家の坊と執事の物語なんですが、繊細な感情描写とツボをつくシチュが散りばめられておりとても良作。当時「絶対幸せにならないでしょこれ」と悲しい気持ちになっていたんですが、めちゃくちゃ紆余曲折ありつつ二人がちゃんと幸せになって思わず読みながらよかったねぇぇと声に出てしまった。しかし私も歳を重ねたので少し前のBLのお約束には思わず「性的同意ッ!!」と叫ばずにはいられませんでしたね。
こんな感じでした。今月も漫画が多いな。
全巻無料キャンペーンが走っていたのもあり、昔読んでたものを久しぶりに読み返すってことが多かった気がします。過去に夢中になっていたものを時を経て読み返した時変わらず大好きな部分と、全然違った見え方になった部分があるのが面白いな、としみじみした気分。やはり自分の価値観や感性って軸を持ちつつ少しずつ変容していってるんだな〜それって生きてるって感じがするなぁって思うなどした。今手に取ってるエンタメ達を10年後読み返した時、自分はどんなふうに感じるのかな〜とか思いを馳せつつ、完!