先日、お馴染みあとり氏(id:aatorii)と一緒に最高の週末旅行をしてきました。
行き先は山梨、目的は「ふふ河口湖に泊まる」一点だったんですが、宿はもちろんその他もあまりに楽しかったので、久々に旅記録記事として残しておこうと思います。
河口湖駅へは富士回遊号で新宿から一本で2時間弱。あとり氏と車内待ち合わせにしたら外から激写されていた(訳ではなく、上の電光表示に富士山が出るのを撮りたかったのに私が写り込んでいただけと発覚、恥かよ)。
車内は満席で、半分くらいは外国人観光客だったかな。観光客戻ってきてるんだなーっと嬉しい気持ちになりました、外貨をたくさん落として行ってくださいね…。
車内で、朝食がわりに成城石井で割引されてたコーヒーゼリーを買いました。本当はクリームが乗ったプリンアラモードが欲しかったんだけど、このあと観光地着いてすぐソフトクリームとか食べそうだなと思ったのでなけなしの理性でコーヒーゼリーに帰着(理性?)ただ、何の気なしに飲み物にカフェラテ買ってしまいコーヒー&コーヒーの馬鹿の朝ごはんとなりました、恥。でも美味しかった。
そしてこの時車内であとり氏と2人で写真を撮ったんですが、自然光のおかげでめちゃいい感じに撮れて盛り上がってしまった。この後私たちは自然光によるフィルター効果を大満喫することとなります。
10時半ごろに河口湖駅についてから、徒歩15分くらいの~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイへ。
↑めっちゃ晴れてました。ロゴかわいいね~。チケットにも狸とウサギが。
昔話かちかち山の舞台となった天上山にあるロープウェイということで、ホテルにチェックインできるようになる15時までの時間つぶしくらいの緩い気持ちで赴いたんですが、ここが凄く良くて、思った以上に楽しんでしまいました。
まず無茶苦茶に景観がいい。思わず文字サイズも変えちゃう。
ロープウェイ降りたとたん、「こんなん見せていただいていいんすか?」ってぐらい綺麗に富士山が見えました。富士山側も河口湖側も本当に美しく、秋晴れだったこともあり自分でも怖いくらい幸福指数が上がりまくるのを感じました。
わーわー喜びながら写真を撮ったりした後に、アイスの誘惑を感じつつ一路「天空ブランコ」へ。
↑結構ソリッドに攻めた位置にある。設置台は狸の籠に見立てられているのに後から気づきました。油断すると焼かれるってこと…?
メインストリート(?)から少し上がったところの見晴らしの良い場所に設置されていて、売店でチケット買ってスタッフさんに手渡す方式です。12時前に一度お昼休み?があるようでした。遊べる時間は一回三分間。あっという間に終わっちゃいそうだな~とか思ったけど、ブランコを3分間こぎ続けるのは成人女性(運動不足)にはかなりしんどく、最後の方は「もう…もうご勘弁…」って感じになりました。
しかしロケーション抜群で、富士山を目の前にしながら優雅にハイジ気分が味わえます。すごくきれいだったな~。
しかしこのブランコ、幅(?)が狭めで私のしっかりとした骨盤ではやや(ていうか結構)キツかった。これで遊ぶには私はBIGになりすぎちゃったって…コト!?と震えました。ブランコのサイズ気にしたことなかったけど、もしかしたら公園の遊具ブランコもこんなサイズ感なのか…?
↑す~いすい。写真はスタッフさんが撮ってくれます。めちゃくちゃアングルがうまくて、二人で「カチカチ山の篠山紀信」と呼んでいた(勝手に)
↑脇に置いてある犯行現場を模したオブジェを見ながらブランコの順番を待てるよ!
