稼いだ金全部使うウーマン

賃金を燃やした炎で不確かな足元を照らす日々

2024年1-3月 エンタメ消費

昨年終盤に力尽きてから、年明け以降もなんか腰が重くて滞留していたエンタメまとめを心機一転(?)2024年Q1分としてまとめて放出!

記憶が薄れているものも多いけど、再開することに意味があると信じる。信じる力。

 

 

 

展示

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≪テオ・ヤンセン展≫千葉県立美術館

2024年初展示はこちら。あとり氏(id:aatorii)、yukiさん(id:senayuki)と一緒に行きました。「現代のレオナルド・ダヴィンチ」と称されるオランダの巨匠テオ・ヤンセンの代表作ストランドビーストが一堂に会する(?)展示で、すごい興味深くて面白かった!展示に行くまで、ストランドビーストのことはSNSで動いてる動画とかを見たことあるかも?くらいの認知だったんですが、そんなニワカ野郎でもテオ・ヤンセンのつくる世界観とストランドビーストの歴史(?)を理解できる作りでとてもよかったな。しかしただ動くだけかと思いきや、想像の100倍は世界観が作られていて圧倒されてしまった。友達と行ったことによってあーだこーだ言いながら見れたのも楽しかった。


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シュルレアリスムと日本≫@京都文化博物館

1月の京都旅行で鑑賞。この展示今思い出してもとてもよかったと思う。

シュルレアリスムの日本での展開の系譜をたどっていくように見ていく構成で、ボリューム感もちょうどよくてとても興味深かったし見進めるごとに人間の精神世界って無限だなという凄みを感じられる。日本におけるシュルレアリスムの発見と展開、その後の迫害と戦後の表現変化という変遷が見れたことも良かったんだろうな。夢幻の世界に表現の可能性を見出す繊細な内向性がいたずらに迫害されるような脳筋な世の中に戻ってほしくないなとすごく思う。


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≪クモの糸をつかむ≫@MtK Contemporary Art

こちらも1月の京都旅行で鑑賞。小規模展示ってカバーしきれないことが多いんだけど、より身近な距離でアートを感じられる感じでいいな〜と思う。


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≪小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ≫@京都国立近代美術館

こちらも1月の京都旅行で鑑賞。

繊維でできる表現の多様さに驚くし、繊維というテクスチャってどこか民族的な感じもあるし、一転してSF的な未来っぽさも出せるしすごっとなった。過去も未来も土も金属も混ざり合ってるような不思議なかんじで見れば見るほど見飽きない楽しさがあった。でかい展示会場にデカい作品がたくさんあったのも最高〜!


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≪恵比寿映像祭2024 月へ行く30 の方法≫@東京都写真美術館

2月に鑑賞。恵比寿映像祭に初めて参加したんですがまさかの全展示無料でびっくり。作品数も多いし、展示もかなり気合入っていたのでこれを無料開放とは太っ腹だな!と感じ入ってしまった。

超ボリュームだったのでやや数に圧倒されて途中流してしまったところもあったんだけど、金仁淑(キム・インスク)の城北洞を舞台にした作品群がとても好きで印象に残っている。ここに行ってみたいな、と思わせるチャームが満ち満ちていて素敵なロードムービーを見た後的な高揚感と切なさみたいなものを感じた。


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≪印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1 9 5 7 - 1 9 7 9≫@国立工芸館

3月の金沢旅行で鑑賞。日本のグラフィックのトレンドとかムードの変遷が見れて面白かった。グラフィックって絵画とも写真とも違う、ひたすらに「惹き」の表現なんだなーと思った。こういう気づきってまとまってみていかないとなかなか感じられないことが多くて、数見るって大事だな〜と毎回思う。


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金属工芸コレクション展≫@石川県伝統産業工芸館

こちらも金沢旅行で。規模は小さいながら多種多様な超絶技法を間近で見れて迫力があった。工芸の良さ、最近やっと感じられるようになってきた気がする!そういうのってなんか嬉しい。年を重ねていくと増えていく感性の箱があるのって生きていくうえですごく大切なギフトだよなと思う。


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≪少女たちのお手紙文化1890-1940展≫@町田市民文学館

年末に府中市美術館でポスターを見て気になっていた展示。明治期から昭和初期までの女学生たちのカルチャーを「お手紙(文通)」から見ていく構成で、便箋や文具のモダンなかわいさはもちろんお手紙の内容から当時の女の子たちの楽しみやときめきを窺い知れるようでとても楽しかった。当時、女学生という立場になれたのは裕福で頭もいい同時代の女の子たちのほんの一部だったわけだけど、そんな選良であるところの彼女たちも卒業すればすぐ結婚して「家庭」というイエ制度に合流させられていたのだと思うとお手紙の中の無邪気なおしゃべりのきらめきはまた違った切なさみたいなものもあるなと感じた。

書籍

『一生楽しく浪費するためのお金の話』 (著)劇団雌猫

発売当初に買って一度読んだものを再読。初めて読んだ時も面白く読んだ記憶があるんだけど、35歳を目前にして財政見直しするか~というモチベで読んだら入ってくる”力”が違ってすごかった。当事者性をもって摂取する読書の強さよ。

2019年刊のものなので制度とかいろいろ変わっているところもあるけど、ベースの考え方などは参考になる。重い腰を上げてNISAを始めることができました、感謝。

『アートとフェミニズムは誰のもの?』 (著)村上由鶴

ここ何年かずっと抱えている裸婦画へのもやもやを整理整頓された感がありすっきりした喜びがあった。アートもフェミニズムも自分の感性になくてはならない要素だと感じているんだけど、ともすると狭い範囲で理論武装して凝り固まってしまうものであるということをちゃんと意識していかなきゃいけないなと思う。

あと作中に出てくる「フェミニズムをもってアートを読み解くということは、批判的に考える勇気を持つということであり、あらゆる対象について差別的な構造を温存する読み方をしないということ」という方針は今後も自分の軸にしていきたいと思う。

『結婚とわたし』 (著)山内マリコ

単行本発刊当時も読んだんだけど、書き下ろし&再構成して別本レベルになっていると聞いて文庫版も購入しました。夫婦間は対話とすり合わせを繰り返しお互いを生活にしていくことだというメッセージが単行本版よりクリアに伝わってきて面白かった。

『烏に単は似合わない』 (著)阿部智里

5年位前に買ってずっと実家に置きっぱなしにしていたものをついに読んだ。2020年ごろにコミック版が無料開放されていた頃に読んで物語の大筋やオチは知っている中で読んだんだけど、文章で描かれるとこういう感じの表現なんだなという楽しみ方ができた。次作と対になる構成のようなので、機会を見て次作も読んでみようと思う。

わっしょい!妊婦

わっしょい!妊婦

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『わっしょい!妊婦』 (著)小野美由紀

友人が妊娠した&自分も婦人科系で思うところが見つかったりしたのもあり、妊娠エッセイ読みたい熱が高まりチョイス。妊娠エッセイって子育てエッセイとはまた違ったパワーがあるので興味深いんだけど作品ごとに相性がかなりある。この作品とはあまり波長が合わなかったかも。このジャンルの持つ圧倒的なパワーみたいなものをポジティブに受け止められる時と、うっ輝きが強い…ッとなってしまう時がある。これは受け手の問題だと思う(すごく面白く読んだ作品もあるので)時期を変えて再読したらまた感じることも違うのかもと思うので、半年後くらいにもう一度読もうかな。

『キリンに雷が落ちてどうする』 (著)品川遊

定期的にオモコロ界隈を物凄い摂取したくなるムードの時があり、今がそれ。記事ブーム➡動画ブームときて今は音声配信系コンテンツをよく聞いている。その中でもニュースオモコロウォッチが好きで、数々のエピソードでダ・ヴィンチ恐山氏のものの見方とか言語化能力すげ~なと思うことが多々あった。ので活字だとどうなのかなとエッセイを購入。

文章だと独特のシニカルな視座と人間LOVEな情緒が混ざり合ってるカオスな感じがより際立っていて面白かった。ネットや文章を見て面白いけど偏屈そうだなと思っていた人が実際出会うと以外にマイルドに感じるというのを逆再生で体験した気分。

別の人

別の人

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『別の人』 (著)カン・ファギル

これかなり良かった作品。デートDVなど女性がさらされる暴力を描きながら、過去に自分がした過ちやコンプレックスと向き合いその後の人生を生きていく難しさと希望を描いていてすごくぐっときた。ミステリー形式で話が進んでいくので、中だるみなく一気に読み進めたくなる疾走感もある。

『老犬とつづ井』 (著)つづ井

つづ井さんの描く世界にものすごい涙腺を刺激されることが定期的にあり、これもそうだった。愛情をもって接し、愛情を返される関係値の尊さ…。つづ井さんの、他者に愛情をもって接することや他者を善的にとらえることに臆さないスタンスってすごくかっこいいと思ってリスペクトしている。

私も過去なんどか犬が寝るまでスペースに参加しスタンプを押したりしてたので、その行動が何かしらのパワーを与えられていたなんて嬉しいなと思った。

『美しい彼』 (著)凪良ゆう

寝付けなかった日になんとなく「BL読もう」と思って検索。評判よさげなこちらをチョイスしてあっという間に読破しました。久々にオリジナルBLを読んで、衰えていたBL筋(とは)がぐんぐん刺激されていくのを感じて面白かった。

漏れ鍋に綴蓋カプ末永くお幸せに…という気持ちでいっぱいとなりました。あとがきで作者が「気持ち悪い崇拝気質な攻めに気弱な受けをあてると受けが気の毒なので、受けを傲慢な性格にした」みたいなことを書いていてその大正解選択に「プロはすごい」と感心してしまった。カップリングバランス感覚に感服、未だに定期的にこのチョイスの巧みさを「すげぇな」と感じている。なぜこんなにも響いたのかは謎です。

『プレイアフターコール』 (著)オオタコ マメ

BL読みたいモードが高まりまくり、SNSでおすすめを募集したくさんの知見を得た。そのおすすめの中にあったこちらもとてもよかった。まず絵がきれい。絵がきれいだよ~~~性的同意を絶対取るカップリングでとてもよかった。モブが意地悪じゃないのもいいよね。末永くお幸せに…

『ふったらどしゃぶり~When it rains,it pours~』 (著)一穂ミチ

こちらもおすすめからチョイス。一穂ミチ作品のおすすめがものすごい来ていて「ただものじゃない」という期待感マシマシの中で読んだのに、期待を裏切らない面白さだった。感情の推移と行動、結末に納得感がありつつ恋愛もののカタルシスもあるんだよな。お見事なお手並みです。末永くお幸せに…(すべての締めこれになってしまう)

映像

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ドラマ「鎌倉殿の13人」

年始からなんのエンタメ見てたって、これを見ていた気がする。世間から遅れまくること幾年月、ついに「鎌倉殿」を完走した人類になりました。テンポのいい会話と引きの強い展開、清濁入り混じる魅力的なキャラクター。こりゃ面白い、こりゃ人気ですねって納得止まらぬ状態でした。私は頼朝はじめ、「鎌倉殿」という重責に翻弄される男たち3人に胸躍らせながら(人でなしかよ)楽しみました。しかし時代劇見れば見るほど「この時代に生まれなくてよかった~~~」という気持ちでいっぱいになる、逆織田裕二状態。無法すぎて無理みつよし、私にこの世界は強すぎる…。


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映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

夫の熱い要望により見に行きました。ジョニデ版のウォンカしかしらなかったので、シャラメウォンカのキラキラさにはじめチューニングが合わなかったものの、家族でみて楽しい良質なホリデー映画だったなと思う。夢はかなうよ、世界は美しくハッピーなものなんだよっていうメッセージのあふれた作品を作ることの大切さっていうのを最近強く感じているので。あとチョコ食べたいな~という気持になるチョコ推販映画であった。

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Netflix「ハウ・トゥー・ゲット・リッチ」

TLにおすすめで流れてきて気になってみたら面白くてあっという間にすべて見終えてしまった。ファイナンシャルプランナーが視聴者のお金の困難を棚卸していくリアリティショー。困難な状況により貧困に陥っているひとというよりは、ある程度収入はあるのにお金への理解が低かったり、苦手意識からくる後回し根性によりジワジワとしんどい状況になってますみたいな登場人物が多く「他人事ではない」という感覚がスリリングだった。

以上!この3か月はかなりの時間を鎌倉殿視聴に費やしていたので、他のエンタメなんてほぼ摂取していない気がしていたので振り返ってみるとまぁまぁ色々カバーしていて驚いた。記録することで脳の海馬に定着することもあるから面倒くさがらずまとめは続けていきたいなと改めて思ったりもしました。この3ヶ月は活字をあんま読まなかったなという気がするので、4月からは移動時間などで意識的に本を読んでいきたいな。

完!

 

▽過去のエンタメまとめもよければ~

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麗しの文化都市 金沢旅記録。

コロナ禍を経て国内旅行の規制が緩和されてきた2年ほど前からずっとずっと行きたいなと思っていた旅行先がありました。そう…それは金沢。

2021年ごろから何度か計画するものの、リスケが続いてしまっていた金沢に3月初旬、ついに行ってきました!!

この旅行の計画を立てたのは2023年の初冬だったんですが、年明けには能登半島地震が。北陸復興の何かの足しになればと予算ノーリミットの勢いで大満喫してきましたのでその記録です。毎度おなじみ、旅のお供はあとり氏(id:aatorii)です。

 

 

初日

行くぞ金沢!久々の北陸新幹線かがやき

金沢は意外に遠い。8時頃の新幹線に乗ってもつくのは10時過ぎなのだ。

お供は安定のデイジィのチョコパン。これ本当に(今回初めて裏面のカロリー表記をみて思わず小さい悲鳴を上げてしまったが)美味い。

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金沢は遠いとか言ってたけど、なんだかんだ話していたらあっという間についてびっくりした。この道中何を話したのかまじで何も記憶がない。でも寝てた記憶もないから多分起きてて喋ってたんだよね?こわ~

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着きました。

5年ぶりの鼓門!何度見ても”美”だな…とまじまじと見てしまう。鳩防止のために定期的に鷹を放つというエピソードも最高にイカしている。

 

 

1食目 絶品タイ料理「海月が雪になる日」

宿で荷物だけ預け、まずは昼ご飯を食べに徒歩移動。青空だと思っていたら急に雹が降ってきたり、北陸の変わりやすい天気の洗礼を浴びつつ金沢一食目となる「海月が雪になる日」へ。


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住宅街然とした場所にふいに現れるので見落としそうになった。
ここはあとり氏が見つけてきてくれたお店なんですが

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この美しさ、ご覧ください!!!