その後は見晴台に上って絶景を楽しむシルバニアの赤ちゃんを激写しまくったり
↑あとり氏のウサ吉とうちの鹿丸。手前みそながら可愛すぎん?この旅中この二匹の写真を山ほど取りました。
うさぎ神社で英知と健脚を祈りつつ、かわらけ投げでは「世界平和」を祈るも普通に外し(ごめん世界中のみんな…無力で…)うなだれた様を外国人観光客に笑われたりしました。
↑ウサギ神社横にたくさんの絵馬が飾ってあるのですが「一生金持ち 一生幸福」と書いた絵馬があってそのグルーブ感にめっちゃ胸打たれました、梵天丸もかくありたい。
思いっきり楽しんだ後、またロープウェイに乗って麓まで降り、そこから折よく捕まえたタクシーでランチをしに富士大石 ハナテラス | 山梨県富士河口湖町のラベンダー畑と富士山を望むスポットへ移動。
この時タクシーの運転手さんに「ふふに泊まる」と伝えたらラグジュアリーな人類と思われたのか、「明日一日貸し切りタクシーはどうだ」と提案されて笑いました。「予算は宿に全振りなんで」とすげなく断ったものの、雨だったら頼んでいたかもしれない…。
ハナテラスのBRAND NEW DAY COFFEEでピザ1枚を分けっこ。
風が強くてすべてのカトラリーが飛んでいくのがスリリングだったものの、ここでも富士山&河口湖を臨む抜群のロケーションの中で幸福指数は爆上がり。この時2人で撮った写真、楽しそうすぎて見返す度なんかウケちゃう。
ピザですが、生地がカリカリで具もたっぷりのとっても上等なお味。桃ジュースも濃厚でとても美味しかったんですが、この時私は取引先からの「その日の朝に依頼したくせに期日がその日の午前中」というクソクソ連絡にあらん限りの悪態をつきながら対応をしており、気づいたら空だった。怒りは吸引力を上げる。
その後はすぐ横にある葡萄屋kofuでシャインマスカットのパフェをこちらも分けっこしました。
↑山盛シャインマスカット。この時日差しが熱いほどで、背中に受ける日差しの強さを二人で「背中がカチられている(出典:カチカチ山のたぬき)」と表現していました。物騒。
事前に調べた時「整理券配布」と書いてあったので心配していましたが、平日だったため待ちなしでスムーズに注文できてよかったな。
山盛のシャインマスカットにしっかり甘いクリーム、下層はジュレでとても美味しかったな~!山梨は果物自慢県だし、なにか良い感じのフルーツのパフェを食べたいな~と思っていたので大満足でした。
お腹も満たされ、ハナテラスの道の駅なども冷やかしつつチェックイン時間も近づいてきたので宿へ移動。
バスで行ってもよかったんですが、徒歩でもいけそうな距離だったので腹ごなしに歩くことに。はじめは車道に沿って歩いていたんですが、交通量も多いし歩道も狭くて怖かったのですこし迂回して河口湖のほとりを歩くコースに切り替え。
キャンプをしてる人も多くて、綺麗だね~とか言いあいながら歩いていたら突如ひらけた広場のような場所にでました。
長崎公園だと思うんですが、特に看板などには気づかなかったせいかまじで突如現れてびっくりしてしまった。何人かがピクニックしてたり写真を撮ったりしていました。
すごくきれい~と喜んで写真を撮っていたら、あとり氏がウェディングフォトを撮ってきたであろうチームを見つけて「あの人たちが出てきた道の先に最高のフォトスポットがあるはず」と抜群の推理力を発揮。
意気揚々と同じ道を行って見ると
…死ぬ前に見る夢?
ってぐらい綺麗な場所がありました。イトススキとも相まってありもしない郷愁が掻き立てられてしまった。ここでもテンションが上がりまくり、セルカ棒の三脚機能を使っていろんな角度で二人で写真を撮りました。
我らは普段こんな二人で写真を撮りまくるタイプじゃないのに…シャッターを押す手と画角を探す目が留まらなかったな~。
その後もぐんぐん歩いて、寄り道しながらだったのでだいたい一時間くらいして本日の宿でありメインスポットふふ 河口湖【公式】へチェックイン。
↑ラウンジからして期待値上がりまくり。右は夜、こちらもムーディで美しい。
美味しいお茶など頂きつつ部屋に到着。
木の花コンフォートです。
部屋最高すぎてつらい。
全部屋が富士山ど真ん中ビューだそう。ロケーション満点すぎる〜
↑部屋には掛け流し温泉風呂もあります。朝風呂に使いました。あとり氏が「これ本当に温泉かな」って疑いを持っていて草。
部屋の広さも2人で広々使えつつも持て余さないちょうど良いサイズ感。部屋に置いてあったコーヒーや紅茶、お菓子も美味しかったな。
↑ここでもひとしきり2匹の写真を撮りまくる。世界系…?
部屋を堪能してから、さらっと大浴場で温まったのちに夕食へ。
皿数も多くて見栄えも綺麗なコース。
金目鯛の炊き込みご飯が美味しかったな〜。あとクリームブリュレLOVEなのでそこも高ポイント。
食後は庭にある焚火を囲ってスモアを楽しめるんですが、なんか2人してお腹の調子がイマイチだったので部屋に撤退してまた大浴場に行ったりダラダラ。
部屋に煙の出ない暖炉が設置されていたので、そこに火を入れてもらってコーヒー牛乳を飲みつつダラダラおしゃべりを楽しみました。
↑炎って落ち着く…。右はガンダムSEEDごっこ。♪言葉見つけられず〜
炎効果か、12時過ぎたあたりで眠くなってきたので就寝!目を閉じたら即寝た。
そして朝日を見るために6時ごろに頑張って起きたらこの景色です。
朝から富士山見れるis GOOD。
散歩しようかとも思ったけど普通に眠くて部屋からは出なかったのはご愛嬌。
当日朝は濃霧警報が出てるほどだったので、霧から現れては消えて〜とする姿にうっとりしながらお茶飲んだり二度寝したり。
朝ご飯。見目麗しい!
いろんなおかずがちょこちょこある朝ごはんは正義よな〜とろろご飯with卵黄に塩昆布を乗せて食べるのGOODすぎました。
この時サーブについてくれたスタッフさんがとても感じが良くて、それも相まってか満足度激上がり、個人的には夕飯より断然良かった。
↑富士山を見つつ違いがわかる女ごっこに勤しむ。
うっかり食後の紅茶が出てくる前に部屋に下がってしまったらわざわざ部屋まで運んでくれた、ありがたい。霧も晴れてきてここでもまた富士山を堪能しました。
部屋風呂に入ったり、ブログ記事用のカバンの中身写真を撮ったりしてたらあっという間にチェックアウト時間に。12時までいれたら言うことないんだけどな…まぁこれ以上贅沢は言うまい。
ふふ河口湖、噂に違わぬ激良し宿だったな〜。本当に景観が良かった…値段は張りますがかなり満足度が高かったです。今度母を連れてきてあげたい。
↑ちょうど紅葉祭り中でなかなかの人出でした。紅葉って本当に綺麗、まさに錦だわー。
その後はもみじ街道で紅葉を楽しみつつ、徒歩30分位のところにある旅の駅 kawaguchiko baseへ。
この日もとんでもなく天気が良くて、なんならちょっと暑いくらいだった。でもコートを脱ぐと荷物になるので着たままでぐんぐん歩いたらやや汗ばみました。11月やぞ?
旅の駅は今年の6月にオープンしたばかりの商業施設で、地産マルシェやレストランなどがあるホットスポット(?)です。
とっても綺麗で広々としていた!