これほんとすごい美味しかった。美味しすぎて驚いたレベルに美味しかった。多分自分の中でこのポエティックな店名に「ダル飯アン(®オモコロ)系なんじゃ…?」という見くびりがあったのかも。そんな浅はかな予測を裏切るほどこの麺は絶品でした。

コクがあるのにしつこさのないスープの中にたくさんの具がこれでもかというほど隠れていて、かき混ぜてスープをすするのが楽しすぎる!細かく砕かれたナッツが入っているのがクリーミーさをより際立ててニクいし、そんなクリーミーさをキャベツやパクチーたちの葉野菜が爽やかに調整してくれてる〜!山盛りキャベツが食べ進めるうちにスープの熱さで少しクタっとした食感に変わっていくのも楽しい。

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追加オーダーしたライスにスープをかけてかきこむのもまた最高。この後も飽食が予定されていたのでライスは半分こしたけど、実をいうなら一皿丸ごと食べたかった。

あとり氏と二人で「美味い~」「美味い~最高~」「美味い~」と幸せな羊のように唱え続け、ニコニコで店を出ると外はすっかり晴れていました。

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冴え冴えとした光の下の店構えもまた良し。

この旅、私たちが満腹になると天気が回復する傾向があり、私たちはそれを「祝福」と呼んでいた。

 

2食目 「つぼみ」で絶品あんみつを堪能

お腹いっぱいになったので、腹ごなしがてら21世紀美術館でも見ますかねぇ~とこれまた徒歩移動。見覚えのある街の景色に嬉しくなったりしながら歩くこと10分ほど。

我らの最愛の甘味処「つぼみ」を発見!しかも誰も並んでない!!!

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腹は減っていないが、そんなん入るしかない!!!

というわけで即入店・即オーダー。
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また会えたね♡♡♡

この店、初めて以来金沢に来るたびに1回は寄っているので、今回で多分4回目とか。ここのあんみつが大・大・大好きなのでやっと食べられて嬉しすぎる。

優に5年ぶりのクリームあんみつ(こしあん・抹茶アイス)は変わらず本当に美味かった…。寒天、あんこ、黒豆、白玉、アイスクリームとかなり絞られた構成アイテムなのに、この端正で上品な味の奥行きが生まれるのはすごいことだ。毎度ここの寒天の角がほぐれていくような口触りに感動してしまうんだけど、今回はあんこのハイレベルさにも改めて驚いた。すごいスムーズな舌触りなのに、ちゃんと豆のほくほく感が維持されている。あと黒蜜がやや苦めで大人っぽいテイストなのもまたニクいな。何度食べても美味しいし、何度食べても新しい発見があって最高です。

 

金沢21世紀美術館で空間を楽しもう

あんみつで幸せ(&満腹)ゲージがフルになったので、今度こそ21世紀美術館へ。

先般の能登半島地震の影響で一部公開になっているものの、館内にはたくさんの観光客がいて賑わっていました。

庭のオブジェの前で何枚もジャンプ写真を撮ったりなどして腹をこなしつつ、私たちも館内の無料公開ゾーンを満喫。

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洗練された素敵な美術館だなぁと改めてしみじみ。

ふと目をやると作品がある感じ、アートと日常が隣り合わせになっている感じでとてもいい。来る度に感じることが変わるし魅力を再発見できるところはこの美術館自体がコンテンポラリーアートって感じだなぁ。

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十和田美術館でも見たマイケル・リンの花柄の壁や

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タレルの部屋。

初めて来たときはこの作品をどう消化していいのか分からなくて「天井が空いてるなぁ」としか思わなかったんだけど、何度も繰り返してくるたび空模様が変わっていく様やそれを見上げながらぼーっとする鑑賞者たちが織り成す良さを強く感じるようになってすごく好きな作品のひとつになった。

次回来るときは今回とはまた違った感覚を持つのかも、楽しみだな。

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整列したラビットチェアたちもかわいかったな。おもわずうさシカを乗せてパシャリ。

ショップでは利益が全額能登半島地震に寄付されるチャリティーハンカチを購入。

 

 

国立工芸館≪印刷/版画 グラフィックデザインの断層≫

21世紀美術館を楽しんだ後は、道中のショップなどを冷やかしつつ徒歩15分くらいの国立工芸館へ。歩いてる間にどんどん天気が悪くなってきて、ちょっと不穏な感じの移りになった。

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国立工芸館はもともと東京丸の内公園にあったものが2020年に金沢へ移転し日本で唯一、工芸とデザイン作品を専門に扱う美術館。


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館内はクラシックな装飾がそこかしこにあって見ごたえがある。

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企画展≪印刷/版画 グラフィックデザインの断層≫を鑑賞。

東京国際版画ビエンナーレ展の出品作品をメインに、版画とグラフィックデザインの変遷を見ていく構成。かなり多様な作品がカバーされていて見ごたえがある。

グラフィックデザインはかなりその時代性が反映されるので、順に追いかけていくだけでも時代の空気感とかを感じられるのが面白いんだよな。

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1957年の棟方志功作東京国際版画ビエンナーレ展メインビジュアル(?)が好きだった。色使いが好き。棟方志功の裸婦画はなんとなく嫌さが少ない。

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あと各年のチケット展示も面白かった。自分自身も行った展示の半券集めてるので見ているとワクワクしちゃうな。メインビジュアルをチケットサイズにすることでの見せ方の変化とかも面白い。

その後常設展も見たんだけど、小規模ながらかなり興味深い。特にすげ~と思ったのがこの正野祥雲斎の《虎圏》

繭みたいだ。美しい&超絶技法…

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好立地好設備。今回のお宿SOKI KANAZAWA

展示を堪能してたらかなり天気が崩れてきたのでタクシーで宿へGO

乗ったタクシーの運転手さんがかなり何を言っているか分からない活舌&ものすごいクラクション鳴らしまくるマンで「ハズレか‥?」とやや緊張感が走ったりしつつも、無事今回のお宿SOKI KANAZAWAへ。

今まで金沢旅行の時は香林坊エリアに宿をとっていたんですが、今回は近江町市場至近のこちらにしました。新しくて綺麗そうだったのと、露天風呂がついているのが決め手です。冬の金沢は寒いから…。


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使いやすいサイズ感の部屋&設備もきれいで使いやすい!

壁面にどデカTVも設置されており、大変快適に過ごせた。あたり宿です。

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部屋で荷ほどきやらなにやらやっているうちに、どんどん天気が悪くなっていき最終的にめっちゃ吹雪く始末。昼は青空すら出ていたのに…この天気の変わりっぷり、北陸だなぁって感じですね。

 

3食目 おすしと和食「はた中」でしっぽり

宿でダラダラしながら一瞬寝たりしてるうちに吹雪は落ち着いたものの、変わらず冷たい雨が降っている。雪は夕飯時に雨にと変わるだろう…

そんな中でも負けじと徒歩移動。夕ご飯は「はた中」へ。

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良さげな雰囲気~!

店構えに負けず劣らず、とても感じのいいお店だった!

若い女性の板さんがハキハキコミュニケーションをとってくれて、一方店主は言葉少なく淡々と握る感じ。店主含めスタッフは総じて若いのに、キャピキャピもオラオラもしていない心地よい過ごしやすさみたいなのが満ちていた。


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一方で、出てくる食事はかなり端正。派手さはないけどどれも食べるたび「美味しい~!」と笑顔になるお味。特に椀物が好きだった。雑味が全然ない上品なお出汁に、すこしクセのあるいわしのつみれが合わさることで奥行きがでて滋味深い。

あと締めで出される寿司も美味しかった!


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赤酢シャリが気持ちまろっとしていて、口の中でホロホロほどけていくような炊き加減がすごく好みのバランスだった。軽めのコースにしたんだけど、汁物が2品でたこともあっていい感じに満腹になったな~素敵な初日の締めご飯となりました。

その後は帰り道の強風に耐えつつ宿に帰還。温泉でしっかり温まったのち即寝となりました。

 

2日目

雨予報だったんですが、起きたら曇り!いいぞ!

4食目 宿のレコは間違いない。イケ喫茶Curioで朝ごはん

起床後は化粧もしないまま朝ごはん第一弾として喫茶Curioへ。

宿のフロントでおすすめされていたんですが、この喫茶かなりイケていた!


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まず内装がかなり可愛い!トラッドな喫茶の風情を残しつつ今っぽさもあるカフェになっていて素敵。店主もスタッフさんも英語ペラペラで、そのせいか店内には海外のお客さんも多かった。

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オリジナルグッズも販売している。色使いが可愛い~!

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多種多様なメニューに目移りしつつ、朝ごはんハシゴのつもりだったので食欲をぐっとこらえてヴィ―ガンサンドウィッチを半分こ。このサンドウィッチ、めちゃ美味かった!

カリカリのパンとやや酸味のあるソースとしいたけなど各種キノコのぷりっと感がナイスマリアージュ。朝にエネルギーがチャージされるような爽やかさがあって大満足だった。他のサンドウィッチやキャロットケーキなどもすごくおいしそうで、余裕があったら旅中にもう一度訪問したかったくらい。

5食目 近江町市場でダブル朝ごはん

美味サンドウィッチ効果で足取り軽く、朝ごはん2食目として近江町市場へ。

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市民の台所でありつつ、観光客向けの食べ歩きも充実している近江町市場。久々の訪問だったけど、ちょうどいい規模感と、端々まで掃除の行き届いている清潔感が大事にされている町の市場って感じでとっても素敵だ。

色々見て回った末、大口水産のその場で焼いてくれるのどぐろ炙りとカニ汁をチョイス。
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この日、雨雪は降っていなかったもののかなり寒かったのでホクホクののどぐろとカニ汁の暖かさが染み渡ったなぁ。のどぐろのしっとりとした脂の甘味、カニ汁の濃厚な出汁…。美味い、美味すぎる!!

綺麗に調理された食事もおいしいけど、こういう市場で食べる食材の力だけをありのままぶつけられるようなてらいのない食事も最高に美味いしぜいたくな気分になるな~。

美味しい食事で身も心もホクホクになったので、腹ごなしがてら市場でお買い物。

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また買えてうれしかったのがこの焼き鯖寿司。これは私がこの世で一番美味しいと思っている焼き鯖寿司でして、なかなか東京では見かけないので見つけると歓喜してしまう。発見後即買い、最高HAPPY!近江町市場に行くたびに買っている気がするがお店自体は福井にあるようなので、福井への行きたさもつのりまくるな。

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その他乾物系もいくつか購入。体型維持のために家では定期的に具沢山味噌汁を食べているのでそこにジョイントさせようと思って…。

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右の岩のりは早速もりもり使ってます。

これを乗せるだけで一気に味に深みが足されて最高。歯ごたえもシャキシャキ!

 

ひがし茶屋街で思うがままにショッピング

宿に戻り身支度を整えた後は、ひがし茶屋街へGO!

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風情~。小京都と呼ばれるのも納得の街並み。雨上がりの湿気た岩畳がまた雰囲気があっていいね。美しい~

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ヤマト味噌醤油で寿司醤油(濃甘口)を購入。これ金沢行ったら絶対買うぞと思っていたので無事手に入って嬉しい。ちょっと甘みのつよいお醤油で、これで刺身を食うと美味いんだ…。魚の青さの尖りみたいなのが麹の甘さで緩和される気がするんだよな。家で早速使いまくっています、スーパーの刺身もちょっとしたボーナスが足された味になる。生魚、永遠にLOVE。

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八百萬本舗ではアンティークの盆を購入。

木目の入り方と色、ちょこんとついた脚のデザインが可愛くて…!

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我が家のおしゃれ度の不足さゆえまだ大活躍はできていないが、たまに綺麗なお菓子などを乗っけて喜びに浸っています。玄関スペースができたら小さな花瓶とか飾ってもいいかもと思っている。

ていうか今回の旅で自分には「盆萌え」の気があることに気づきました。もっともっと欲しい、盆…!

 

5食目 冷えた体にしみわたる…。四知堂で中華粥

小腹が減った&冷えが限界にきた為徒歩10分ほどの「四知堂」へ移動。


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美しい台湾料理屋さん。レストランフロアと、ベンチでラフに食べるイートインエリアがあり今回はイートインメニューの中華粥&鹹豆漿+豆花をチョイス。


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お腹の中からじんわーり温めてくれる味。中華粥はアサリと桜エビ、ホタテと具沢山で、生姜がかなりしっかり効いた洒落た味。鹹豆漿はごま油とラー油がしっかり立ったシャンとした味付け。豆漿自体は結構柔らかめなんだけど、味付けがしっかりしてるので食べ応えありで大満足。塩味2種を食べた後の下を柔らかくなだめる豆花の甘さも素敵だった。具がピーナッツ、白きくらげ、芋園とオールスター揃ってる感。芋園はややもっちり感に物足りなさはあったかも‥‥?

とにかく、食べてるうちに「台湾に行きてぇ…」という新たな旅情が掻き立てられる本場の味でした。台湾また行きたい、行かねば、行こう!!

 

6食目 雨風の先には絶品パティスリーremrefがあった。

その後、あとり氏がチェックしていてくれたパティスリーremrefへ出発。

しかしどんどん天候が悪化。今にも嵐になりそうな危うげな空模様にハラハラしつつも本格的に崩れ切る前に無事到着。

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ここでは欲望をコントロールできずせとかのショートケーキ、フロマージュクリュ、シュガードーナッツというグレート・オーダーをブチかます俺たちの食い意地を見せつけろ!


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このショートケーキが特に好きだった!卵感がしっかりあるしっとり生地&乳っぽさの強いクリームというかなりスイートな土台に酸味のあるせとかが合わさることでちょどいい甘&酸のバランスにまとめられている!どれも小ぶりなサイズなので甘さがだるくならないのもお見事。

 

7食目 アイスクリームは水分だから…「中六商店」で味噌ジェラート

天候が回復しそうになかったので、お店前までタクシーを呼んで宿へ戻り大浴場でひとっ風呂浴びてぽかぽかに。

その後、宿すぐにある「中六商店」で味噌ジェラートをいただく。フレーバーは味噌キャラメル&塩ミルク。

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風呂上がりのジェラート、最高でしかない。

滑らかでしつこさのないハイクオリティジェラートでガンガン食べれる味!
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しっかり味噌も買った。帰宅後即この味噌を使って味噌汁を飲んだんですが、すごい美味しかった!しっかり味があるのにしょっぱくない!嬉しい!もっと大きいサイズで買っても良かったなぁ~

家の味噌って特にこだわりなかったけど、たまにいい味噌を買うのっていいなぁと実感しました。調味料系って高いといっても知れてるので、こういうところでQOLを上げていくのはかなりアリ。

 

8食目 金沢の台所は夜も輝く。「近江町食堂」で宴だよ

最終日の夜ご飯どうする問題、激論の末近江町市場内にある「近江町食堂」に決着。

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朝~昼は大混雑大行列のこの店も、日曜夜はかなり落ち着いておりサクッと予約が取れてありがたい。以前の金沢旅行で朝ごはんに利用して味の良さは知っていたので、欲望のままにオーダー&オーダー&オーダー!


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結果です。

パーティ??

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多種多様の美食を、つやつやで大盛りの白飯でかっこむ。最高!最高!最高!!

朝昼夕と結構洒落たお店でたくさん食べたので、締めをこういう気の置けない食堂でのラフな食にしたのは我ながらかなりいいバランスだったと思う。

あとり氏と二人、「完璧」「天才」「旅の達人」などなど、自分たちをセルフで称賛しまくりつつ、楽しい夜は更けていったのであった…。

最終日(3日目)

最終日になってしまった…。早めに起きて大浴場で朝風呂した後、チェックアウト。

大きい荷物は宿に預け、まずは朝ごはんへGO。

9食目 見目も味もいい。イケカフェ「angolo caffe」で朝ごはん

最終日の朝ごはんはこちらも宿おすすめのイケカフェ「angolo caffe」

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町家風の外観がすでにイケている。


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ドーナツとクロワッサンサンドをオーダー。どちらもとっても美味しかった!クロワッサンのサクサク具合が絶妙で、昼にボリュームランチを控えていなければ一人ひとつ食べたかったくらい。

しかし金沢、つくづくカフェのクオリティが高い…お茶文化が根付いてるからなのだろうか。カフェのレベルが高い都市って文化の成熟度も高い気がする。

 

 

金沢の菓子のドン「吉はし」と「豆半」で散財しよう!

腹を満たしたのちは、午前中のメインイベントである吉はしの生菓子受け取りにGO!

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さらりと住宅街に混ざり込む様に老舗の余裕が感じられるな。

吉はしは金沢の和茶菓子文化における有名店で、各種茶会や料亭に引っ張りだこ。金沢で知らぬものなしの大名店だそう。愛聴しているPodcast「味な副音声」で大絶賛されているのを聞いてからぜひ食べてみたいと思っていたのだ!

事前予約制なので、金沢到着後すぐに上生菓子セットとどら焼きをオーダーしておきました。

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か、可憐すぎ〜〜〜!!

※本当は桜餅もあったんだけど撮る前に食べてしまった…。

どれも丁寧な仕事を感じさせる端正なお味。モチモチのもの、なめらかなもの、それぞれ食感は違えどどれも本当に上品。本当は少しずつ大事に食べたいところですが、賞味期限が2日と短命なので家帰ってからいそいそと一度に何個も食べてしまうな贅沢体験をすることになり最高です。

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どら焼きは姉妹店「豆半」のもの。

これも超美味しかったなぁ〜豆にホクホク感があるのに口溶けは儚い。どら焼きって得てしてちょっとジャンクな感じがするものだけど、ここのは上品さが桁違いで「どら焼きのお姫様なの?」という感想が湧いて出ました。姫〜!

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そのほかにも、店頭に在庫があったとつとつ黒糖味も追加購入。くるみに黒砂糖がコーティングされているお茶菓子で、派手さはないのにめっちゃ美味しい!めっちゃ”茶菓子”って感じ。(どれもそうなんですけど)日本茶や珈琲に合いすぎ。最高。

 

 

10食目 夢にまで見た味。「乙女寿司」は変わらず美味かった

その後、バスを間違えて超大回りしたりしつつも無事オンタイムにて今回の旅の特大メインたる「乙女寿司」のランチへ!

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あ〜夢にまでみた乙女寿司再訪。

金沢に初めてきた8年前?に訪れてあまりの美味しさに衝撃を受けたお店で、元々人気店だったのにあれよあれよというまにミシュランで星もとりいよいよまじの予約困難店になった感がある。

でも金沢に行くからには絶対行きたいので、そのため金沢旅行は常にここの予約がとれた日付を基準に旅程を立てています。

2019年初春に行ったのが最後だったので、かれこれ4年ぶり。ここだけの話、訪問前は「もはや記憶の中で味が美化されすぎているのではないか」「いざ食べてみたらそんな感動はないんじゃないか」と心配がよぎっていたのも確か。食事っていうて初回が一番感動するところあるし…

そんなちょっとした緊張の元訪れ、おまかせ握りコースを堪能した結果。

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杞憂でした~~~~✌✌

もう全部杞憂、心配する必要なんてカケラもありませんでした。美味すぎワロタとはこのこと。北陸のハイクオリティ食材に、大将の確かな技術が加わり本当美味い寿司。

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美味い寿司は見た目も美しい。美味しい寿司を食べると、食というのは食材+作る人の腕ではなく、食材”×”作る人の腕"なんだな~ということを改めて感じる。寿司は総じて美味しいが、腕のいい職人さんの握った寿司ってやっぱり違うんだよな。

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握りコースが終わった後、どうしても食べたくて白子焼きを追加。とろけるうまさでこれも最高でした。

乙女寿司に初めて来た20代半ばの頃、隣に座っていたお姉さん方がコースとは別に追加していたのを横目で見て「さらっと追加するのかっけ~」と憧れていたので時を経てその頃のあこがれをかなえられた感じがあって感無量であった。あの頃はコースの値段を出すのでめいいっぱいでいくらかもよくわからない食事を追加する勇気がなかったけど、歳を重ね30代半ばになった私たちは臆せず追加ができるようになりました。成長!!初めて来たときもあとり氏と一緒だったので、今回また一緒に積年のあこがれをクリアしたのも感慨深かった。

次なる目標は今回お隣に座っていた50代くらいのご夫婦(握り+食事+ペアリングコース、さらに「あ、あれ美味しそうだから握って~」みたいに気さくにメニュー外をリクエストする。この圧倒的鮨のカウンター慣れした仕草…!)です。

カウンター寿司って緊張感もあるし値段も高いし、リラックスしてお腹いっぱい食べるって感じではないんだけどやっぱり行くと背筋が伸びるというか嬉しい気分になるんだよな。まさに「ハレ」の食事といった感じ。ここに行けば圧倒的満足度でハレの食事ができる、というお店があるって得難いことだ。また来たいな、来れるように頑張ろう!という気持ちでいっぱいになった大満足ランチ時間となりました。

 

石川県立伝統産業工芸館≪金属工芸コレクション展≫

乙女寿司でおなか一杯になったのち、食器や雑貨などをザッピングショッピングした後「何が欲しいか分からない…」状態になり、いったん物欲を見定めるために30分ほどあるいて石川県立伝統産業工芸館へ。

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金属工芸品がまとまって見られて面白いしボリューム的に小休憩にぴったりだった。

初日に行った国立工芸館もすごく興味深かったし、今回の旅で「工芸」というジャンルへのチューニングがあった感覚がある。いままで「ふーん…」くらいで流し見していたけど、工芸の持つ技法のすごさや、それぞれの土着性と連なり生まれる個性の違いの面白さみたいなものを感じられるようになったというか。

こういう風に、過去あんまりわかっていなかったものを楽しめるようになる瞬間っていつも嬉しい。子供の頃苦手だった味が年を重ねて好きになったことに気づいた時みたいな成熟を感じるから…。

心ゆくまで悩み、そして買おう。金沢お買い物タイム

展示をみて頭が整理されたのか、物欲大復活。

長町エリアに戻り、本腰を入れて買い物モードへ。

今回の旅で輪島塗か九谷焼の食器を買いたいなというのが目標の一つだったので「食器」にフォーカスしてセレクトショップなどを回遊しまくり、結局選んだのはこちら。

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上出長右衛門の「八寸丸皿 百果刻文」

様々なフルーツがエンボス(?)のように柄を織り成すレリーフ皿。

九谷焼は華やかな絵柄が特徴だけど、これはあえての絵付けなしによる久谷焼きのとろっとした乳白色や柄のモダンさが際立つのが素敵だな~と心をつかまれたのだ。

初日に八百萬本舗で「久谷の白」シリーズのお皿を見て、「いままで絵付けあってこその九谷焼と思っていたけど、九谷焼の白ってそれだけでもきれいだな~」と思っていたので旅で得た知見が集結したチョイス感もあって嬉しい。旅行に行く毎に少しずつ素敵な食器を増やしていきたいと思っているので、大満足のものが買えてうれしかった!

上出長右衛門窯の直営店で買ったんだけど、丁寧に窯の由来や商品の特徴などを教えてくれてとても満足度の高いショッピングだったな~HAPPY!

そしてパンパンのリュックへ…

その後、ホテルで荷物をピックした後金沢駅ナカ施設「あんと」で最後のショッピング。ここ金沢の主要なお土産物はほぼ網羅していて心強すぎる施設。青森といい、JR運営のお土産特化施設の品ぞろえにはかなり信頼をおいております。


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帰りの新幹線で食べるお弁当のほかに、追加で自分用お菓子に「すずめの柿の種チョコ&アーモンドカシュー」と「バター入りころ柿」を購入。

柿の種チョコはまだ食べていないんだけど、ころ柿は食べました。罪の味…。

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そんなこんなで買いに買いたり金沢旅行のバッグは最終的にこんな状態に。

…筒??

 

11食目 美味すぎ大福を”飲む” 「豆半」苺大福

五時過ぎに無事新幹線に乗り込み、帰京の途に就きました。

腰を落ち着けて早々取り出したるはこれ。

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午前中にゲットしていた豆半の苺大福です。

これどら焼きに続き本当に本当にクオリティの高い大福だった…。餅がつきたてのようにやわらか~~~くて、「飲める」ってこのことじゃん。と思った。かといってドロドロではない絶妙な塩梅なんだ‥‥。餡も餅と同様かなり柔らかくてジューシーめで、食べている間満面笑顔不可避でした。

 

12食目 自分まだ食えます「すずめ食堂」のり弁でフィニッシュ

自分、いけます!まだ食えます!!!!

ということで金沢旅行最後の食事は駅で買ったすずめ食堂ののり弁。

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美!だね!!

シャケじゃなくて鰤が乗っているのが新鮮で嬉しい!しっかり脂がのった鰤とやわらかい卵焼き、そして白米のコンビネーション完璧です!!最後まで大満足の食事~

しかしさすがに食べ過ぎたのか、完食後血糖値アゲアゲ状態すぎてもはや何の話をしていたのか記憶がない。多分大した会話はしていなかったのでしょう。

あ~楽しかった!

そんなこんなで、大満幅の腹と、大重量のリュックを抱えて20時過ぎに東京着。ニコニコ笑顔での解散となりました。楽しかった~~~~~!!!!

金沢って食も文化も成熟しており、さらに見どころがきゅっと中心地に詰まっているので観光もしやすいし…本当に素晴らしい文化都市だな~と改めて”惚れ”を強くしました。毎年行きたい、なんなら季節ごとに行きたい…。

京都に続き、今回も最高の旅の相棒あとり氏にも大感謝。あーたの見つける店の”アタリ”率の高さにはもはや恐怖を覚えるよ…。

****

本当に楽しくてご機嫌な旅だったけれど、町のあちこちには能登半島地震への義援金ボックスが設置されていたし、乙女寿司では「輪島エリアの食材は全く入ってこない」という話もでたりして、先の震災でのダメージの大きさを感じる旅でもありました。

支援の手が届いていないエリアも未だ多くあると聞くし、観光で楽しみを消費していくだけでなく寄付を続けることや、北陸の現状への関心を持ち続けることをしていかなきゃいけないなとも思います。

一日でも早く、少しでも多くの人に穏やかな日常が戻りますように。

www.jrc.or.jp

 

さて、いつもながらアホほど長い記事になりました。読んでくださった方、ありがとうございました!!金沢最高~!!次は福井に行きたいな!!!

完!!

 

▽1月に行った京都旅記録

aso414.hatenablog.com

 

文化とグルメ満ち満ち京都旅記録

1月半ばに文学フリマ京都に参加するのに合わせて、あとり氏(id:aatorii)と京都2泊3日旅をしました。あっという間にひと月以上経ってしまいましたが、その記録です。いつも通りとても長い。

 

 

 

初日

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夕方まで仕事のあるあとり氏に先じて、一人で朝一京都入り。新幹線の中で朝ごはんにしようと思ってNEWDAYSのオムライスむすび(好き)を買ったものの、その前に奥に映っているコメダのまろやかミルクコーヒーを一気飲みしたことによる血糖値スパイクにやられ即寝。起きたら京都も間近だったので食べずじまいだった。(関係ないが、この時関西でコンサートがあったのか、はっと目を覚ましたら右斜め前の席に座っていたお嬢さんが持っていたHey! Say! JUMPの山田君さんの巨大うちわと目が合って面白かった)

スマート珈琲で絶品フレンチトーストを食す

京都着いてすぐ、遅い朝ごはんとして気になっていたスマート珈琲へ。

着いたときは4名ほどの列ができていたものの、結構サクサク列は進み15分くらいしか待たなかった気がする。


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店内はレトロで素敵な雰囲気。海外の観光客っぽい人たちもたくさんいました。いい店チョイスしてますね。

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頼んだのはこの美しきフレンチトーストです。見てくれこの美しき分厚さを…寝苦しい夜これを枕にして眠りたい。

ビジュアルだけではなく、味もとてもうまかった。外カリ中ふわ、やや塩気のある表面にサラサラめのシロップをたっぷりかけて食べるよろこび…!決してしつこいわけではないんだけど、どことなくフライドポテト的なジャンクな風味があって、そこが喫茶店ぽくてぐっときたな。オリジナルブレンド珈琲も苦み強めの好みの味でフレンチトーストとの相性ばっちり、大満足の京都1食めとなりました。

村上開新堂で焼き菓子を爆買い

その後、スマート珈琲のそばにある鳩居堂を冷やかしたり、商店街のど真ん中にお寺があるんだ~賑わってるな~~えっここが本能寺なの!?マジ!?となったりしつつ15分ほど歩いて村上開新堂へ移動。

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こちらもレトロで趣のある外観。

焼き菓子特集などを見ると頻繁に名前が上がり気になっていたものの、「紹介制」という謎システム(いや、謎じゃないんだが。謎じゃないんだが菓子屋で紹介制ってどういうことなの?という解せなさがすごい)のため未踏だった村上開新堂。京都は一見さんでもOK&小分け販売もしていると聞き今回いそいそと訪問。