ここまでくる道中に強い日差しでかなりカチられていたので、到着即イートインでソフトクリームを食す。濃厚で美味しかったな〜汗ばむ体に染み渡るようでした。
昨日天上山ではあんなにグダグダ悩んだのに、ここではなんの迷いもなかった。「アイスを食べるべきはその時が来たらわかる」byあとり。
少し休憩した後はマルシェで多種多様な山梨名物たちをザッピング。すごい品揃えで端から欲しくなっちゃう感じだったんだけど、あまりにも粒揃いだったせいかどんどん賢者モードになって結局何も買わずに退散。我らはたまにこういう状態に陥ります。
遅めランチにほうとうを食べよ〜と言っていたので、目星をつけていたお店へこれまた徒歩移動。この旅めっちゃ歩く。
↑トレンチを着ていたおかげで、新規開拓の夢を胸に抱いて現地に降り立つ営業マンみたいな写りの俺様。
いい感じの田園風景の中を歩くこと20分ほどで目当てのほうとう研究所へ到着。…が、すでに13時半を過ぎていたのに10組くらい待っていて、どれくらい時間がかかるかも読めなかったので断念。駅に戻って近場で食べましょ、と近くにあったバス停へ。
しかしこのバスが本当に全然来ない。バスあるある。
しかも時刻表から遅れること20分くらいでやっときたバスは満員でまさかの乗車拒否。次のバスに乗ってください、とアナウンスされたんですけど次がいつ来るかも分からない上、そのバスにも乗れる保証はないな…ってことで帰り電車の時間も心配になってきたので、もう徒歩で駅まで行こう!と決意。この旅の俺たちはめっちゃ歩くぜ!
駅まではマップ上だと45分くらい。
けっこうしんどいかな〜と思ってたんですが、少し日ががげりはじめた河口湖周辺を歩くのもまたオツなものでした。
特に河口湖大橋を横断するときの景観は見事のひと言。
ド広い空とMt.富士is GOOD。
富士山って、山の上から見るのもいいし、下から仰ぎ見てもいいね。
ここ周辺に住んでる人は毎日こんな景色が見れるのかぁ素敵だなぁとしみじみしてしまいました。
↑街に近づくと信号機の上の飾り?が富士山に!かわい!
写真撮りながらとかなんやかんやしてたので結局1時間くらいかけて河口湖駅に到着。もうほうとう食べる時間はないなってことでさらっとお土産見た後、いざ電車へ…と時刻表を見たところ私たちが乗る予定の時間に出る電車がない。
「ダイヤ変更したのか?」と思いつつもう一度切符を見てみたら、なんてことない1時間出発を勘違いしてました。笑笑笑。
一本前の電車だと思ってた!なんの疑問もなく!いやこれ逆じゃなくて良かった、命救われたわ…。
なので、突如として1時間のボーナスタイムが出現!それならってことで駅前にあるほうとう不動で念願のほうとうをいただきました。
↑4時近かったのに何名か待ちがいた。具沢山で温まるね〜
日が落ちはじめて結構肌寒くなっていたので温かいものが沁みた。美味い。しかしめちゃどでかい土鍋でくるので食べても食べても無くならなくて果てしない気持ちになりました。2人でひとつを分けてもいいレベルかも。
しかしあとり氏は無限に食べすすめていて「なんでかどんどん食べられる…苦しくもない…」と首を傾げながら超麺すすっててめちゃウケちゃいました。たくさん食べる女大好き!
お腹いっぱいでお店を出たらすっかり外は夕暮れ。これまたとっても美しい風景。
夕暮れis GOOD
この旅で一年分の富士山を見た気がします。どの瞬間見ても美しい山だな〜みんなが大好きな気持ちがわかります。
このあと駅舎にあるお土産屋さんでいくつかお土産を買い、行きと同じ富士回遊号で一路東京へ帰りました。
いや〜楽しかった。なんか久々にこんなにほうぼうを歩いて景色を楽しんで〜って旅をした気がする。ちょこちょこアクシデント(とも呼べないレベルだけど)があったのも振り返れば良きスパイスでした。
初山梨でしだが、広くて景観がよく、美味しいお店や魅力的な地産物が沢山あって最高だったな。今回は紅葉だったので、次は桜の季節にも行ってみたいな〜。本当に魅力的な土地でした。
毎度のことながらいつもご機嫌に付き合ってくれるあとり氏にも感謝。 おまえとおったらおもろいわ♫どこのどいつもかなわんわ♫
しかしめちゃくちゃに長い記事になりました。
旅記録久々にしたけど、幸せな時間を振り返って記録することで永遠にできる感じが楽しかったので今後とここぞという旅は記事にしていきたいなと思います。
またよければお付き合いください。
完!
おまけ
今回珍しくたくさんお土産を買いました。
一番右の富士山ステッカーお気に入り。
食べ物系はまだどれも食べれてないので食べたら感想を更新しようかな。