小さな店内のショーケースに並ぶ可憐な焼き菓子を見るうち判断神経がバグり、思わず単品売りしている焼き菓子をすべて購入。

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旅の序盤で大荷物(しかも割れ物)を増やすという初心者ムーブをブチかましてやりました。

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↑買った焼き菓子たち。どれもクラシックで上品な味わい。

 

京都文化博物館シュルレアリスムと日本展≫

その後はこれまた徒歩で京都文化博物館でやっている≪シュルレアリスムと日本展≫を鑑賞。京都文化博物館、KYOTO GRAPHIEの時も来たな。

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シュルレアリスムの日本での展開の系譜をたどっていくように見ていく構成で、ボリューム感もちょうどよくてとても興味深い展示だった。

シュルレアリスムと一言で言っても様々な作風があって、私はややひょうきんというかとぼけた味のある作品が好き。シュルレアリスム、昔はあの不条理な感じが悪夢っぽくてかなり無理よりだったんだけど、今はチューニングがあったのか興味深くみれるまでになった。

まぁ変わらずどの作品も悪夢ぽさはあるんだけど、精神世界感が強いというか、作者の内向性の極みって感じがするのが面白い。普通のアート(って何だって感じだけど)よりものすごくナイーブだし内向的な印象を受けるので、そりゃ脳筋となる戦中は迫害されるよなという納得感もあった。

同時にこういう一種の繊細性の極みみたいなものを受け入れられない社会って余裕がないということだと思うので、やぱ戦争は悪。必滅。戦後はいっきに陰鬱な絵が増えていて、若い画家たちが従軍した先での戦争体験があまりにも辛く大きな傷を残し、これらの夢幻のような表現でしか傷を癒せなかったのかもしれないと思って辛かった。

移動しつつカフェ巡り

次の展示まで、事前にチェックしていたカフェやショップをはしごがてら徒歩移動。

1er ETAGE

ドライフラワーショップと併設しているカフェ。ガーリーだけど都会的な洗練さもある素敵な場所だった。ちょっと奥まった場所にあって、物語に出てくるみたいなドリーミーさがある。ケーキセットもおいしそうで惹かれたものの、そこまでお腹がすいていなかったのでレモンジンジャーティをいただきました。


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ドライフラワーがあんまりにもかわいくて、絶対荷物になるのに…と思いつつも購入。

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SO CUTE!家でアクセサリーボックスの横に飾ってます。

Mariebelle Chocolate

いいチョコレート買いたいな!と思い東京未進出のマリベルに初訪問。

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店前にある提灯が可愛かった。カフェのランチセットにも心惹かれつつ、まだお腹がすいていなかったので物販だけチェックしてアソートをゲット。

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ナッツざくざくで美味かったです。あんまり尖りのない、ベーシックなチョコだったな…という感想だけしか出てこなくて悔しいな。

チョコレート界隈への知識が全くないのでタブレット買っちゃったんですが、もしかしてそのショコラティエの真価ってプラリネとか食べないとわからないのか?

TORIBA COFFEE KYOTO

その後20分ほど歩いたら雨が降ってきた&小腹がすいてきたのでチェックしていたヴィ―ガンカフェに入って休憩。内装もモダンアジアンなかんじでちょっと癖もありつつ洒落ているし接客も丁寧でいい感じだった。


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めっちゃ美しいキューカンバーサンドウィッチ。

ヴィ―ガンカフェなので、パンもバターもヴィ―ガン仕様。ヴィ―ガン食ってあまり縁がないのだけど、パン生地はホロホロ具合が強くて、バターは少しもたっとしている感じ。それらをキュウリの瑞々しさと塩気がいい感じまとめていて「とても美味いな…」と感心した。でもノーマルなキューカンバーサンドウィッチとはまた別ものっぽい。別のものとして美味かったです(腹がこなれる速度は速かった気もする。消化がいいのか?)

 

待ってなんか飽きたかも。人が恋しい

雨がなかなかやまないので、SNSチェックしたり本読んだりして時間つぶしながら次の予定を検討していたものの、ある瞬間から「なんかもうしたいことない」という気持ちが膨らんできた。

事前にチェックしていた展示は次に行くところでおしまいだし、気になるカフェは他にいくつかあるけどもう別にお腹も空いていない。心から望んでいるわけでもない食事をしにカフェをはしごするのはなんか勿体ない(お金も、胃袋の容量も)

他にやることといって思いつくのは買い物とかだけど、近隣にめぼしいショップないなぁ…と考えたあたりで「私って消費することでしか時間をつぶせないのかよ」と思い至りなんだか虚無的な気持ちになったりもした。

普段消費活動を心から愛しているのに…なぜあんなに虚しい気持ちになったかは不明。朝から様々な店に行ってたくさん楽しんで消費受容ゲージが満タンになったのかもしれない。やはり人間って求めてないときに与えられても楽しめないんだな。東京ではそういう時ブログ書いたり本読んだりするんですが、旅先だとなんか「どこかに行かないと勿体無い」みたいに思っちゃうのか集中出来ない感じがするのだ。

あと私は結構なにかインプットしたとき他者にそれを伝えることも含めて楽しいと感じているのに、この道中は感じていることのアウトプットが出来ていなかったことも原因かもしれない。(一人旅だし、SNSは基本時差投稿だから)

思えば朝から他者と会話をしていない。人と…人と話したい!!!人が恋しい!!!あとり氏早くきて!!!!

MtK Contemporary Art≪クモの糸をつかむ≫

雨も止んだので気を取り直して岡崎エリアまで移動。MtK Contemporary Artで岡田理、竹村京、ニシジマ・アツシ、増田佳江、三島嶺によるグループ展覧会を鑑賞。


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規模は小さいながら、まじまじ見たくなるような面白さのある展示たちで寄ったり離れたりしゃがんだりしながら楽しく鑑賞。

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鎖にとらわれた白菜ちゃんが好きだった。ちょっと牡蠣みたいにも見えるね

 

あとり氏と合流「資本主義との1ON1」という概念。

その後無事あとり氏が京都入りしたので京都駅前で合流。待ってた~♡思わずニコニコ顔になっちゃった。先ほど感じた「東京や人と過ごす旅行中には感じない、消費することでしか余暇をつぶせない自分への虚無感」みたいな話をしたら「一人旅は資本主義と1ON1になるからじゃないか」という指摘になるほどと膝をうった。

誰かと一緒にいたり、いつでも中断できる(家に帰るなどして)状況では鳴りを潜めている「資本主義」という思想(?)と、一人旅は向き合わなければならないのかもしれない。そして普段はなんとなくうやむやに受け入れているその圧倒的な暴力性(というと語弊があるかも)に喰らっちまうのかも。旅先では自分のいろんなことのコントロール力が落ちるから…

 

最高の宿「丸福樓」に我を失う

そんな話をしつつ、伊勢丹のデパ地下で夜ご飯を買い込んだのちにホテルへチェックイン。京都駅から徒歩で15分弱ほどあるんですが、住宅街をゴリゴリ進んだ先に突如現れたのが今回のお宿「丸福樓」

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は?良すぎ。

任天堂の旧本社屋を安藤忠雄が設計監修したホテル。公式サイトを見るに「イケてるな‥」とは思っていましたが実物の良さは計り知れない。

古くて素敵な建築が持つクラシックが一周回ってモダンに昇華されたような瀟洒な雰囲気が素晴らしい。ちょうど陽が落ちかけていたのでオレンジの灯がともっていてそれがまた素敵、外観を見ただけでこの旅の勝利を確信しちゃった。

同じタイミングで外国人ゲストの方も到着していたんですが、外観を見て「Wow!Super Cool…!」とつぶやいていました。私も同じ気持ちです!!!!!


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良すぎる…よすぎる…と二人してうわごとのように言いながら写真を撮りまくりました。こんなんWSC(ワオ・スーパー・クール)ホテルですわ。


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ラウンジも広々&いい雰囲気~!


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部屋もシック。ブラウンとグリーンの使い方が上品で素敵。

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鍵はクラシックなタイプ。レトロ任天堂ロゴのキーホルダーがぐっときますね。

 

NORR KYOTOで上質北欧雑貨を堪能

ひとしきり宿に興奮した後、あとり氏が予約をとってくれていたNORR KYOTOへ

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北山エリアにある輸入雑貨&書籍を扱うショップ。SNSで素敵な品揃えは常々拝見していたので今回訪問できてとても嬉しかった!店主の洗練された目線で選ばれたアイテムたちはどれもとても魅力的で、端から欲しいよ~となってしまう魅力がたっぷり。

小さな店内を行きつ戻りつしつつ、ティタオルとバターナイフをチョイス。


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どっちも可愛い~!!

ティタオルは色みと繊細なジャガード織りが素敵。事前にオンラインで目を着けていたので無事手に入れられて嬉しい。ティタオルではあるもののこんだけ可愛いしテーブルクロスみたいに使いたいな~と思って適切な場所が決まるまで大事にしまい込んでいる。

バターナイフはアンティークで、白蝶貝の持ち手のあしらいがロマンチックでとっても可愛い~!使う度可憐な見た目に嬉しくなりつつもりもりバター塗ってます。

京都デパ地下厳選アッセンブル!夕ご飯

宿に戻って夜ご飯タイム。JR京都伊勢丹のデパ地下をウロウロしまくって決めた2種の弁当と、丸福樓のラウンジで用意されている菓子やドリンクを集合させてお部屋ピクニック気分。最高。

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お菓子以外にも、ラウンジではお茶漬けも用意されておりそちらもしっかり食べました。

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このお茶漬けが最高に美味。付け合わせの白菜やゴマをもりもりにして食べると無限に食べられた。

文フリ前夜インスタライブ

お茶漬け食べた後は恒例のインスタライブ。

翌日の文フリへの意気込みや、2024年の目標についてつれづれフリートーク。節分が近いので鬼のお面を着けたんですが、普通に怖かったかも。ごめんね。

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2日目

あっという間の2日目。今日は文学フリマ京都にサークル出展!わくわくだ!

丸福樓「carta.」で絶品朝ごはん(洋食)

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まずは起床後即・丸福樓併設のレストランで朝ごはんコースで腹ごなし。俺たちは朝一でめっちゃ食える方の人類。


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朝ごはんはコースのみで、洋食・和食で選べます。この日は洋食コース。

どれもしっかり手が込んでいて朝からテンションが上がる布陣。ただ味付けはしつこくない上品さで、食べ終えるのがしんどくなるような重さはないところが絶妙な塩梅。宿とのトンマナの揃い方が完璧でお見事であった。

出町ふたばで絶品豆大福をゲットだぜ

満腹の腹を抱えつつ、念入りに身支度を整え文学フリマにいざ出発!

ただ、会場入りする前にまずはお昼ごはんをピックアップ。お目当ては出町柳エリアの名店「出町ふたば」です。

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朝一からこの行列よ。

ただ事前に電話予約していたので列には並ばずすっとお会計できました、事前予約システムありがたすぎる。端から食べたかったけど、今回は「豆餅・赤飯・桜餅」の3種をチョイスしました。会場で食べましたが、どれも本当に美味しかった!

美味しい和菓子屋さんってそれぞれ特徴があるけど、出町ふたばは圧倒的に豆が美味い!!豆大福もお赤飯も、ホクホクした豆の風味が抜群!口に入れると上等な豆の風味が鼻を抜けて最高~!豆の炊き方完璧ですごすぎ。

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↑豆大福はビジュも可憐すぎる。美味しすぎて翌日も買いました、京都にいく度食べたい。

 

いざ文学フリマ京都

お昼も確保し、足取り軽く文学フリマ京都の会場であるみやこめっせ入り。

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みやこめっせ、初めて行ったんですが入口が立派すぎてビビった。美しい~

既にサークル参加の人々の列ができていて、祭りの気配にワクワク。

スペース設営

スペースに到着し、粛々と設営。せっかくなので昨日のインスタライブで使った鬼の面を掲げてみました、かわいいね。

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私たちはいつも心から「お洒落なサークルになりたい!」という気持ちを持っているんですが、仕上がりがいつもお洒落っていうかひょうきんなのが解せない。なぜ…

今回の新刊たち

前回参加した文学フリマ東京と同様、個人誌1冊と合同誌1冊を作成しました。

ZINE各種は印刷所から会場への直搬入だったので、毎度会場に着くまで「ちゃんと出来上がっているのか…?」という不安が消えないんですが、今回もかわいく仕上がっていて大満足。


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左:個人誌「ときめきは身につける一番星」

右:合同誌「とびだせ!初っ端から熱く生きろ Vol.2 特集「旅」」

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今回ブースで販売した本たち。あとり氏は合同誌に加え、なんと個人誌を2冊だした。すごすぎるぞ。

無事個人誌・合同誌は完売となり嬉し&ありがたいばかりでした。感想もたくさんいただけて、マジで定期的にすべて見返してます。継続して感想は募集しておりますので、人助けと思ってぜひ…。あそを(喜び)殺すのに刃物はいらぬ、コメントひとつあればいい。

aso414.hatenablog.com↑出展商品の詳細は下記生地にまとめてあります。データ販売もしているのでよろしければぜひチェックしてみてください。

楽しすぎる時間と関西のトークポテンシャル

11時から開場してから、ありがたいことにたくさんの方がブースに来てくれて本当に本当に本当に嬉しかった!!!

前回の文フリ東京に続き、スペースに来てくださったのはほとんどSNS経由で見守っていてくれた方々のようでした。前回も同じことを書いた気がするけど、無数にあるSNS発信から私たちを見つけてくれて、わざわざこの会場に足を運んでくれて、さらには作品を買ってくれるというかけがえのなさに毎度毎度胸を打たれてしまう。それって簡単なことじゃないと思うので、本当にありがたいです。

改めて会場に来てくださった皆様、ありがとうございました!!!!BIG・BIG・BIG・THANK YOU!!!

あと今回すごく思ったのが、関西民のコミュ力の高さ。ちょっとした言葉のやりとりがどの方もすごくテンポがいい上、言葉選びに気が利いていて、あとり氏と二人で感服しまくってしまいました。この言い方が適切かはわかりませんが、素人さんのレベルが高い。すごい、リスペクトっす。

買った本

今回も無事素敵な本たちをゲットしました。

毎回追いかけている華さん(id:pink8er-hana)の「華」シリーズの新刊2種と、お隣さんでもあったKiEさん(id:sasanopan)とアコさんの個人誌&合同誌。料理家のまきあやこさんの食エッセイ。

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文フリは自分で作って出してもたのしいし、買っても楽しい。お得だ。

ありがたすぎ差し入れたち

今回、ありがたいことにたくさんの差し入れをいただきました。

わざわざ足を向けてくれるだけでも嬉しいのに、こんなものまで…!?驚きと嬉しさで動揺しまくってしまいました。お心遣いありがとうございました…!!

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手渡してくださった時に掛けてくれた言葉とか、お手紙(こんなん人生初ですわい)に添えられた言葉とかが本当にありがたくて…。ビビるかもですがあまりのありがたさに宿で見返しつつ普通に泣きました。

あまりの人の善意に情緒乱されまくりだよ。全部抱いて寝たかったです、きもいね。

京都国立近代美術館≪小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ≫

撤収後は、みやこめっせすぐ横にある京都国立近代美術館へ移動して企画展を鑑賞。

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様々なファイバー使った立体作品の数々は美しくて見ごたえ抜群。


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織りでこんなに様々な表現ができるのか…!とワクワクしてしまう。


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どこか民族的な感じと、一転してSF的な未来っぽさが混ざり合ってるような不思議なかんじ。見れば見るほど見飽きない楽しさがありました。

大きな作品が多かったので、でっかい作品LOVE民としてテンション上がりまくりだった。

「喜幸」で大人の夜ご飯

宿に戻って一息ついてから、まずは夜ご飯第一弾として祇園四条の喜幸へ。

担当の美容師さんに「何を頼んでも美味い」とおすすめされて気になり予約をとったのだ。


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女性ふたりで切り盛りされている、カウンターだけの小さなお店。こじんまりとしているけどすごく風情がある素敵なお店。

文字メニューだけだし、値段書いてないし、女将たちはこちらに手厚いフォローをしてくる感じてもないのでオーダーするときはちょっと緊張するものの、出てくる食事はどれもおっとするほど美味い!!


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派手さがあるかというとないんだけど、そのぶん口に入れたときの「!」がでかい。そのレベルの高さはおつくりの時点から現れています。


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そして特に絶品だったハマグリの酒蒸しと湯豆腐。ほっかほか!出汁のひきかた完璧!!!1月の寒い京都にしみいる温度&味。「滋味」ってこういうことを言うんだな~。味も店の雰囲気もなんだかすっごく「大人な京都」って感じでよかった。(緊張したけど)

丸福樓を味わい尽くせ!オールインクルーシブ使い倒し夜ご飯(2回目)

喜幸を堪能した後は、宿に戻って夜ご飯第2段。


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セルフバーなどを冷やかしたのち、一日目に美味さにうなったラウンジのお茶漬けをリピート。
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このお茶漬け、本当に美味しかったな…。出汁に変な酸っぱさが全くない。普段は白米派だけど、この出汁と古代米スペシャルマッチしていて「この組み合わせしかない」とさえ思う。このクオリティがフリーでいただけるのは嬉しすぎる。


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そしてさらにラウンジにある各種スイーツも食べまくり。アイスのクオリティも高いながら、特筆すべきは右の味噌ケーキです。どうして販売していないのかと嘆きたくなるほど美味い。わたしはこれにハマりまくってしまい、2泊で優に6切れは食べました。うそ、8切れかも。どちらにせよとにかく美味すぎる。一刻も早くお土産として販売してください。3つくらい買うから…。(追記:冷凍で販売あるそうです!!!最高!!次は絶対買う!!)

 

3日目

あっという間に最終日。いやだ、まだ帰りたくない!!!

丸福樓「carta.」で絶品朝ごはん(和食)

昨日に続き、最終日の今日もホテル隣接のcartaで朝ごはん。今回は和食コースです。

2日目の洋食も美味しかったけど、和食コースはより好きだったかもしれない。


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おひたしはじめ、青菜がたくさん出るのが嬉しい。年を重ね、青菜の良さがしみじみ分かるようになっていく…


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焼き魚&おにぎりのセットも嬉しい!おにぎりまん丸でかわい~

パリパリの海苔をオンしていただきます。濃い目の味噌汁とあって最高
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そしてデザートのヨーグルト。栗の甘煮が乗っていて、これがすごい美味しかった!栗の甘さがヨーグルトの酸味をうまいぐあいにマイルドにしている。普段ヨーグルト萌えが全くないんですがこれはめっちゃ美味しくてもうちょい食べたいな~と思うくらいだった。

ギリまで宿を楽しもう!

朝食を終えてからは荷造りしたり身支度したりしつつも、チェックアウトぎりぎりまで宿を満喫。引き続きラウンジに用意されているドリンクやお菓子などを集合させてデザートタイム。


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この宿美しすぎるな~。こんな雰囲気のおうちに住みたいね

後ろ髪をひかれつつ、11時頃チェックアウト。すごくいい宿だった、大満足!また泊まりたい〜

絶品柚子雑炊でお腹までぽかぽか

チェックアウト後は荷物を京都駅のロッカーに預けて、昼ご飯を食べに祇園エリアの「柚子屋旅館」へ。

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ええ感じの店構え。あとり氏が予約してくれていたお店で、期待値的に本日のメイン食です。

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ずらりと並ぶおばんざい膳にまずテンションが上がる。美味しいものが小皿で並んでる様、喜びでしかない。


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白味噌の味噌汁と西京焼きもとっても上等なお味です。ここら辺でかなりお腹が満たされてきたものの、次が真打。

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柚子雑炊の登場です。中央に鎮座まします柚子のインパクトよ…

これだけでもかなりチャームがあるのに、そこにたっぷりの卵がかかり

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こうして

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こうだよ。

まったりとした卵の甘さとお米のまろやかさに柚子の軽やかな酸味が乗っかりかき込む手が止まりまらない。とろみのある温かいものが腹を満たしていく喜びって本当に最高。

この後に甘味もでたので、本当にお腹がいっっっぱいに。でもなんか罪悪感がない満腹感だった、和食だから?

 

さみしがり屋の竜と京都で謎を解くのだ!

柚子屋旅館で腹11分目となったので、腹ごなしがてらJRの主催する謎解きイベント「寂しがりの龍と京都の宝」に参加することに。

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この案内役の龍、語尾が「なのだ」なのと、たまに見せる思わせぶりなムーブが乙女ゲーにおける【序盤は少年だったが、ルートに入ると急に成人外見に成長する攻略キャラ】(例:遙かなる時空の中で3の白龍/古いたとえで恐縮です)っぽくてなんかオモロかった。雷が怖くて眠れないと泣くから一緒の布団で寝たら朝になったら成長していてキャーみたいなやつじゃん。俺にはわかる、俺は詳しいんだ。

そんな龍に導かれるままに、八坂神社を皮切りに

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平安神宮
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白峰神社、護国神社とめちゃくちゃな移動を繰り返しました。
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このゲーム、めちゃくちゃ京都市内移動させんじゃん?

多分JRとしては謎を解きながら公共交通機関を使ってもらうという意図なんだろうけど、私たちはこの全てを徒歩移動した。(理由:腹をこなしたかったから)

JRくんごめんね…

中京都御所でジャンプ写真を撮ったり、ものすごい風が強い&極寒&満腹による眠気で頭が回らなくなり、15分くらいしりとりをし続けることで意識を保とうとしたりしつつも無事謎解きを完遂。
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私はこういう謎解き系が苦手なので、ほとんどあとり氏が解いてくれた。彼女がいなければ絶対クリアしなかったと思う、サンキューすぎっ!

 

ぷるぷる厚焼き玉子サンドで夜ご飯

帰りの新幹線まで残り2時間ほどとなったので、京都最後の飯を食べに喫茶マドラグへ移動。


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レトロで可愛い外観&店内。

魅力的なメニューが揃っていたものの、あれだけ歩き回ったにも関わらずそこまで腹が空いていなかったので大人しくシグネチャーであるコロナの卵サンドを2人でシェア。

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この卵サンド、想像の1.5倍デカい&ぷるぷるで驚いた。卵サンドへの固定概念を破壊された感がある。

あまりにも卵が分厚いのでかぶりつくと中の卵が脱走してこぼれるという構造上のバグを抱えていたんだけど、これを綺麗に食べ切れる人って存在するのか?

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ドリンクはなんか特殊な珈琲を頼んだと思うんだけど記憶が消えました。なんて飲ませがいのない女なんだ…

 

あ〜楽しかった!

その後京都駅に戻り、お土産などの最終チェックを行ったのち帰京となりました。楽しかった〜!!

こうして振り返ってみると、展示も見て文フリにも出て、買い物もしてグルメも満喫…というかなり盛り盛りの旅だったな。京都というハイパーコンテンツ大充実シティがそうさせるのか…。

冬の京都はむちゃくちゃに寒いけど、春や秋にはない人通りの落ち着きと、ツーンとした冷気に包まれる街並みの美しさがとてもいい感じだった。

いく度に余りの観光資源の豊富さに「千年の都の実力、流石っス」という感服の気持ちで満ち満ちちゃう。また行きたいな~次は新緑の季節とかに(すぐじゃん)

しかし長い記事になってしまった。読んでくださってありがとうございました!

京都最高~!完!

 

 

▽去年の京都旅行記

aso414.hatenablog.com

 

2024年1-2月 美味いもん消費

3月になりました!3月ってまじ?まじです。瞬く間に過ぎ去った1-2月に食べた美味いもんふりかえりです。

 

 

 

1月

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100本のスプーン「パフェ-天地左右の裏表-」

年明けに行った東京都現代美術館で企画展≪豊嶋康子「発生法──天地左右の裏表」≫を見た後コラボパフェを食べました。くるくる回すとそれぞれちょっと印象が違って見えるようになっていて、企画展のどんどん印象が変わっていくような不思議な鑑賞体験がうまく落とし込まれていてすごい…と思った。味も美味しかったです。

 


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256nicom curry&parfaitコース

あとり氏(id:aatorii)とyukiさん(id:senayuki)と一緒に≪テオ・ヤンセン展≫へ行った際、yukiさんおすすめのカフェで食べた美カレー&美パフェ。

yukiさんが以前から定期的にポストしていて「美味そうすぎるだろ」と憧れていたので、ついに実物が食べられて本当に嬉しかった…。さすが俺たちのグルメ博士yukiさんが推すお店なだけあって、ビジュアルだけではなく味もハイレベル。カレーは各種ルーの奥行きのあるスパイス感が好バランスだし、パフェは完成度の高いクリームとソルベにちょうどよくマッチする甘酸っぱいベリーが隠されていて飽きずに食べ進められるリズムがある。また行きたい、近所に欲しい!!!

 


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水刺間

桜花さん(id:oukakreuz)と二度目ましての食事会で久々の水刺間。

ここのポッサムキムチが大好きなのでお付き合いいただいたのだけど、桜花さんのお口にも合ったようで嬉しかった。グルメな女に自分の好きな食事が褒められるの、満たされ~が発生しちゃう。

美味しい韓国料理をつまみつつ、ノンアルで4時間近くノンストップトークをするの楽しいが過ぎました。桜花さんはおしゃべりもお上手だけど聞くのも上手なので、インターネットではなかなか出来ないめちゃくちゃ混み入った話をしてしまう。そして桜花ブログ愛読者なので「あ、それ昔ブログで読みました!」「あのブログの裏側ってこうなんですね!?」とファンガール仕草止まらず。あんだけ話したのに家で「あれ言い忘れた」と思いつくのが怖い。また遊んでください(私信)

 


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アンドシノワーズ

食いしん坊軍団たる旅の仲間(あとり氏・yukiさん・あまねさん)で、昨年に続き二度目のアンドシノワーズ体験をしました。去年初めて行ってから、あまりの美味しさに「また食べたい…また行きたい…」という願望がモクモクしていたので、あとり氏が無事予約をとってくださったのは感謝でしかない。(余談だけど、私の上司はここの予約をとろうと何度もチャレンジしては失敗してるので、あとり氏の”予約力”は素晴らしい)

今回も本当に…本当に美味しかった!

前回は夏だったので、今回はスープがあったりちまきがあったりとちょっとメニューが違うのも嬉しい。個人的には1枚目のイカの前菜が忘れがたい、酸味とイカの甘味がベストマッチ。冬なのに酸味がストレスにならないの、すごいよね。

いつも食べたことがない新鮮な驚きのある(そしてとてもうまい)食事をできるのがとても得難い食体験だな~と思います。また季節が変わったころ行きたい!

 

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エクシブ山中湖「バナナタルト」

河口湖の冬花火を見るため1泊二日で宿泊。帰りにラウンジでバナナタルトを食べました。エクシブみたいな、ややバブルの雰囲気を残したホテルにあるラウンジのクラシックなケーキってなんか好き。クリームがややもたっとしていて、しっかり甘くて食べでがあるかんじ。

 


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鮨赤酢はなやま

気の合う同僚ズとの新年会。お寿司は文字の通り寿ぎ感があって、食べるだけでめでたい気分になりますね。生魚、永遠にLOVE。

先付などの食事も握りも美味しいしボリュームもちょうどいい感じ。価格とのバランス感も良くて、友人とのちょっときれい目な寿司にいいな~と思った。

 


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imoco

Podcast「味な副音声」でMVF2023に輝いていたことで気になっていた日本料理屋。あとり氏といそいそ訪問。

とっても感じのいい女性店主が一人で営まれているカウンターだけのお店なんですが、出されるもの全てに手が込んでいて、その手間が決して煩わしくないちょうどいい塩梅で、当然のごとく味は美味しく最高のお店だった…

あまりにもすべてが自家製なので最後のあたりはやや恐怖を感じるほど。この情熱をこの価格で…!?いいの…!?みたいな。デザートで出されるあんみつに載ってる和三盆のアイス、あと三つほど食べたかった…。ここはぜひまた行きたい。

 

2月

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サムライオイスター

オモコロで毎年特集されていて気になっていた生牡蠣の詰め合わせ。ふと思い立って頼んでみたら、あの激賞記事もうなずかれる美味さで大満足。ぷりぷりしてて臭みゼロ。そして物凄いたくさん入っている…!牡蠣鍋にしてもいいかな~と思っていたんだけど、結局すべて生で食べました。食べても食べてもまだあるから嬉しくなっちゃう。そしてこれだけの量があると取り合いにならなくて平和でいい。これは折々でリピ確定ですわ

 

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OGA BAR by 小笠原伯爵邸「バレンタインパフェ」

2年ぶりにOGA BARの限定パフェを食べに行きました。

ボリュームがあるように見えるけど、食べると苺と柑橘の華やかな酸味が上手に立っていてとっても軽やか。スイート要因にされがちなチョコが苦み要員として使われているのもニクイね~って感じで、サクサクぐいぐい食べ進められる良パフェでした。

 


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東京會舘プルニエ「記念日コース」

結婚記念日のお祝いディナーに利用。今年は初心に帰り(?)式を挙げた東京会館のプルニエでシグネチャーメニューを味わえる記念日コースをチョイス。

バターを一本まるごと使っているのでは?と思うほどに濃厚な舌平目のボンファム、もはやステーキよりも肉を感じる特製ローストビーフ、贅沢な乳成分を感じるクリームとホロホロの栗ドッキングの見た目も可憐なマロンシャンテリー…どれも本当に美味しかった!こういうものすごいド・クラシックな正統派フレンチを食べると「変わらない」に至れる味の完成度、強さがあるということに気づかされる。

披露宴で出したものも多く、「あの時ああだったね、こうだったね」と話しながら食べれたのも良かったな。こういうのも老舗の強みというか、ありがたさですね。

 

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ポワン・エ・リーニュ

名店ポワン・エ・リーニュが八重洲ミッドタウンに入ったと聞いてパン食べ放題コースを満喫しに行きました。

この日話すのと食べるのに忙しすぎて肝心のパン写真をはじめ各種料理の写真を撮り忘れているんですが、このコースすごいコスパよかった!パン主役で食事達は添え物程度かと思いきや、前菜も魚も肉もかなり高レベル&ハイボリューム。

食べ放題のパンがお代わりする度新しい種類のパンで用意されるところもかなり好印象です。飲み放題ドリンクの種類もアルコール・ノンアル双方ともに豊富!いいぞ!!!

結果はちきれんばかりの満腹になりましたが、幸せな満腹感だった。食いしん坊の女を集めてまた行きたい。

 


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別邸 仙寿庵(夕ご飯)

10日間のエジプト旅行から帰ってきた母とともに一泊二日旅行で群馬の水上温泉へ。お宿は安定のLOVE宿千寿庵で、今回で4回目?の訪問です。

豪華な夕飯が魅力のひとつの宿だけど、春の食材が惜しげもなく使われた今回の食事はかなり好き度が高く、ますます宿への信頼を深めてしまった。メインの味噌とチーズの肉鍋もとっても美味しかったな~!

 

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別邸 仙寿庵(朝ご飯)

安定の豪華朝ごはん。こちらもとっても美味かったな~。夜案だけ食べたのに朝もこんなに食べていいのか?よくないかもしれない。でも美味くて…

満足度が高いので毎度和食を選んでしまうんだけど、次回は意を決して洋食をチョイスしてみようかな。

 


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うな富士「白焼・うな丼」

鰻最高!!!うな富士ではいつもひつまぶしをチョイスしていたんだけど、今回は白焼き&うな丼にしてみました。これが大正解だった。

白焼きで鰻の身のとろける柔らかさを感じ、うな丼でカリっと感&甘みを満喫するというバランスよ。しかもこのうな丼、まさかの鰻が二段になっているというサプライズがあり、まじでありがたすぎた。うな富士どんどん東京に店が増えてて行きやすくて嬉しいな。

 

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みはし「季節のフルーツパフェ(抹茶アイストッピング)」

苺の季節が終わる前に…!と思い、マイベストトッピングをリプライズしてきました。安定に美味い。ここ最近色んなところであんみつを食べた結果、改めてみはしのあんみつの特殊さというか得難さを感じています。みはしは最高。

 

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Rusa Ruka「レモンクリームパイパンケーキ」

久しぶりにパンケーキを食べた。こういうザ・カフェスイーツみたいなのってともすると軽んじられがちだけど、やっぱり美味いよね。ふわふわ生地にレモンの酸味が混ざりぺろりでしたわ。

 


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パリ・セヴェイユ「エベレスト・マントン」

自由が丘に行ったので名店パリ・セヴェイユへに行き悩みまくりながら2種の生ケーキをチョイス。どちらと流石のクオリティだったんだけど、特に右のマントンがものすごい好みのレモンケーキで震えた。この小さな中に、酸味もクリーミーさも、サクサクもパリパリもふわじゅわも全てが詰まっている…!!どんなバランス感覚で作られたんだ!?凄すぎ。

 

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ロイヤルホスト「苺のブリュレパフェ」

毎シーズン食わずにいられない、今年もお見事な仕上がり。なんか今回は上部のカラメルクリームの部分の甘さがよりきりっとたっていた感じがした。美味いねぇ

3月半ばから始まる苺&ピスタチオのやつも食べに行きたい。

 

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千疋屋「苺パフェ」

きになるところがあり、久々に婦人科の戸をたたいたので帰りにセルフハグとしてパフェを食べた。パフェってセルフハグの具現化って感じする。

千疋屋パフェはフルーツのクオリティに毎度うなってしまう。苺パフェの苺がハイレベルであるというのは、簡単なようで簡単ではないのだ。

振り返って気づいたんだけどこのふた月で苺のパフェ食い過ぎだな。でもどれも美味かったのでヨシ、こんなんいくら食べたっていいんだ。だろ?

完!

 

 

 

▽前回の美味いもの消費まとめ

aso414.hatenablog.com

 

 

 

2023年9-12月 美味いもん消費

気づいたら23年分だけで4ヶ月分も溜まっていた美味いもん消費。もはや24年1月も終わってしまった手前、なんかもうこの分はいっかな…と思いつつも、せっかくなのでまとめて放流します。もはや記憶が薄いものも多く、コメントはやや投げやりかもしれない。ただし9月分だけはスレッズに記録を残していたのでやけに饒舌に語っています。スレッズ記録、全然続かなかったな…(多分一時保存ができないから‥‥)

 

 

9月の美味いもん

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珈琲パーラーヒルトップ 秋のパフェ「シャインマスカットパフェ」

改装のため休業に入るとはこれを食べている頃は思いもしなかったな。山盛りシャインマスカットに酸味のあるクリームがベストマッチ。中盤から巨峰のソルベやラムレーズンのクリームなども出てきて食べたいパフェのイメージはそのままに味の変化が楽しめるのも嬉しい。そしていつも通り想像の倍はデカい。デカすぎると食べ物って得てしてやや下品になるところだけど、上等なロマンチックを維持しているところはさすがの一言。復活の折にはまたこのどデカパフェに会いに行きたいものです。


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みはし 白玉クリームあんみつ(あんずトッピング)

ふいにあんこが食べたいなと思って食べたみはしのあんみつ。美味かった…。

端正だけどはっきり主張するあんこ、舌触りのいい寒天、上品な求肥。それらをとろりとまとめ上げるソフトクリーム。そこに酸味のアクセントとなるみかん&杏が素晴らしい。みはしのあんみつは、端正さは維持しつつもいい意味でのジャンクな喜びを感じさせる味わいがあるのが素敵だ。

 


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レストラン ベルヴェデーレ「シェフお任せコース」

DIC川村記念美術館に行くたびに楽しみなベルヴェデーレでのランチ。この時はのんびり時間をとって7皿楽しめるおまかせコースを堪能。特に好きだったのは1枚目のホタテのパイ包み焼き!ホカホカのパイ生地にぷりっとした身厚のホタテが包まれていて最高。ホタテと一緒にポルチーニ茸っぽいキノコが入っていて、それがパイの甘い香りとともに鼻に抜ける感じが最高!その他の皿も文句なしのハイクオリティ、毎回想像を超える美味しさを提供してくれる飲食店があるって、ありがたみしかない。

 

10月の美味いもん

 


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クレープに狂った日々(VIRON・gelato pique cafe・ブレッツカフェ・バトー・PARLA)

10月初めにVIRONのクレープシトロンを食べ、あまりの美味さに「クレープ…最高じゃないか!?」となり、もっと食べたくてたまらなくなったのでSNS有識者から美味しいクレープ情報を聞き外回りのついでに食べまくる日々がひと月続きました。集中して同じ食べ物を食べ続けたことにより、クレープといっても店によってかなり特色があるし自分の好みもあるということが分かって興味深かった。

私は生地がやや身厚でむちっとしているもので、バターシュガーなどでシンプルに食べるのが好きっぽいという結論。

有識者から教えていただいたリストがまだあるので、折を見てこちらも攻略していきたい。行きたいお店があるのって宝地図を持ってるみたいで嬉しい気持ち。

 

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熱海銀座おさかな食堂「海鮮てっぺん丼」

初島に友人と小旅行する途中で寄った熱海で食べた海鮮丼。こういう盛りに盛ってる丼ものって絶対途中で飽きるのに、なぜか頼んでしまう。今回も途中で飽きてしまい後悔…はやくこういうお店でクールに通常の丼を頼める大人の女になりたい。

 


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ポワソンルージュ

あとり氏(id:aatorii)に誘ってもらっていった雰囲気のいいビストロ。

ヤギのチーズやアンコウなど、どれも正統派でありつつもちょっと珍しさも感じる食材を使われていてワクワクした食体験ができるのが嬉しい。しかし噂には聞いていたが量がとんでもなくて「美味しい~!美味しい~!美味しい~!(…まだある…!?)」みたいなアンビバレンツな気持ちに翻弄されてしまった。でもとっても美味しかったのでまた行きたいな。

 

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ロイヤルホスト「渋皮栗と柿のブリュレパフェ

実は柿が好き。生柿というより、料理に使われている柿が好きなんです。柿のもつ滋味な甘さが食材(?)にされたとたんものすごいポテンシャルを発揮するさまがまぶしいんだよな。しかしファミレスで柿をメインに据えたパフェを作るとはさすがのロイホのソリッドさ、かっけぇです。


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実家パーティ「お母様の納税の宴」

母のふるさと納税返礼品で刺身などが山ほど届いたので夫と連れ立ってウキウキとはせ参じ、実家でお刺身パーティを実施しました。ぶり!サーモン!ホタテ!最高~~!!

沢山納税したお母様に感謝…!

 


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LastNote~Kenji Kawasaki~ 「季節のおまかせディナーコース」

あとり氏の生誕祭として初訪問。どれも華やかで手の込んだ「晴れ」の食事たちで、シェフの冒険心というかいたずら心というか「びっくりさせるぞ!」という茶目っ気を感じるお店だった。メインのお肉の火入れ具合が完璧だったのと、添えてあった芋が美味すぎワンダホーだったのが思い出深い。

 

 

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みはし 白玉あんみつ(抹茶アイス・あんずトッピング)

クレープ熱が収まってきて、交代するように「みはしのあんみつめっちゃ食べたい期」が到来。同時に「みはしでマイベストトッピングを決めたい」という欲望が芽生えこの時から色々試行錯誤を開始しました。この時何の気なしにチョイスした抹茶アイスがみはしのあんこにベストフィットで、その後のオーダーの黄金の四番となりました。

 

11月の美味いもん

 


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義弟結婚式ごはん

横浜で挙げられた義弟の結婚式ごはん。結婚式のご飯って華やかで楽しい。海鮮が多くて美味しかったな~!

 


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出張飯諸々

繁忙期きわまる頃にアドレナリンを出しまくってこなした北海道~名古屋出張で食べた飯諸々。どの食事もやり切るパワーをくれたかけがえのなさであった。詳細は下記に別記事を書いてますのでよろしければ。

aso414.hatenablog.com

 

 


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米食べ食べウーマンの宴

昨年に続き2度目となる、あとり氏提供の新米をyukiさん(id:senayuki)とあまねさんの4人で開催した白米食べまくりの宴。各自の推し「ご飯のお供」を持ち寄りひたすら米を食い、喋り、笑う…という最高の時間です。美味しかったし楽しかったな、早くまたやりたい。詳細は下記あとり氏の記事をご参照ください。

whatsin.hatenablog.com

 

 


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うかい竹邸「料理長おまかせコース」

年に1度実施している、母と兄ズ・私のあそ家初期メンでのご飯会。去年と同じくうかい竹邸を利用、相変わらず最高に美味しい懐石料理を堪能出来て大満足だった。いい素材を丁寧にきちんと使って、正統派の”華”を卓に出してる感じでいく度晴れやかで幸せな気持ちになる食事を楽しめてすごく信頼感がある。

今回は旬菜のどじょう揚げがとっても良かった。安定の朴葉焼きの米泥棒さもさいこうでした、来年また行くのが楽しみだなぁ~!



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みはし あんみつ(抹茶アイス・季節のフルーツトッピング)

みはし熱継続中。この時、「もしや白玉は蛇足か…!?」と思い立ち、白玉あんみつからノーマルあんみつへチェンジ。前回みかんの酸味がすごくいいアクセントだったことを思い出し、季節のフルーツを追加することで果物の酸味を増す作戦。これが大正解で、かなり、かなり正解に近づいている…!という実感があった。

 

 


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タイ旅行飯

久しぶりに行った海外旅行、タイのバンコク。そこで食べた様々な美味いもんたち。熟したフルーツ、スパイスを使いこなした食事、甘ぁいタイミルクティー…。どれも本当に美味しかったなぁ。こちらも詳細は下記に別記事を書いてますのでよろしければ。

 

aso414.hatenablog.com

aso414.hatenablog.com

 

 


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麗郷 ウマ中華たち

米食べ食べウーマンズこと旅の仲間(あとり氏・yukiさん・あまねさん)と名店と名高い渋谷の麗郷で絶品街中華。実は私はここをよく知らなかったんだけど、出てくる飯がどれも思い描く「中華の大正解」の具現化って感じで箸が止まらなかった。個人的にちまきの美味さが忘れがたい。ちまき大好き~~~。


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泰興楼TOKYO本店 ジャンボ餃子

麗郷からハシゴで別の友人ズとジャンボ餃子を食べに泰興楼へ。ぱくぱく食べれる小ぶりな餃子も好きだけど、やっぱりこういうぐっと身が詰まった皮の厚い餃子が好き!米が進む!!泰興楼はお店もきれいだし、女子とダラダラ話しつつ餃子を食べるのに便利だな、と思って好きな店です。

 


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水信フルーツパーラー馬車道店「洋梨パフェ」

追いかけているブロガーさんのインスタ投稿をさかのぼってみていたらここを紹介していて、内装の美しさに惹かれて初訪問。内装はもちろん美しかったが、パフェのクオリティが高いのが嬉しい驚き。完成されたロマンティックなビジュアルにもぐっと来たし、それに加えてフルーツのクオリティがさすがに高く、瑞々しい洋梨を大満喫できてうれしかった。横浜って全然知見がないのでお気に入りのお店が出来て嬉しい気分。また行きたい。

 

12月の美味いもん

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みはし 季節のフルーツあんみつ(抹茶アイストッピング)

月に1回みはしを食う習慣は結局12月まで続いた。この時期季節のフルーツがいちごだったので、酸味要員はマシマシ苺。そこに安定の抹茶アイスをオンしたことで最高のバランスに到達、ここにマイ・ベスト・みはしあんみつが完成、誠にありがとうございました。

惜しむらくはいちごマシマシは苺の季節にしかできないため再現性が低いこと。あそのみはし旅はまだ続く…

 


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srecette 34th Parfait「Râpeux」

皆だいすきsrecetteのパフェ。今回もめでたく席を確保でき、安定のあとり氏とウキウキ訪問しました。2022年の同時期に提供されていた「autre」とビジュアルが似ていたので、ほぼリプライズなのかな?と思っていたらさすがの職人小関シェフ、そんなぬるい仕事をするはずがなかったのだ。

まろやかながらお茶のとがりも感じる絶品ソルベを軸に、サクサクのメレンゲやクリームの丸い甘さが広がる多幸感いっぱいのパフェは寒い冬にぴったりだった。

たしかこの日夕方から休日出勤(&翌日も休日出勤)で、このパフェの美味さをよすがにあの二日を乗り切ったといっても過言ではない。

 


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マリアージュフレール銀座松屋通り店喫茶

茶葉は折々で愛飲しているマリアージュフレール、今回はTLの推しのひとりこと知佳さん(id:numeOL)をお誘いし、久々に喫茶訪問。

ランチは前菜と肉か魚のメインをチョイスする形式。今回は魚にしました、年々白身の魚が好きになるんだよな~。

マリアージュの喫茶、お茶を使ってマリアージュの雰囲気を最大限出しつつもスタンダードに美味しいフレンチに着地させてる感じが手堅くて好きです。追加のケーキは限定のクリスマスケーキをチョイス。赤白がサンタカラーで可愛いね。

この日知佳さんと対面でお会いするのは2回目でしたが、初対面の時よりリラックスして話せた気がして嬉しかった。ブログの印象通り知的だけど、実際にお会いするとかわいらしさもあってとっても素敵な方です。また遊んで欲しいと思う(急に何なの)

 

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鰻 伊勢定

年末は鰻を食わなきゃ終われねぇ!!!!!

 

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横浜焼

クリスマスイブイブに横浜でクリスマスマーケットでも見るべと夫に誘われ、のこのこ行ったらクリスマスマーケットは長蛇の列で即断念。予定変更し、のんびりみなとみらい周辺を散策している時に夫が「ここの焼き肉屋は美味い気がする…!」と飛び入り入店(?)した焼き肉屋。夫の勘は正しく、めっちゃリーズナブルなのにめっちゃ美味しくて「やるな~~!!」でした。店の名前は忘れた…

 

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ease 和三盆のショートケーキ

クリスマスにシンプルなショートケーキを食べるっていいかも、というムードが去年から続いており今年のクリスマスケーキはeaseの和三盆ショートケーキにしました。

しっとりした上品な生地から鼻に抜けるような和三盆のやわらかい甘さがあって、そこに苺やベリーの甘酸っぱさがちょうどいい塩梅。お上手…!と言わずにいられない。別添のベリーソースをかけるといっきにさっぱりしたテイストに変わるのもよかった。

 

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山中湖旅行 宴

年末に一泊二日で友人と山中湖へ小旅行をした際の宴のつまみたち。この時泊まった富士マリオットホテル山中湖は、カード特典でドリンクとつまみが食べ放題だったので、山ほどオーダーし、買い足したお菓子とともに朝まで延々と話しまくるという宴をしました。3人でやる宴にしては菓子が多すぎる(でも最高に楽しかった)

 

 

以上です。なげぇ~~!書いても書いても終わらなくて何度も挫折してしまった。まとめをためるのはやめよう、大切な学びです。

完!

 

▽前回の美味いもん消費まとめ

 

aso414.hatenablog.com

 

2泊3日 繁忙期出張録(東京〜札幌〜名古屋)

繁忙期真っ只中だった昨年11月に、2泊3日の国内出張をしました。

この出張、色々トラブルがあったわりに当初「隙間時間に行きたいな~」とぼんやり思っていた場所にすべて行くというパワープレイを完遂したのが面白かったので、自分用備忘録として残します。

 

 

初日:東京~札幌

夕方まで東京オフィスで仕事をし、夕方初の羽田便で札幌へ。

この日東京はものすごく暖かくて、やや汗ばむくらいの気候だった。そこから札幌だったので気温差で風邪をひく予感に震えた記憶があります。

寒いと嫌だな~という気持ちで羽田のUNIQLOでビーニーや靴下サプリを買った。この2つ、今も大活躍しているので買って良かったな。


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新千歳空港で寿司を食う


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20時ちょい前くらいに新千歳空港着。お腹がすいていた&生魚欲が燃えていたのでラストオーダーギリギリに函太郎 新千歳空港店に駆け込んでサクッと寿司ミッションをクリア。食べたいものを値段も見ずに頼んだらまぁまぁいい値段となり「寿司って高いな(でも美味いから最高)」と思った。

 

チェックイン後仕事したり、インスタライブしたり。

札幌駅チカに宿をとっていたので、チェックイン後ちょっと資料作成などの仕事をしたのち22時頃に一時間ほどインスタライブをし、フォロワーさん方に構ってもらう。

出張の宿で一人インスタライブをするの、旅の無聊を慰められる気分で好きです。特にこの時期はずっっっと仕事の話をし続けており、雑談に飢えていたので本当に楽しかった。参加してくれた皆々様方には感謝しかない。

インスタライブ後も残務などをした後就寝。

 

二日目:札幌~名古屋

朝食ブッフェを堪能

7時ごろに起床。出張では朝食を外に食べに行くことも多いのですが、今回の宿は朝食が充実してそうだったので朝食付きプランにしていた。

意気揚々と朝食会場に行き、ブッフェでたらふく食べる。

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スープカレーが美味かった。揚げ野菜が各種あるの嬉しすぎるね~

 

商談の合間に紅葉を愛でる

午前に1軒訪問商談をする。訪問先は駅から15分くらい歩くのだけど、道中きれいに紅葉した紅葉などを見つけ「秋じゃん~~」と思うなどした。

この頃東京はまだ残暑?みたいに暖かくて、いまいち紅葉していなかったのでここで紅葉狩りができてうれしかった。


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誰も踏みしめていない銀杏って美しい…と10分くらいボーっとした。

念願の六花亭喫茶でランチ

次の商談まで移動込みで二時間くらい時間があったので、これ幸いとランチタイム。

六花亭の喫茶に行きたい!と思っていたものの、札幌本店が定休日だったので少し移動して札幌北店へ。

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なんて立派な門構えなんだ…!!!

ここで念願の六花亭パンケーキを堪能。

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こんなん童話に出てくるやつじゃん!?

ドリーミーに美しい~。芳醇なバターの薫るふわふわ生地、しつこさのないシロップ…。食べていた間中「”豊か”の味がする…ッ」とうっとりした気持ちになりました。

本当はピザも食べたかったけど、ゆっくり食べている時間がなかったので涙を呑んで我慢。えらい。でも食べたかったな~~~ピザ~~~~。


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しかしドリンクは選びきれず2種オーダー。

左は香檳烏龍茶。お願いしたらホットにしてくれました。これ、めちゃくちゃ美味しかった!!柔らかくて華やかな香りに苦みゼロ。六花亭は飲みもんまで美味いの!?と嬉しい悲鳴。

右は高名ないちごミルク。これもめっちゃ美味しかった。高品質クリーミーミルクと高品質芳醇苺が手を取り合ってダンス♪って感じのお味。これを飲んでいる時、ひとは争いを忘れる…って感じのピースフル・テイストであった。

札幌北店は地元の人が多いのかな?って感じののんびりした雰囲気で、スタッフの皆さんもすごく感じがよくて素敵だったな。地元にこんなお店があったら”誇り”でしかねぇな~~~~。もっとこの素敵な空間にいたいよ~という思いをいだきつつ、次の予定のため涙を呑んでの離脱となった。

 

新千歳空港のデスクでお仕事頑張るマン

午後は1軒商談した後、少し早めに新千歳空港へ。

夕方の便だったものの、出発の30分前までオンラインMTGがあったので早めに制限エリアに入って電源を確保した後お仕事頑張るマンとなった。

この時、予期せぬトラブルが発生しその対処をどうするかで大わらわになったりもしたためなんだかんだで2時間くらいずっと座っていていたため腰がお終いとなった。

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↑景観は最高デスク。いろんなサラリーマンが変わるがわる隣に座っては猛然と仕事をして旅立って行って、なんか良かった。

 

念願の平和園へ

新千歳から中部国際空港へ。実は初利用だったんですが、どえらいきれいな空港で驚いてしまった。中部の富…すごい…!!

これまた初搭乗のミュースカイ(めちゃ綺麗であった)で名古屋駅まで出て、宿にチェックイン。

まずは腹ごなしに噂に名高い街中華「平和園」へ

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TLでたびたび拝見し、行ってみたいな~と思っていたので今回訪問できてうれしかった!平日21時過ぎだったけどとても賑わっていて人気のほどがうかがえる。


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餃子&チャーハンを堪能。茶色くっておいしっ♪

本当は平和園名物(?)「短歌ノート」を拝見したかったんですが、ビビリで弱虫な俺様は忙しく立ち回る店員さんに声をかける勇気が出ず、しずしずと飯を食ったのち無念の退散となりました。俺は弱いッ!!!!次回こそ…

宿に戻ってからはトラブル対処のための資料を夜な夜な作成した後、2時ごろに就寝。

 

最終日:名古屋

名古屋の宿は素泊まりにしていたので早々にチェックアウト。

 

喫茶ボンボンでモーニング

朝ごはんはインスタでフォロワーが行っていて気になっていた喫茶ボンボンへ。

乗り継ぎが面倒だったのでホテルからタクシーで行ったんですが、運転手さんに住所を伝えたら即「ボンボンだね♪」と分かってくれて人気店~と驚いた。

しかしこの時の運転手さん、悪意ゼロだがミソジニーに満ち満ちた接客トークSAN値が削られた。


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喫茶ボンボン、外観からアタリだとわかるじゃん!!!


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内装もキャワ~~!まさにレトロ&クラシックだ。

平日の朝8時オープンすぐに行ったので、お客さんもまだまばらでのんびりした雰囲気が味わえてよかったな。でも9時前には満席になっていた、すごい…。


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モーニングセットとケーキ「マロン」をオーダー。

六花亭に続き「童話か…!?」と思うほどにドリーミーな布陣。最高の朝食…!

特にケーキ「マロン」が本当に好みの味で、テイクアウトしたい…!と思うほどだった。ホロホロとくちどけ儚い粉砂糖の味が、クラシックを超えてもはや新しさすら感じた。美味い…来てよかった…としみじみ。また名古屋に行った際はぜひ再訪したい。

 

マックでお仕事頑張るマン

2件の訪問商談を終えた後、オンラインで後輩の資料レビュー。

電源がありつつ、声を出しても大丈夫な場所を求めた結果マックへたどり着いた。

サラリーマンの聖地、それはマック…。

この時レビューした資料が思った以上に進捗が悪く、パニックになった後輩が画面越しに泣き出した為あたふたした。泣いてる後輩をオンラインで慰めつつリバイス指示を出すむずかしさよ…。

私も新人の頃に資料がうまく作れなくてパニクって泣いたな~っていうのを思い出し、そんな自分がこんな風に後輩指導してるなんて「年次重ねたな」としみじみしたりもした。大人になったもんですね。

 

無理やりねじ込み「福田美蘭展」鑑賞

後輩の資料リバイスを待つ間、どうしても行きたかった「福田美蘭展」を見に名古屋市美術館へ。

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当初は最終日を早上がりにしてゆっくり見ようと思っていたけど、なんやかんやで無理になったのでかなり駆け足。

福田美蘭、2022年に練馬区立美術館でやっていた企画「日本の中のマネ」展で作品を見てからすごく気になる作家だったので、まとめて見れる機会を逃したくなかったのだ。


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ボリュームもしっかりあり、大満足。

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思わぬところに作品があったりして、見回すのが楽しい展示だった。

どの作品もちょっとした視点の切り替えが面白くて、見ていると現実と空想の境界がふとした瞬間に消えていくような感覚になるのが面白い。

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かなり直近の作品まで展示されていて、コロナ・ウクライナ戦争におけるプーチン像など現在と地続きの作品は今生きている作家の作品を見る、同時代性のすごみみたいなものが感じられてよかった。ただ「きれいだな、好きだな」だけじゃない鑑賞体験ができるのって得難いことだな、と思ったりした。

 

ドトールでお仕事頑張るマン

展示鑑賞後は、近場のドトールでリバイス資料の再レビューをしたり、引き続きトラブル対応のため上司と電話つなぎつつ資料作成。必死にお仕事頑張るマンをするも、20時頃に限界を迎え「家帰ろ」となる。

 

食わなきゃ終われない。ひつまぶしRTA

思えばモーニング以降はドリンクしか摂ってなかったので空腹が限界を迎え、ラストオーダーが迫る備長エスカ店に駆け込みひつまぶしをオーダー。

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着丼してから新幹線出発まで30分もなかったため、ひつまぶしRTAの様相を呈す。

思えばなぜこんなタイトなタイム感なのにひつまぶしをチョイスしたのか今となっては謎でしかない。多分空腹で頭がバグっていたんでしょう。黙々と箸を進め、無事20分ほどで完食、我ながら見事な早食いである。美味しかったな~~~鰻と米の甘さが体中を駆け回るようでした。

 

新幹線で爆睡、のち帰宅。

その後は新幹線で血糖値スパイクによる爆睡をキメつつ、日付が変わる直前頃に帰宅となりました。翌日も朝一で商談だったので「マジで?」って気持ちでいっぱいだった記憶がある。

思い返すとなかなかハードな3日間でした。繁忙期だね~って感じだ。

この時期は繁忙期に加え、月末にタイ旅行を控えていたためすべての予定を前倒してツメツメにしており、そこにトラブルが連続しギャー!みたいな状態。

さらに道中私の指導不足による後輩対応も乗っかったもんだから、自分でも怖いほどにアドレナリンが出てしまい途中で「こうなったらもうやりたいことはすべてやる」モードに突入。結果行きたい店・展示をすべて回ったのだった。

なぜこんな無茶なスケジュールを強行したのか、さらに体調を崩さず走り抜けられたのか今思えば不思議でならない、アドレナリンってすごい。が今後はこんな風に無理なスケジュールにはしたくないな…とも思う。

私の出張ってめちゃくちゃ余裕があるか全く余裕がない馬鹿スケかの2択なのなんでなんだろう。ちょうどいい負荷の出張がしたい、しよう。

 

完!

 

タイ旅行荷物&服装まとめ

昨年11月に久々の海外旅行としてタイ バンコクへ行きとても楽しかった。せっかくなので旅の記録とは別に、荷物や服装を備忘録します。

 

旅行記はこちら

aso414.hatenablog.com

aso414.hatenablog.com

旅の荷物

旅行用バッグラインナップ

旅行に持っていくバッグは、たくさん物が入り軽いことが重要。

あと何があるか分からないのが旅行と心得、汚れたり壊れたり、最悪なくしたとしても諦めがつくものをチョイスしています。

 

機内持ち込み用:ロンシャン プリアージュネオ

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仕事用バッグでもあるこいつは飛行機でも重宝。軽いし丈夫でたくさん入り、チャックがある。最高~!

 

メインバッグ:mont-bell U.L.MONO ショルダーM

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軽い、軽すぎる…!そして恐怖を覚えるほどにものが入る。味もそっけもないデザインがどんな服でも合わせやすい。薄くて黒いので、自分用と分かるようにレモンのクリップを着けています。

 

サブバッグ:marimekko ファブリックバッグ

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水分や羽織もの、買ったお土産などをぽいぽい入れていく用のサブバッグ。薄くて軽い、そしてこれも無限に物が入る。marimekkoのこの華やかさが旅の浮かれ気分にちょうどいい。あとショルダーじゃないバッグは派手な方が置き忘れなくていいかな~と思う。

 

機内持ち込み用バッグの中身

機内にはこれらをロンシャンにぶち込んで搭乗。

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奥:左からどちらもUNIQLOのカシミヤストール、ビーニーキャップ

機内の寒さ対策。ストールは薄手でかさばらないし、カシミヤながら手荒に使って惜しくない価格帯なところがありがたい。椅子と同化してしまい忘れないよう、あえての白チョイスです。寒さ対策には頭部の保護が効果大なのでビーニーもいれている。こちらも鞄の中で見つけやすい色で。

手前:左からこまごまとしたグッズを入れたポポーチ、凝りほぐし用のLa-vieのやわこ。着圧レッグウォーマー、使い捨てスリッパ。

機内快適過ごし用グッズたち。ポーチは普段も使っているレスポ。これは付録のもので、市販のポーチより断然使いやすいのでずっと使っていてかなりボロボロ。この薄くて仕切りの無いデザインを定番として売って欲しいよ〜。

座ったら座席と腰や背中の間にやわこをセットしてゆるーく圧をかけておき、たまにゴリゴリしてみたり。着圧ソックスはつま先まであると痛くなることがある(巻き爪なので…)のでレッグウォーマータイプが好きで、搭乗直前に装着します。使い捨てスリッパは足がむくんで靴を履いているのが辛くなったとき用。今回は足元がTevaだったので未使用。

機内用ポーチの中身

レスポのポーチにはこんな感じのものをイン。

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左奥から、マスク・ハンドクリーム・Narinロールオンオイル・ティッシュ・ミニ羊羹・ナイトミン耳ほぐタイム・ポケムヒ・常備薬・ヴァセリン・コンタクトの替え・ウェットティッシュ・歯磨きセット。

マスクは寝てる時によだれ垂れたら変えられるように多めに持参。機内で着けるマスクは大きめでシンプルなプリーツタイプが好き。

乾燥がエグいのでハンドクリーム&オイルでトイレに行くたびに暇つぶしがてら手を保湿。Narinのロールオンオイルはいい香りでリフレッシュ効果もあるのでたまにスーハーしたり。機内は乾燥していて香りが広がりやすいので、これくらいのささやかな香りがちょうどいい。顔の乾燥にはヴァセリンを塗ったりしてます。

非常食としてとらやのミニ羊羹をふたつ。まぁ機内食があるので出番がないことも多いけど、安心のため。かつてカナダにオーロラを見に行った際、現地のお菓子に飽ききってしまいこの羊羹に助けられたことがある。成田と羽田に売ってる空港限定「空の旅」が可愛いので見つけると買いだめしちゃう。旅行に行く子へプレゼントしたりもする。

ナイトミンは耳からじんわり温まるので寝落ち促進に最適だし、耳栓代わりにもなる。常備薬は整腸剤・胃薬・鎮痛剤・蕁麻疹出たとき用のアレグラ・痔疾対策にボラギノールを入れている。

メインバッグ

常に身につけているショルダーバッグには貴重品と使用頻度の高いアイテムをイン。この中身は基本的には機内でも現地の街歩きでも不変。

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奥左から、除菌ウェットティッシュティッシュ2種、財布、パスポートポーチ、ハンカチ。

意識してなかったけど、ティッシュ2種入ってた。Tempoは厚手なので何かをふいたり、買い食いしたお菓子用のペーパーナプキン代わりになって便利。海外はトイレットペーパーがなかったりするので、一応水に流せるスタンダードなティッシュもイン。お財布はギャルソンのもので、コイン部分が大きく開いて見やすいので、慣れない硬貨を使う海外旅行で重宝している。その他細かいものはパスポートポーチにいれちゃう。

パスポートポーチの中身

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ポーチは無印良品のダブルファスナーメッシュケースをずっと愛用していて、ファスナーに同じく無印のトラベルS字フックをくっつけている。中にはパスポートのほかに、こまごまとしたものをイン。

なんだかんだで紙があると安心なので薄いメモ帳とペン・マステなどの筆記用具。目薬・バンドエイドと合わせて、鎮痛剤などの常備薬はこちらにも入れておく。海外旅行はたいてい疲労蓄積マックス状態でいくので、機内では眠くなる風邪薬を飲んで即寝戦法をよく使います。

機内の充電用にUSBケーブルや機内の乾燥で爪が折れた時用のネイルフィルム。一応櫛と髪ゴムも入れていて、ここら辺はアメニティの再利用。

タイで買った鼻スースー嗅ぎ薬は、今回の旅の復路から新たにイン。街や車内の匂いにウッとする事ってあるので、その時にいいかなと思っている。

サブバッグ

サブバッグとしてトートバッグを活用。メインに入りきらないものを入れたり、道中で買ったものなどを入れたり。

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左奥から、日差し&冷房対策用にUJOH DANSKINのUVカット素材のシャツ。自撮り棒、mont-bellの軽量雨傘、メイクポーチ、Ankerのモバイルチャージャー、水。

mont-bellの雨傘は驚くほど軽くて最高。使った後もバッグに戻せるよう、ロフトで買ったタオル地の防水カバーにいれて持ち歩き。このモバイルチャージャーはゴツくて重いんだけど、iPhoneをフル充電3回くらいできるので安心感がすごい。旅先では充電切れは命取りなので、多少重くても我慢してこいつを携帯している。写真に入れ忘れているけど、冷え対策として薄い靴下も入れています。冷えは命取りだから…。

 

メイクポーチの中身

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左奥から、クラランスのリップオイル、リップモンスター、ミンティア、ここにも常備薬、無印のアルミミラー、ラブクロムTSUKI、龍角散タブレット

観光中は化粧直しをほぼしないので、本当に最小限のものをヌキテパでアクセサリー買った時にもらえる巾着袋に入れている。リップに色がないと写真が絶望的になるのでリップだけは一応持ち歩いていて、しっかりティントのリップモンスター&乾燥対策にクラランスのリップオイルが定番。液だれしたら嫌なので一応ジップにいれておく。常備薬は可愛いアルミケースに入れてひとまとめに。ここにも胃薬、整腸剤、鎮痛剤が入っている。メインバッグにも入っているんだけど、念のため。旅では喉がやられがちなのでなんな変だなって時は即龍角散。飴のように口に長く残らないので持ち歩きはタブレット派です。

 

スマホ

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もはや携帯が無ければ旅は立ち行かない。すべての情報はここに詰まっている…ので失くしたらマジでやばい。普段は使わないけど旅行ではスマホショルダーを着けて、紛失&盗難を予防。使い古しのケースに派手目のステッカーを入れている。ぶら下げること自体が防犯上あんまりよくないエリアもあるかもだけど、バンコクは特に何も問題なかったと思う。現地のネット通信はSIM入れ替え派だったけど、今回の旅でeSIMを導入したら超らくちんで感動したので、今後も基本はeSIMでいくつもり。

 

パッキング用品

基本的に仕分けは無印良品の仕分けケースを愛用。そのほかは特別なものを持って行くわけじゃないけれど、ジップ袋や巾着布袋は少し余分に持っていきます。

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↑この写真全てのものがシワシワでウケちゃう、わかりにくくてすまん。

旅行ではお菓子や化粧品お土産に細々としたものを買うことが多いので、余分に持っていくと帰りのパッキングに使えて便利なので…。


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(左)お土産一式 → (右)小分け後。すっきり!

細かなものを仕分けしていくときアドレナリンが出てくるタチなので、パッキングもアンパッキングも大好き派です。↓帰国直前のトランク。

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タイ旅行ではいろいろお土産を買ったので、帰りはかなりパンパンだった。小分けするのが好きとか言いつつ、パッキングは空港や家でトランクを開けたとき中のものがぶわーっと広がったりしなければいいので、整然と並んでなくても気にならない。

おまけ 旅の洗面台

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持ち物じゃないけどおまけとして…。

スキンケア以外の海外旅行必携品はここらへん。

左からRefaのブラシ、リステリンミニボトル、ヘアオイル、リップバーム、ボディクリームフルボトル、ヘアワックス、電動歯ブラシ、フロス、日焼け止め2種、ロールオンデオドラント。

国内旅行と被るものも多くて、海外で増えるので言うとリステリンミニボトルくらいかも。海外旅行は香辛料や味付けが濃いことも多いので、朝晩口をリセットさせる気分で持って行っている。リステリンは殺菌力も高いので道中の風邪防止にもなる、フレーバーはトータルケアゼロ+派です。ヘアワックスは未だに旅用のベストアイテムを見つけられていないので、今後の課題としたいところ。ボディクリームは使い古しのフルボトルを持ってきて、旅先で使い切って捨てていく。

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大きめの紙幣を崩すため現地コンビニで歯磨き粉を買うのが好き。日本にはないフレーバーが多くて面白いし、絶対使うものなので。

バンコクではColgateの塩ミント味があってオモロかった。はじめはぎょっとしたものの、爽快感があって癖になる。もう一本買っても良かったな~

 

旅の服装

4泊5日での旅衣装一式

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インナー類などを除いてのラインアップがこちら、なんだかんだですべて着たかな~。

あんまり予備の服は持って行かず、ドレスコードのあるお店に行くとき以外は終日同じ服で通すことが多い。旅行用の服、という感覚はなくていつものワードローブの中からその旅に最適なアイテムをピックしていくことがほとんど。シワになりにくく、洗える服が基本です。

 

全日程ワンピース

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今回の旅では全日程ワンピースで過ごした。

気温が高い&たくさん食べることが予想される旅にはやっぱりワンピが楽だし便利。かさばらないので荷物の圧迫も少ないし…。CABaNのボタニカル柄ワンピ以外ノースリーブで重ね着なしの1枚で着た。


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基本型はこんな感じ、ワンピ&キャップ・足元はTeva。日本で遊ぶ時とバッグ以外変わらんね…。


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今回持って行ったワンピはバックシャン(って表現今も使う?死語?)なものも多かった。背中が空いてると可愛いし、涼しくていいです。日焼けはするけどね…
お寺に参拝するときは露出NGなのでシャツを羽織って対応。

 

アクセサリー

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旅のアクセサリーはこんな感じ。

UPALAのビーズネックレス&ブレスレットに、Tiffanyのピアス。腕時計はBaby‐G。暑い場所に行くときはビーズアイテムがカジュアルで可愛いし、汗など気にせず使えて便利。このUPALAのネックレスとブレスレットは2023年に買った新入りで、ビーズだけどおもちゃっぽさがなくてつけやすい。どちらも夏旅行に大活躍してくれたので、買ってよかったな~と思ってます。

ピアスはかなり前から使っている母からのおさがりのムーンストーン。キャッチがしっかりしているので落としにくいのと、どんなアクセサリーや服装とも合いやすいので旅行への持参率が高いです。

奥に映っているバレートレーも持参したもの。ホテルにアクセサリー置き場が無いことが多いので、海外旅行の時は持参することが多い。アクセサリーはトレーにおかないと忘れて帰りそうで怖いので…。今回は母が以前プレゼントしたBONAVENTURAのものを持ってきていたので一緒に使わせてもらいました。自分であげた物ながら、派手カラーで目立って可愛いね。

おめかし着

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2日目夜にドレスコードのあるレストランでのディナーを予約していたので、おめかし着としてこれらを持参。いうて夏のアジアなのでそこまでキメキメである必要はないながら、観光着よりはややきれい目を意識しました。

mameのワンピースは2019年SSのもの。上品な花柄&ゆったりラインでリラックス感があって夏のおしゃれ着っぽさがあり可愛い。

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バッグもオーガンジー素材のものにして、ややきれい目に。レストランがサンダルNGだったので、チャイナシューズに履き替え。チャイナシューズはヒールほどかさばらないけど華やかさもあって旅のおめかし用に便利です。

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着るとこんな感じ。足元に色が入ると華やかで嬉しい気持ちになるね~

 

室内用ダル着

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朝ごはんを食べに行ったり、部屋でだらだらする時用のダル着。

暑い国へ行くときはたいていダル着をもっていっている。汗をかいた服のまま部屋でだらだらしたくないのと、備え付けがないときはパジャマ代わりにするので。(今回のホテルにはパジャマがあったので寝るときは着なかった)

Tシャツはデイヴィット・ホックニー展のグッズ、ハーフパンツはファミマオリジナル。室内は冷房で足が冷えることも多いので、これもファミマオリジナルの靴下をはいてました。ペニンシュラバンコクでは問題なかったものの、ホテルのコード次第ではラフすぎて朝ごはん会場NGかもしれないな~。

 

総括

「旅行用」みたいなものは少ない方だと思っていたけど、いざこうやって振り返ってみると旅行専用にしているアイテムが結構あることに気づいておどろいた。

荷物量に関しては結構ある方かもな、国内だと何かあれば買えばいいや~と思えるけど、海外旅行だとそうもいかない部分もありなんだかんだであれもこれも~となりがちかもしれない。もう少し旅経験値を積んだらもう少し研ぎ澄まされるのか…?

あと、ヘアケアグッズなどはもう少し改善できる気がしていて、引き続きこれぞというアイテムを探していきたいと思っているので、まだまだ伸びしろがいっぱい!

今後もアップデートがあったら適宜まとめていきたいなと思います。

ずいぶん長い記事になってしまった、読んでくださりありがとうございました!

 

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▽国内旅行の荷物や服装諸々はこちらの記事でも語ってます。

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